80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

励まし人形 りょうまくん・株式会社バンダイ/ナムコ

2010-01-30 18:13:34 | 玩具・雑貨

 これは、昨年(2009年)12月に株式会社バンダイより発売された『励まし人形 りょうまくん』です。なかなかみつけられず、ようやくドンキにて見つけました。これの元ネタは、(今はバンダイのグループ企業である)ナムコより、1985年にエモーショナル・トイとして発売された『はげまし人形 龍馬くん』です。バンダイとナムコが一緒になったということや、ドラマなどで坂本龍馬が注目をされているということなどから、復刻になったものだと思います。80年代ナムコを知っている層には懐かしく、そうでない層にもかわいらしいグッズとして、(ある意味)奇跡の復活を遂げたことになるのでしょう。オリジナルとの違いは、サイズがひとまわり縮小されて、“はげまし・龍馬”がそれぞれ漢字、ひらがな表記へ変更、語ってくれる言葉が4つから6つへと増えています。


 オリジナルの龍馬くんは、エモーショナル・トイとして1985年に2,300円で発売されました。ナムコのエモーショナル・トイには、それ以外に“べらんめい人形 がんこ職人”(2,300円/86)、“静寂石”(87)、“ワギャナイザー”(4,800円/87)がありました。“龍馬くん”、“がんこ職人”のデザインは、源平討魔伝の穴田 悟氏が担当。またエモーショナル・トイではないようですが、業務用ワギャン(大声を出してリアクションを楽しむエレメカ)の玩具版として“クチのへらない卓上怪獣 ワギャン”(6,800円/87)がナムコットブランドで発売されていました。この(84~)頃には、TVで“オモいカルチャーをオモチャーと言う”、“クーソーしてから寝てください”といった少し変わったFC・ナムコットのCMが流れていましたが、この時期のナムコは“なにか楽しいことをしてくれる”、“新しいことを始めてくれる”といった期待感に満ちていたように思います。オリジナルの龍馬くんは、そういった空気の中に生まれてきた玩具だったわけです。オリジナル版はこちらで紹介されてます。


 オリジナルでは、刀を引っぱってスイッチを入れていたようですが、こちらは押す仕様へと変更されています。


 本体の裏側には、電源スイッチとスピーカーが。オリジナルの龍馬くんでは、足の裏側にあったようです。後ろ姿もいい味だしてます。


 一番の変更点は大きさが縮小されてしまったということでしょう。店頭にて最初見た時、ちっさと思いました。記憶の中の龍馬くんは、もうひとまわりほど大きかったように思います。同時に価格も1,300円ほどと安くなっており、ディスクトップに飾りやすいようにという配慮のようです。まあ、いまさら3,000円~4,000円ほどでオリジナルに忠実な復刻版を出しても、(80年代当時を知っている)マニアな層にしか売れないでしょうから、これは仕方ないでしょう。個人的には、当時(おそらく6,800円と高価だったことから)“クチのへらない卓上怪獣 ワギャン”を買い逃しており、いまだにそれが少し悔やまれます。(こちらは復刻はまずないでしょうし)。


 玩具自体は、刀を押すと6種の音声で励ましてくれるという、なんということはないトーキング人形なのですが、80年代当時のナムコを知っている人にとってはまた別な意味を持っているように思います。ということで、“80年代ナムコ”とか、“キャロットハウス”とか、“ラジアメ”や、“ナムコット”というキーワードに反応してしまう人には、なかなかお勧めの(必須?)アイテムだと思います。


“心はいつも太平洋ぜよ!”

