80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

ドリーム50・純正パーツ

2008-12-29 12:29:37 | 原付趣味&Bianchi

 とりあえず街も、いかにも年の瀬という雰囲気になってきましたね。年末年始もちょこちょこ仕事が入っていたりするので、個人的にはあんまりそういう気分ではないのですが。ということで、注文していたドリーム50の純正部品が届きました。割れていたブレーキランプ・レンズと、錆びてしまっていたライトステー、ボルト、ステッカー類(コーションラベル)です。本当は、純正銀タンク、シート(ドリームの弱点の1つ)、リアサス(これも錆びが出てる)などが欲しいところですが、大物は様子を見ながらおいおい集めてゆくことにします。ウィンカーを社外品の小さな物に交換したいので、ライトステーはそのついでに換えることにして、とりあえずは割れてしまったバックランプのレンズ交換をしました。


 こういう小さな部品を、ちょこちょこ注文して少しずつ交換していくというのは、どこかプラモデル感覚で結構楽しいですね。モンキーのように、豊富な社外品があるわけでもないのですが、純正部品でも少しだけその気分が味わえます。たかだかブレーキランプ・レンズ1つですが、小キズひとつない新品部品というのは気持ちがいいものですね。


 パーツリストを見ていて思うのですが、原付は部品点数がそれほど多くないですから、シンプルでわかりやすいのが1つの利点ですね。また、南海部品で社外品のLEDのブレーキランプを発見したのですが(7,000円ほど)、これを付けたら・・とか、ウインカーを換えたり、メーターバイザーを付けた時の姿を想像するのもなかなか楽しいです。こういうのもバイク遊びの楽しさの一つですね。車の純正部品では、このように感じることことは少ないですから、やっぱりバイクが趣味のための玩具(オモチャ)だからなのでしょうかね。

散財日記in年の瀬

2008-12-23 21:25:43 | 散財日記・雑記
 クリスマス前だというのに、どこが散財なんだという金額ですが散財日記です。

セガマークⅢ・アフターバーナー・(セガ/中古) 100円
SUPER32X・アフターバーナーコンプリート・(セガ/中古) 280円
MEGA CD・サンダーストームFX・(WOLF TEAM/中古) 90円
VIRTUAL BOY・Vテトリス・(BPS/中古) 180円

 セガマークⅢ、SUPER32X、MEGA CD、VIRTUAL BOYとマイナーハードのラインナップですね。普通、このラインナップでソフトを買う人はあまりいないかも。ただ私の場合は、ハードだけもっていてソフトを持ってない機種が多いため、動作確認の意味も含めてマイナーハードでも、安いものであれば食指が動いてしまいます。任天堂64や、PC-FX、ドリキャス、FM TOWNS マーティー、Pippin @.、ゲームギア、カセットビジョンなども、ソフトは持ってないです。セガマークⅢ版“アフターバーナー”は、“スペースハリアー”、“アウトラン”に続く、マークⅢ体感ゲームの第三弾です(ハングオンや後にはサンダーブレードもありましたが)。初の4メガで、発売前にはPC誌でかなり話題になっていました。Wikiによれば、これは唯一の“アフターバーナー1”(加速ができない)の移植版なんだとか。マークⅢソフトは、中古販売では高めの値段が付いていることが多いですが、これは結構数が出たのかもしれませんね。SUPER32X版は、さすがに32ビットだけあって移植度が高いみたいです。“サンダーストームFX”は、データーイーストのLDゲームからの移植。“タイムギャル”(タイトー)と同じ、アニメ動画にあわせてタイミングよく入力をするゲームです。“サンダーストーム&ロードブラスター”とカップリングされてPS、SSにも移植されています。“Vテトリス”は、テトリスのVIRTUAL BOYへの移植版。プレイしていないのでわかりませんが、3Dで遊ぶメリットはあったのでしょうか。“ザ・ブラックオニキス”のBPSが、発売元。今は、“ザ・テトリス・カンパニー”という会社を作っているみたいですね。ということで計650円で、これだけネタになれば安いものかな・・

北風inバイク屋

2008-12-22 22:17:47 | 原付趣味&Bianchi
 電子ゲームか、FC関連のネタをと思いましたが、いまいちまとまらないので雑記を。レトロゲーム関連は、何枚も写真を撮ったり、ネットであれこれ調べる必要があり、実は結構な時間がかかったりします(20年以上前のことですから、記憶だけでは無理ですね)。明日の祝日が出勤のため、今日は代休でした。それで昼くらいまでグダグダした後、部品の注文にバイク屋に出かけることに。寒いので車で行ってもよかったのですが、定期的に動かしたほうがよいのでバイクにて出発。寒さもこたえるのですが、原付のような小さなバイクにとっては、北風のほうがきますね。橋の上を通る時など、突風に煽られヨロヨロと怖い思いをしつつバイク屋へ。

