レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

瑞円寺のご朱印とお万榎のお稲荷さん

2018-01-31 |   ├ 東京

瑞円寺は千駄ヶ谷の総鎮守である鳩森八幡神社の別当寺。
その事はリサーチ済みだったので、鳩森八幡神社を参拝後に訪れました。
鳩森八幡神社を出て左手、坂を下ると左に神社らしき敷地が見えます。
坂を下れば下るほどその敷地は丘のように高い位置に。
敷地をぐるりと迂回すればたどり着けそうですがショートカットはないものかと…

 

 

榎稲荷

ふと見ると小さな石鳥居と「榎稲荷」と書かれた石碑が見え石段が続いています。
通りかかったご近所の方に伺うと石段を登った先が瑞円寺へと通ずると教えて下さいました。

 

 

数段、石段を登ると古めかしい「不老門」と彫られた穴のあいたものと「榎稲荷大明神」と彫られた比較的新しい石碑がありました。

 

 

正面左手には石の祠があり何やらお祭りされている様子。

瑞円寺の門前へと登る細い「榎坂」は、かつて榎の巨木がありました。
この榎の巨木は「お万榎」と呼ばれ、上部が二股に分かれて股の部分が空洞になっていたことから女性自身の象徴とみられ、内藤新宿周辺の遊女や女将などが参拝に訪れていたそう。
そもそも「お万榎」の由来は、仙寿院を創建した徳川頼宣の生母・お万の方がこの木を信仰したことによるもの。
お万の方は瑞円寺住職の叔母でもあったことから、霊木とされたこの榎を度々訪れていたと伝えられています。

それらは空襲で焼失、戦後、榎坂からこちらへ移築・再建され、商売繁盛、縁結び、金縁、子授かりや子供の病気平癒などの信仰を集めています。

祠をお参りし、石段を登りつめると写真を写し忘れましたがお社がました。
こちらにも手を合わせ、瑞円寺の駐車場と思しき敷地へ入るフェンス扉からお寺へ。

 

 

瑞円寺

立派な本堂です。
広い境内は都会の真ん中とは思えないほどひっそりとしてピーンと張り詰めた空気が清々しかったです。

 

 

本堂で手を合わせてからご朱印をいただきました(初穂料 志)。
ご朱印は全て印でした。

 

 

山門から入って正面にある無縁塔(無縁仏)の最上段には六面に地蔵像を浮き彫りした笠付型の六面塔があります。
無縁塔の左側には側面に稲穂をくわえた狐が彫られた2基の庚申塔があります。
庚申塔のひとつは享保5年(1720)に置かれたもの。
また、本堂裏手の墓地には俳人・太白堂桃隣や講談師・三代目一龍斎貞山が眠っています。

 

 

詳細

瑞円寺
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-35-1
TEL : 03-3401-2610
アクセス : 千駄ヶ谷駅より徒歩約8分

山号 :高雲山
院号 :金剛院
寺号 :瑞円寺
本尊 :釈迦牟尼佛
宗派 :曹洞宗

 

 

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