参考:Wiki ナムコ、エモーショナル・トイ、ワギャンの項、ものと泡、1983トーキョーサイド、ゲーム貴族

散財日記 in 迷宮のアンドローラ

2010-01-26 23:50:22 | 散財日記・雑記

 にわか自転車ブログみたいになっていましたが、通常進行に戻します。自転車ネタもぼちぼちやります。

迷宮のアンドローラ/長岡秀星・(古本/集英社) 200円

 先週末は飲み会(新年会)と、寒波でえらく寒かったためドリーム&ビアンキは出番なしでした。自転車関係の買い物にショッピングセンターや、ホームセンターなどをまわったくらいでした。自転車関連は、あせらずにのんびりとやります。『迷宮のアンドローラ』は、1984年に発表されたイラストレーター長岡秀星氏作のイラストストーリー集です。長岡秀星氏は、米国在住のイラストレーターで“カーペンターズ”、“アース・ウインド&ファイアー”などのジャケットを手がけたことで知られています。特にこの“迷宮のアンドローラ”では、小泉今日子さんが同名のイメージソングを歌ってヒットしましたので、その辺りから覚えている方も多いのではないかと思います。また長岡秀星氏といえば、80年代的にはナムコの『ボスコニアン』(BOSCONIAN/81)のポスターでも話題になりました。“迷宮のアンドローラ”は、単なる画集ではなく物語が付いており、まさに絵物語的な作りになっています。なかなか80年代っぽいネタですので、また調べてみて紹介します。


ミクロマン キンニクマンシリーズ・ラーメンマン・(新品/タカラトミー) 300円
ACTION CITY ロンドンタクシー・(新品/?) 50円

 なにか脈絡のない買い物ですが、ザラスのクリアランスにてつまんできたもの。目的は、バンダイナムコの復刻版『りょうまくん』だったのですが、売り切れたのか入れてないのか、置いてありませんでした。週末にショッピングセンターやら、雑貨店などもまわったのですが見当たらず。りょうまくん人形は、80年代当時『ワギャン』人形とともに買い逃していてちょっと後悔してますので、なんとか手に入れたいです。坂本竜馬人気で、オリジナルの“りょうまくん”自体を知らない層にも売れているんでしょうかね。


 ミクロマン キンニクマンシリーズ・ラーメンマンは、ミクロアクション・シリーズの中の一品です。このシリーズ、エイリアン&プレデターなど映画や懐かしのキャラなどを続々とミクロマン化して、しかも1,000円程とリーズナブルで良かったのですが、最近新作が止まっているような気がします。是非続けていただきたいシリーズです。


 ロンドンタクシーは、中国製のミニカー。それほど出来が良いものではありませんが、ロンドンタクシーという題材がよいため、雰囲気はなかなかいい感じです。


内蔵型DVDドライブ・(新品/LITEON) 3,980円

 PCのディスクドライブが認識をしなくなったため、内蔵型のDVDドライブを購入。予定外の出費です。日曜日にりょうまくんを探すついでに購入して、まだ時間がなくてそのまま。


DVD・初恋の来た道・(中古/ソニー・ピクチャーズエンタテイメント) 300円

 『初恋のきた道』は、1999年公開の中国映画。張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品で、章子怡(チャン・ツィイー)主演。日本では、『あの子を探して』、『至福のとき』とともに「しあわせ三部作」と呼ばれていました。張芸謀(チャン・イーモウ)監督を一般にも有名にして、章子怡(チャン・ツィイー)をスターダムに上げた作品だといえると思います。いかにもなタイトルが付いていますが、原題は“我的父親母親”(The Road Home)で、文化革命で農村にやってきた父親と、今では年老いてしまった母親の若い日の話です。章子怡(チャン・ツィイー)の魅力が炸裂しており、彼女のための作品とでも言えるような映画ですが、中国の広大な風景も見所のひとつだと思います。

自転車三昧/高千穂遥・NHK出版 生活人新書

2010-01-24 12:24:43 | 原付趣味&Bianchi

自転車三昧/高千穂遥・(古本/NHK出版 生活人新書) 350円

 『自転車三昧』は、2008年にNHK出版より発売されたSF作家の高千穂遥氏による自転車エッセイです。氏は、2006年に“自転車で痩せた人”を同じ出版社より発表しており、その好評を受けてのものだと思います。“自転車で痩せた人”の後に出版された“じてんしゃ日記”では、漫画という形式と(彼女自身も初心者である)一本木蛮さんを起用して、(自転車に詳しくない)一般の人や初心者にも自転車の楽しさを伝えるという形で書かれていましたが、こちらは文章によるより詳細な“じてんしゃ日記”といった趣の一冊です。ママチャリ生活から始まって、ポタリング生活、ロードバイク生活・思想編、実践編、ピスト(競技用自転車)生活、乗らない生活と、(プロではない)一般の人がたどる自転車趣味を網羅するような形で書かれています。自転車の専門家が書いたものではないですから、(観光案内のようなポタリングやツーリング記事とは異なって)逆に身近で参考になるような点も多いように思いました。軽い感じで読めますので、お勧めの一冊だと思います。