 年末は、何かと物入りのためタンク、シートなどの大物は、今回は様子見。割れたテールランプ、錆びたライトステー、ボルト、ステッカー類などの小物を注文しました。タンクの現在の値段と(パーツリスト記載より値上がりしていることが多い)、在庫の確認をしてもらいました。在庫は銀タンクが十数個、値段はパーツリスト第3版の記載より1万円近く値上がりしているようです。部品の在庫がなくなった場合には、まだ定期的に再生産してくれているようですが、そのうちそれもなくなり部品が出なくなってしまいます。同じバイクや車にずっと乗りたいと思っても、そのうち部品がなくなってしまうのですね。ということで、部品の予備の確保は必須だったりします。その後、バイク屋のにーちゃんとだらだらとバイク話をして帰宅。そんな感じで、なんということはない日だったのですが、寒い中バイクで走るのも、(たまになら)悪くはないかなという気もしました。

FLクレイジークライミング(CRAZY CLIMBING)・バンダイ

2008-12-21 17:59:16 | 電子ゲーム


 FLクレイジークライミング(CRAZY CLIMBING)は、1981年にバンダイより発売されたFL(蛍光表示管)ゲームです。バンダイは、この少し前にFLパックリモンスター、FLチェンジマン、FLフリスキートム、FLアタックモグラを発売しており、FLフリスキートムに続いての日本物産からの移植ものになります。この辺りまでは、まだゲームに関しての著作権があいまいで、玩具メーカー各社とも、ギャラクシアンや、パックマン風のゲームを発売していました。しかしパックマン辺りで問題になったようで、このFLクレイジークライミングでは、バンダイ、ニチブツの共同開発になってるようです。この辺りを境にして、正式な権利を取った移植作が電子ゲームの世界にも増えてゆくことになります。正式な共同開発ということからなのか、夜の摩天楼をバックにしたパッケージ絵も、パチもの臭さがなくどこかスマートです。また、この当時のオーディオの広告(クラリオンとか)などに、このような摩天楼の写真がよく使われており、そこはかとなく80年代を感じさせるところがまたいいです。


 パッケージ絵が、摩天楼の夜景をイメージさせるものになっているのは、FL(蛍光表示管)ゲームの仕様上、ゲーム画面が夜のビルを連想させるものになっているからでしょう。蛍光表示管の画面が、ある種のネオン管のように暗闇に浮かび上がる様は、子供心にときめいたものです。ゲームの筐体自体も、どこか高層ビルをイメージさせるものになっており、非常にクールです。ゲーム内容は、業務用のクレイジークライマーをほぼ再現しており、クライマーを操って49階建てのビルを登るというものです。窓からイジワルおじさんが植木鉢を落としてきたり、ときおりシラケ鳥が登場して糞を落としてきます。これらは両手で踏ん張っている時には、耐えることができます。さすがにオリジナルの“キングコング”や、ボーナスの風船、屋上のヘリコプターは再現されていませんが、電子ゲームとしては非常にまとまっており、当時としても熱中できる出来だったと思います。もちろん窓の開閉も再現されており、ミスした場合には落下のアニメーション処理がされています。


 またこのゲームを語る場合に外せないのは、ツインスティックを再現しているところでしょう。ゲーム内容と本体が一体となっている、この時期の電子ゲームならではです。


 写真を撮る都合上、片手になっていますが、ゲームは(アーケード版と同じように)両手を使って行ないます。説明書には、図解入りでツインスティックの使い方(ビルの登り方)が解説されており、これがこのゲーム機の肝だったという事がわかります。オークション等に出品されているものは、このレバーのところが擦れて塗装が剥げているものが多く、当時の熱さが伝わってきます。私は当時、これは所有していませんでしたが、友達に借りて遊んだ記憶があります。高価だったFL機の例にもれず8,200円もの値段が付いてましたので、お正月だったと思います(多分お年玉で手に入れてたはず)。借りて帰ったら、家の子犬が上にうんちをしてしまい、あわてて分解掃除したという思い出が残っています。


 クレイジークライマーは、非常に人気のある息の長い作品のため、PC(X68、Windows)、FC、SFC、PS、WS、Wiiなど、様々な機種に移植されています。電子ゲームにも、ヒステリックママ(タカトク)という亜種や、海外のENTEX製クレイジークライマー、株式会社JIM製のfighting climberなどがあり、90年代にはバンダイよりパックマン、ギャラクシアンとともに豆ゲームとして再登場してました。


