トゥモローマイルド コンセント用・(新品/株トップランド) 1,480円
交換用カートリッジ・(新品/株トップランド) 580円
散財日記というか、ちょうどタイムリーなネタということで雑記。10月1日よりタバコの価格が100円以上値上げということで、駆け込み需要や禁煙グッズがニュースでも取り上げられています。駆け込み需要を見越したタバコのカートン販売だけでなく、禁煙グッズとしても今が商機なのでしょう。ドンキにいったところ、たまたまこれが置いてありましたので買ってみました。電子タバコとは、香料などで匂い付けをした液体(リキッド)を、水蒸気にして噴霧させる吸引機です。2000年代初め頃に中国(香港)で開発されたもので、海外ではニコチン入りのものもあるようですが、国内では薬事法の関係上ニコチンは入っていません。まだはっきりと安全性や効果がわかっていないため、正式な禁煙グッズとしては、認められていないようです。個人的には、ガジェット好きというかギミック小物好きなため、試してみたいと思っていました。ただ国内流通ものは5,000円~10,000円以上と結構値が高く、でなければ980円ほどの使い捨てと両極端だったため手が出ませんでした。最近では、宝島社がコンビニや書店で流通させた2,500円ものもありましたね。とりあえず、これは1,500円ほどで充電式ということで、お試しとして購入してみました。
だいたいどの製品も構造は共通しているようで、本体(バッテリー部、噴霧器(ヒーター部))、カートリッジからなっています。カートリッジ内部にたばこやフルーツ系の香料の入った液体(リキッド)が入っており、ヒーター部で熱して液体を霧状化するという仕組みのようです。ニコチンが入っていないため気分の問題なのですが、たばこ系の匂いのする水蒸気を吸ってみると、意外に満足感はあります。1ミリグラムの薄いタバコを、さらに半分くらいにしたような感じです。タバコが止められないのはニコチンが原因ですが、それだけでなく習慣になっている部分も大きいと思いますが、その部分の代用品としては使える気がします。人により個人差が大きいとは思いますが、煙草の本数の節約という意味でなら使えるでしょうか。(これでいける人は、多分パイポでもいける筈)
ただ水蒸気でもガンガン吸えれば満足感もあるのですが、充電が3~4時間程度しかもたなかったり、カートリッジも半日もたなかったりと(1個あたり200円)、禁煙具や嗜好品として使うには微妙なところで、まだまだ玩具の域を出ていない気がします。ネットなどで調べてみると、海外よりニコチン入りのものを個人輸入したり、カートリッジ式でなくリキッド(液体)を含ませるタイプのもの(当然コストが安い)、あるいはリキッドそのものを自作したりと、いろいろと奥が深いようです。今のところは、ヴィレッジヴァンガードあたりに売っているジョークグッズ、アイデア雑貨というように考えれば、この値段だったらまあいいかなという感じでしょうか。