徳川家康を祀った日光東照宮は、只今、平成の大修理中。
絢爛豪華な陽明門の美しさを拝むことは出来ませんでしたが、修理中しか見学できない壁画を見られ大満足でした♪
※地図は公式ホームページからお借りしました。
石鳥居
日光東照宮の石鳥居は日本三大石鳥居の1基です。
他の2つは、八坂神社(京都)、鶴岡八幡宮(鎌倉)の石鳥居。
扁額には家康の勅諡号「東照大権現」と書かれており、畳1畳分の大きさもあるんですって。
さすが大石鳥居!デカイ!
ところでこの鳥居、左右の太さが違うんですって。
左の方が10センチ太いんだとか。
日光東照宮の七不思議のひとつだそうです。
五重塔
極彩色が施された塔は、日本一華麗な五重塔です。
初層軒下には十二支の彫刻があります。
塔を貫く心柱は礎石には据えられておらず、四重から吊り下げられて浮いた懸垂式。
これは、重みで塔身が縮んだ時に心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないよう、考えだされた工法で、免震の機能にも通ずるもの。
この五重塔の免震機能はスカイツリーの制振システム(心柱制振)にも応用されているそうです。
表門
何故か表から写さず裏から写した表門の画像です(-_-;)
表門の表側には仁王像が安置されており、こちらは向かって左側の口を結んだ吽形像。
裏側には唐獅子(狛犬)の像が安置されています。
神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)
神厩舎は家康公の愛馬が主の永眠を守るためのご場所。
日光東照宮を代表する彫刻「三猿」が全部で16匹、梁に掘られています。
これら16匹の猿は、親子・有名な3匹の子猿・ひとり立ち直前の猿・天を仰いで大志を抱いている猿・挫折する猿・恋する猿・結婚する猿・庫を宿す猿。
人の一生(人生)を表しているなかなか興味深いものです。
御水屋(おみずや)
「飛龍の彫刻」が彫られた妻、御影石の3本柱…こんなゴージャスな手水舎、見たことがありません。
日光東照宮七不思議…向かって左側奥の屋根の角が切り落とされてキレイな真っ平らになっています。
いかれた際は是非ご確認を╰(*´︶`*)╯
三神庫
三神子は上神庫・中神庫・下神庫のこと。
祭典や行事で使用する様々な道具が納められています。
上神庫の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)
中神庫の屋根下の模様
輪蔵
経典を納めている堂で「笑い堂」とも呼ばれいます。
鐘楼
鶴と亀がそれぞれ彫刻された鐘楼 と鼓楼が一対で設置されています。
こちらは鐘楼です。
鶴・龍・飛竜・麒麟などの彫刻が合計78か所あります。
鼓楼
亀・龍・雲などの彫刻が38か所あります。
薬師堂(本地堂)
薬師堂の天井には巨大な龍の水墨画が描かれており、龍の顔の下で拍子木を打つと鈴を転がしたような共鳴音が響きます。
それが龍の鳴き声に聞こえるため「鳴き龍」、別名「鈴鳴龍」と言われています。
撮影禁止だったので「鳴き龍」の画像なし。
陽明門「平成の大修理」で現れた壁画
この時は修復中で陽明門を見ることができない代わりに、217年ぶりの幻の壁画が期間限定で公開されていました。
東西壁面の羽目板を取り外すと、その下に描かれている絵画が出現しました。
東側は「昭和の修理」でも確認された岩笹梅と錦花鳥の絵。
写し忘れましたが、西側には今回初公開となる大和松岩笹と巣籠鶴の絵でした。
唐門
唐門の左右には昇龍と降龍の彫刻があります。
眠り猫
左甚五郎作と伝えられています。
牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。
これより奥宮に通じます。
奥宮
奥宮参道
約200段の石段に続きます。
言わずと知れたパワースポットの日光東照宮ですが、特に奥宮参道から御宝塔の空間は半端ないパワーにみなぎってました。
スピリチュアルとかに縁のない私でもそう感じたほど!
奥宮拝殿
神主さんがやたらと御守りなどをセールスしててチョッとげんなり。
一瞬、ここが神社だという事を忘れそうになったほど(-_-;)
重要文化財 鋳抜門
椎名伊豫 作
慶安3年(1650)
唐銅で屋根・柱・壁などを鋳造し、それを組立てたものであり、鋳抜門と称する。
当時の豪華な作風を示すもので、色調は御宝塔にふさわしく荘厳の気があふれている。
重要文化財 奥宮御宝塔(御墓所)
御祭神家康公の神柩をおさめた宝塔である。
八角九段の基盤の上にたち高さは5メートル。
当初は木造であったが、石造に改められ五代将軍綱吉公の時、現在の唐銅製(金・銀・銅の合金)に改鋳された。
鋳工 椎名伊豫の作。
この神域は350年式年大祭(昭和40年斉行)を記念して特別に公開されている。
江戸時代は将軍だけしか入れなかった奥宮。
そんな神聖な場所で浸って最高の気分でした。
さすが日本屈指のパワースポットですヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
叶杉(樹齢約600年)
諸々の願い事をこの杉のほこらに向かって唱えると願い事が叶うと伝えられている叶杉。
御宝塔をぐるりと回ったの先にあります。
多くの人が手を合わせていました。
ご朱印
初穂料500円也
参道のハート
仲店が立ち並んでいる駐車場から東照宮へ向かう途中で見つけたハートの敷き石。
かわいいでしょ~♡
詳細
日光東照宮
栃木県日光市山内2301
http://www.toshogu.jp/
TEL : 0288-54-0560
時間 : 4月~10月 8:00~17:00、11月~3月 8:00~16:00
拝観料 : 大人1300円、小中学生450円
アクセス : 日光ICから2km
備考 : 駐車場有(普通車600円/日)
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