写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

地震の爪跡

2010年05月27日 | ひとりごと
 見た時は声にもならなかった・・・
 (1)

 ブナの原生林へ向けて車を走らせていたら、いきなりこんな光景が目に飛び込んできました。
  心の中で「あっ!」と叫び、全く声にもならずに頭の中が混乱状態となったいたようです。
 私は助手席にいたからいいようなものですが、視線が釘付けになってしまいました。

 岩手・宮城内陸地震は、2008年6月14日(土)の午前8時43分に岩手県内陸南部で発生しました。
 地震の規模を表すマグニチュードは7.2で、奥州市と宮城県栗原市において最大震度6強を観測しました。
 両市を中心に広い範囲で被害が発生し、今でも岩手県側からは栗駒山にある駒の湯へ車で近づくことは出来ません。

 以下の(2)~(4)の写真は仮設橋に掲示されていた資料を模写したものです。
 地震の恐ろしさといったものを肌で感じますね。


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 復旧工事も急ピッチで進められており、5月のGWはこのような感じでした。
 それにしても下の方に見える旧道の橋が健在だったから、まだここまで進展しているのでしょう。
 それがなければまだまだ復旧は遠く先に延びていたことでしょう。


 (6)

 これは「穴滝」ですが、一緒に行った友人(一関市出身)もあまりの無残さに驚いていました。
 地震の影響で両脇にあった巨岩が崩れ落ちていて、優美な滝とは程遠い外観となっています。


 (7)

 このように、至る所で山肌が崩れていました。
 道路も含めてかなり復旧しつつありますが、今さらながら地震の恐ろしさといったものを感じた一日でした。