 ということで、前回のサイクルコンピュータ取り付けネタの続き。自転車屋さんのサイトでサイクルコンピュータ配線の処理の記事を見つけました。ブレーキケーブルなどに巻くようにして処理すると綺麗にできるようです。※配線に余裕を持たせないと、ハンドルをきった時に断線もあるので注意。


ビアンキ・ミニベロ8はシンプルな自転車なので、ハンドル周りがごちゃついているのはどうも似合わないため、ベルはこの位置に移動。


 コックピット(?)はこんな感じ。メカニカルな自転車だと、ここにGPSやらフラッシュライト2本出しとか似合いますが、これにはちょっと難しそう。フラットバーハンドルが短いため、あれこれ取り付けるにはかなり狭いです。


 夜間走るつもりはないためライトはそれほど必要ではないのですが、自転車につけるLEDライトはちょっと奥が深くて面白いためまだ検討中です。たまたまチェレステのかわいいライトを見つけたため、ちょっとした小ネタ。


 マジックバンド2本を組み合わせて簡易ハンドルバーブラケットを作ります。


 チェレステカラーが見事にマッチングして、なかなかいけてます。


 上から見るとファンシーすぎますが、前からだと純正のようにも。


 ネタ元は、ダイソーのライト。さすがに自転車用としては無理ですが、アクセサリーとしてはいいかも。もう少し性能の良いもので、このような色のLEDライトが見つかれば、案外いけるかもしれません。


 写真のマジックバンドはしっかりしたものを使ってますが、100均でそろえれば計200円。自転車のキーホルダーや鞄などに付けて、鍵穴用としてなら使えるかも。


 マジックバンドのためどこでも付けられます。ステムに取り付け。


 自転車のライトには基準があって、ある程度以上の明るさがないと前照灯とは言えません。そのためこのようなもので夜間を走るのは無理です。ただ自転車のライトって、実際に付けてみないと合うかどうかがなかなか分かりにくいですね。こういうチェレステの性能の良いライトがあったら欲しいかな。少し前のビアンキの純正品には、チェレステカラーのキャッツアイ製のものがあったのですが、現在のものは少し変わってます。

サイクルコンピュータ取り付け:CAT EYE VERO5

2010-01-21 00:35:11 | 原付趣味&Bianchi

 今週はずっと帰宅途中の自転車屋、スポーツ用品店、ホームセンター、電気店めぐりが日課となっています。自転車用のライトなどが欲しいということなのですが、LEDライト関係はけっこう奥が深く、ちょっと迷っているためひとまず保留に。そのまま手ぶらで帰るのもあれなため、とりあえずCAT EYEのサイクルコンピュータを取り付けてみました。サイクルコンピュータ、サイクロコンピュータ(cyclocomputer)とは、速度、走行距離などを計る自転車用の機器のことです。LEDライトや、空気ポンプ、ボトルゲージ(ボトルホルダー)などは、値段や性能、デザインがよいものが欲しいかなということで迷っているのですが、サイクルコンピュータの方は(どうせ使いこなせませんので)安いものを。CAT EYE VERO5 CC-VL110という、ネットなどでは1,000円ほどで売っている一番廉価なものです。スポーツショップの自転車用品コーナーにて1,780円でした。ベルも洒落たものがないか探したのですが、特にピンとくるものがなかったため、こちらも安い(400円ほど)シンプルなものを購入。


 ベルは保安部品として付ける事が義務付けられていますので、とりあえず右側の右手の届く位置に。ただミニベロ8フラットバーの場合、ブレーキレバーと一体になったシフターがじゃまになるため右端に付けられません。で、中央よりの微妙な位置に。


 サイクルコンピュータのセット内容。①本体、②ブラケット、コード、センサー、③マグネット、④タイラップ(結束帯)、説明書です。サイクルコンピュータには、センサーが無線式と有線式のものがあるのですが、廉価なものということで有線式。機能も、走行速度、走行距離、消費カロリー、積算距離、時計と最低限のもの。上位機種や高価なものでは、走行時間、ケイデンス、心拍数等が計れるもの、PC上で管理ができるもの、GPS付きのものなどあるようですが、とりあえずは必要最低限なものでOK。ただ個人的には平均速度も欲しかったかな。