 SFのニチブツアーケードクラッシック版とバンダイのWS版。


 現在、手に入れやすいのは、昨年エポック社より発売された“EL-SPIRITS”版でしょうか。このエポック版は、液晶とFL(蛍光表示管)の違いはありますが、基本的に“クレイジークライミング”の内容を踏襲しており、ほぼ同じような感覚で遊べます。動きもスムーズで、屋上のヘリコプターまで再現していますので、これを遊んだ後に“クレイジークライミング”を遊ぶと、物足りない感じまでしてしまうほどです。また携帯版としてはWS版もイカシてます。


 クレイジークライマーは、1980年の発表ですから、当然ゲームセンターあらしにも登場しています(意外、トンメン大王の謎の巻、天国を救えの巻)。FLクレイジークライミングは作中には登場しませんが、FLアタックモグラ、FLパックリモンスターにはあらしが挑戦しています。特にFLアタックモグラは、かあちゃんとの勝負で、炎のコマ、エレクトリックサンダー、グレートタイフーンと必殺技を使いまくっています(壊れるよなぁ)。クレイジークライミングは81年ですから、このあたりから作中にアーケードゲームだけではなく、ゲーム電卓、ゲームウォッチなど、電子ゲームも登場するようになりましたので、この頃があらし的にも一番面白かった時期だったのかも知れませんね。



参考:帰ってきた電子ゲーム、復刻版ゲームセンターあらし・すがやみつる著/太田出版

マザーズ・マグ&アルミポリッシュ(MOTHERS Mag & Aluminum Polish )

2008-12-20 14:32:31 | 原付趣味&Bianchi

 最近は、ほとんど原付ブログになっていますが、Yahoo!のレトロゲームカテに登録されましたので、またぼとぼちとレトロネタを増やしてゆこうと思います。実際にGoogleなどの検索でこられるかたも、ほとんどがレトロゲーム関連ですね。(まあ原付や、MINIモト関係は、専門の詳しいサイトが幾らでもありますからね)。といいつつマザーズの“マグ&アルミポリッシュ”を試してみましたので、ネタとして紹介してみます。“マザーズ・マグ&アルミポリッシュ(MOTHERS Mag & Aluminum Polish)”は、USA製のアルミ、ステンレス用の金属磨き剤(メタルクリーナー)です。バイクに限らず、車、自転車、クラッシックカメラなど、アルミの装飾品などに広く使われている定番商品のようです。これまでは、一般的なコンパウンド(粗目、細目、超微粒子)と、ピカールで磨いていたのですが、さすがに手バフでは限界を感じましたので、アルミ磨き専用のものを使ってみることにしました。他に定番として、“WAKO'Sメタルコンパウンド”や、“NEVR-DULL”などがあるようですが、ネットで調べてみて評判が良いようだったので、まずはこれを使ってみることに。


 製品は、半練り状の白いクリームです。これをウエスにとって(または直接塗って)、ウエスが黒くなるまで磨いていきます。実はそれほど力はいらず、ピカールの用に磨き上げるという感じでもないです。コンパウンドの効果なのか、化学反応によるものなのか、ちょっとわかりませんが、アルミ部分の曇りがとれ、一皮剥けた様に感じられます。ただ傷を消したり、深いところまでくい込んだ汚れを落とすような力はなく、あくまでもペーパーで下地処理を済ませた後の、最後のひと仕上げ用といったところですね。カー用品店に行くと、様々な効果をうたった商品が並べられていますが、目に見えて効果がでるものは、それほど多くない気がします。これは何時間もかけたわけではなく、1~2時間ほど磨いたものなのですが、結果がはっきりとわかるというのは凄いですね。(ただ下地処理がコンパウンドによる手バフのみで、ペーパー掛けや工具による研磨をしていないので細かな凸凹は残り、鏡面というほどではないのですが)。


 トップブリッジはこんな感じです。顔が写りこむというほどではありませんが、素人の手バフとしては、まあいいのではないでしょうか。手前にアルミ地肌の細かなキズが残っていますが、これを落とすまでの力はないのですね。“WAKO'Sメタルコンパウンド”や、“NEVR-DULL”は、使ったことがありませんのでそれらと比較することはできませんが、(個人的には)満足できるほどの効果があったと思います。それにしてもバイクは、アルミ部分に限らず磨ける部分が多いですから、凝り始めたらキリがないですね。ホームセンターで4,000円ほどのリューターを見つけましたので、次は工具かな。