80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記inエッチな小人でなくて残念

2008-06-28 21:55:42 | 散財日記・雑記

 だんだん気温が上がってきて、蒸し暑くなってきました。そんな中に探索を敢行する散財日記です。

TECTRON(テクトロン)No.3・コマンドレーダー・(中古/バンダイ) 1,280円

 TECTRON(テクトロン)とは、80年代の電子ゲーム・ブーム爛熟期にバンダイより発売された電子ゲームです。同シリーズには、No.1『エッチな小人』、No.2『オモラシベイビー』、No.3『コマンドレーダー』の3種が発売されています。電子ゲームに興味のある方には、前2種はおなじみの物ではないかと思います。特に『エッチな小人』は、インパクトという意味では、電子ゲーム中1,2を争うものではないでしょうか。このNo.3『コマンドレーダー』は、そんなインパクト勝負の2作に比較して、あまりにも地味な(普通の)内容のため特にマイナーな機種になってしまっています。『エッチな小人』は、ネット上に紹介や解説記事も見かけるのですが、こちらはオークションが検索で出てくる位ですね。ということで、もう少し詳しく調べてから是が非でもネタとして紹介したいと思います。


 これは、現代のミニ液晶ゲーム(任天堂の携帯機のパチもの)などにまぎれていたのですが、もともとの値段は6,000円もするもののため作りの高級感には雲泥の差があります。LSIゲーム+ラジオ+電子キットという特徴を持つこのシリーズには、企画ものというイメージも先行するため、どうしてもオモチャイメージが強いのですが、実物は結構精巧にできています。またこれは中古品ですが、備品の袋も開けられてない、未使用品に近いものだったため、余計にそう感じるのかも。子供ってこういうメカもの(電子もの)好きですから、これ子供の頃に手に入れていたら意外と嬉しかったかもしれませんね。 

散財日記inインディ

2008-06-25 21:13:02 | 散財日記・雑記
 平日は今ひとつ時間がないので、とりあえず散財日記です。
 
アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ・コンプリートDVD・(中古/パラマウント ジャパン) 3,800円

 第四作目『インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』が、公開中のインディ・ジョーンズのTRILOGY BOXセットです。映画の公開にあわせて・・・というわけでもなくずっと欲しかったのですが、お買い得な値段のものを探して保留にしていました。これは定価は一万円ほどなのですが、限定版として5,000~6,000円ほどで発売されていることもあって、買うタイミングが結構難しかったのですね。現在は、映画の公開にあわせて『インディ・ジョーンズ・アドベンチャー・コレクション』というリニューアル版が発売されています。コンプリートボックスの方には、①レイダース、②魔球の伝説、③最後の聖戦に加えて、メイキングなどを収めた④ボーナス・ディスクが特典として収められていますので、こちらの安いものが欲しかったのですね。これは3作とも劇場で見ましたが、(ゴールデン洋画劇場のイメージからか)週末の夜にゆっくりリラックスしながら見るのにぴったりな気がします(これ以外には、ドリフ、スターウォーズTRILOGY、ジャッキー・チェンの映画など)。週末の夜などに、3部作を一気に見るなどというのも、結構贅沢な時間のような気もします。また、あらためてレビューなどしたいと思います。

散財日記inクライマー

2008-06-21 23:07:53 | 散財日記・雑記
 

 この週末は、けっこうな雨の中ちょっと遠方まで探索に行ってみました。

アドベンチャーノベルス・ザ スクリーマー・(古本/JICC出版局)
アドベンチャーノベルス・イーグルジャンクション・(古本/JICC出版局)
アドベンチャーヒーローブックス・ガルフォース忘却の惑星・(古本/勁文社) 各50円