 センサーをフロントフォークに取り付け。ミニベロで小さな車体のため、隙間も狭く取り付け位置が難しいです。この後ブレーキに干渉しないように内側に入れ、タイラップで固定します。


 スポークに取り付けるマグネット。これをセンサーが拾って、速度や回転を計測。


 こんな感じ。センサーとマグネットの距離は5ミリ以内にしろと指示があります。


 ベルが右側中央よりにあるため、必然的に本体取り付け位置は左側へ。上位機種はもっと小型で中央のステムなどに取り付けられていますが、これはブラケットの関係上それは無理。サイクルコンピュータは店頭で見るとちっさと思いますが、実際自転車につけるとでかく感じます。


 センサーを右側フロントフォークにつけている関係上、ハンドル左に本体があるとコードの処理が綺麗に上手くいきません。(有線式の悲しさ)。


 ということで左右入れ替え。ベルを左にサイクルコンピュータを右に。簡単に書いてますが、やっている最中はあれこれ試行錯誤しました。なんかいかにも初心者っぽいハンドル周り。(いや初心者だし)。


 後は線を綺麗に処理して取り付け終わり。100均やホームセンターに行ったら、コード処理用のタイラップなどたくさん売ってます。また後日することに。


 後はタイヤ径を入力してタイヤを回してやり、速度が表示されれば完了。上位機種などでは、実際にタイヤ径を計測して入力したり、ホイールやタイヤの種類まで考慮に入れたりできるようですが、これは(カロリー消費量なども)あくまでも近似値ですね。ただ実売1,000円程度という事を考えれば、よくできていると思います。いずれもう少し良いものに変えるかと思いますが、それほど厳密さを求めなければ実用的には十分かな。

土曜日のビアンキ(Bianchi)

2010-01-16 21:52:09 | 原付趣味&Bianchi

 晴れた土曜日には自転車に乗って(小説のタイトルみたいだ)・・・と思っていたのですが、微妙に寒かったことと他にも用事があったため、ちょこっと写真を撮っただけで終わりました。ただやはり自転車は、自然光の元で撮るのが一番だと思いました。室内に置いてあるオートバイや、自転車のことを“床の間バイク”というのですが、グーグル検索をするとここが上位に引っかかります。(現時点ではトップ)。ドリーム50の時に書いたものが検索に引っかかっているのですが、他はやはり高価なロードレーサーに関してのサイトが多いようです。また乗ることよりも、いじる事をメインにしたバイクのことを“盆栽バイク”ともいうのですが、こちらはオートバイ関連のサイトが多いようです。それにしても、なんか床の間バイクというより“深窓の令嬢バイク”っぽい雰囲気がしてます。


 そういえばこの自転車は取り寄せてもらったものではなく、もともと自転車屋に置いてあったのものです。道路より見えるショーウィンドウすぐの位置に置いてあり、通勤の際に見かけるその深窓の令嬢っぷりに惹かれて・・・(嘘)。あるいは、ショーウィンドウ越しにトランペットを眺める少年のように・・・(違う)。本当は、ビアンキのイメージカラーでもあるチェレステと散々悩んだ末に、チェレステのものは置いてなかったので(ビアンキはメーカー在庫がない場合、結構待つ必要がある)、これにしたのでした。(リンク先youtube)


 この青いグリップとサドルは、元々先にラインナップにあったチェレステカラーに合わせられたものですが、ホワイトの車体と組み合わさるとなんだか微妙にファンシーな感じ。


 ただミニベロ8は、積まれているコンポーネントやサドルなどのパーツが違うだけで、車体自体はミニベロ9と全く同一のようです。もともとはロードバイクのタイヤを小さくし街乗り用のミニベロとしたもので(ロード系ミニベロ、ミニベロロードとも)、走ってなんぼの硬派な路線のバイクでもあったりします。


 最初は、室内で心ゆくまでいじれるモンキー(ホンダの小型の趣味原付)なんかが欲しいというところから出発してますので、こういう使い方でも自分的にはありといえばありなんですが。


 ということで冬の陽だまりの中のBianchi君でした。ちなみに“深窓の令嬢”で画像検索すると多く引っかかるのは“これ”だっりします。(※検索のセルフサーチは中以上に設定してから見て下さい)。確かに野外置きのバイク(オートバイ)と比べると、なんとなくそんな気もします。