 アドベンチャーノベルスは、JICC出版局(宝島社)がゲームブックブームの80年代に出版していたシリーズです。『ザ・スクリーマー』は、MAGICAL ZOO(マジカル・ズゥ)より当時のPC向けに発表されていたRPGのゲームブック版。オリジナルのPC版『THE SCREAMER』(85)は、キャラデザインに(バイクなどの漫画で有名な)東本昌平氏を起用しており、世紀末サイバーRPGというジャンル(世界観)をかなり早い時期に確立して、非常に人気のあった一本でした。プレイヤーは、世紀末のハンター(賞金稼ぎ)“SCREAMER”となって「遺伝子工学研究所BIAS」内で増殖するモンスターを倒しながら、BIASの謎を解き明かすことになります。『ザ・スクリーマー』のゲームブックは2種類あって、MIA版(※1ストラットフォード・コンピューターセンター社製)も存在します。こちらは、イラストに東本昌平氏を起用していて、非常に雰囲気のある(かっこいい)一冊でした。ただ、これはかなりの※2希少本で、古本屋で偶然見つかるという可能性は、非常に低いでしょう。内容の方は、当時両方とも遊びましたが、どっちもどっちだったような記憶があります。『イーグルジャンクション』は、ちょっと珍しいゲームブック型のウォーゲーム(シミュレーションゲーム)。これは、オリジナル作品のようです。『ガルフォース・忘却の惑星』は、80年代に発表されたアニメ『ガルフォース』を題材にしたもの。『ガルフォース』は、MSXなどでゲームも発売されていました。※1マジカル・ズゥは、ストラットフォード・コンピューターセンターのブランド。※2アマゾンでは、JICC版400円~、MIA版8,500円!



FL・クレイジークライミング(CRAZY CLIMBING)・(中古/バンダイ) 6,500円

 『FL・クレイジークライミング』は、81年にバンダイより発売された、蛍光表示管使用のLSIゲーム。電子ゲームとしては、トミー『パックマン』と並んで有名なものだと思います。それだけに結構な台数が出たようで、オークションなどでは3,500円~位からの値段で売られているようです。これちょっと高いかなと迷ったのですが、狙って見つけられるものでもないということでゲットしてきました。実は6,500円の下に8,000円の値札が付いていましたので、少し高すぎて売れなかったのか、この値段となったようです。その知名度から、(電子ゲームを集めている人ではない)一般の人でも懐かしいと感じるゲーム機ですから、これ以上安かったら残っていなかったでしょうね。ゲームの方は、『クレージークライマー』(日本物産)を移植したもので、90年代に発売された『マメゲーム・クレージークライマー』(バンダイ)や、最近出た『EL-SPIRITS・クレージ-クライマー』(エポック社)と、ほぼ同じような内容です(言い換えれば、電子ゲームのクレージークライマーは、この時点(81)でほぼ完成されていたと言えるのかもしれません)。ただツインスティックの装備や、高層ビルを連想させる筐体、ダサさとクールさが混在する80年代っぽい箱絵など、これにも捨てがたい魅力があります。またネタとして紹介します。

散財日記in梅雨

2008-06-19 21:25:35 | 散財日記・雑記
 梅雨の真っ只中、かなり久々の散財日記です。

アストロ球団①~⑤(③巻欠)・(古本/太田出版)
とどろけ!一番・激答!!試験裏技バトル編・(古本/英知出版) 各50円

 『アストロ球団』は、週刊少年ジャンプに1972年~1976年にかけて連載された野球漫画です。、原作者は遠崎史朗氏、作画は中島徳博氏。魔球や必殺技の飛び交う超人プロ野球漫画で、2005年にはドラマ化もされたようです。この時代のものとしては、『巨人の星』、『侍ジャイアンツ』、『ドカベン』に次ぐ知名度を持った作品といえるかと思います。とはいっても、個人的には野球(&野球漫画)にはあまり詳しくないことと、自分が熱心に漫画(ジャンプ)を読んでいた頃(『パイレーツ』、『タッチ』、『山下たろーくん』)とは、時期が少しずれている為、読んだことなかったりします。これは、2002年に太田出版より復刻されたもの。『とどろけ!一番』は、1980年~1983年にかけてコロコロコミックに連載された受験漫画です。原作は、『つるピカハゲ丸』の、のむらしんぼ氏。勉強漫画とはいっても、必殺技やバトルが中心で、同時期に人気だった『ゲームセンターあらし』のフォーマットを、受験に応用したといった趣の作品です。写真の物は、2002年に英知出版より“トラウママンガブックス”として復刻されたもの。『ゲームセンターあらし』(太田出版)や『こんにちわマイコン』(スーパーゲーム大戦ゲームセンターあらし対マイコン電児ラン+こんにちはマイコン完全版/英知出版)もこの時期に復刻されていますので、この頃(2002)なにか復刻ブームでもあったのでしょうかね。少し読んでから、ネタとして紹介できればしたいと思います。今は、節約モードということもあるのですが、探索しててもあまり掘り出し物に出会えないです。『アストロ球団』は、あまり思い入れはなかったのですが、ボリューム(約700ページ、定価1,900円)と、50円という値段に負けて思わず購入してしまいました。それにしても、これ縦に立つほど分厚いです。ああ、置き場所に困る・・・。