Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

ドラムライン

2004年09月27日 | movie
drumline音楽スポコン。

「日本ではあまりなじみがないが、アメリカでは伝統と人気を誇る「マーチング・バンド」の世界を舞台にした青春ストーリー。ドラムの才能が認められたデヴォンは、名門マーチング・バンド部を擁する大学に音楽特待生として入学する。テクニックの高さで頭角を表す彼だが、自信過剰な性格が災いし、部内の結束を乱してしまう。」というAmazon君の説明です。能力はあるんだけど、団体行動や上下関係を無視する主人公が、やがてチームワークにも目覚めて最後はライバル校を打ち負かすお話。少年ジャンプかい。

過去に3万本くらいは同じあらすじの映画が作られていそうですが、本当に最後まで意外性もなく終わります。
アメリカでも応援団は軍隊みたいで先輩はいばってるし、あまり民主的ではないんだなあということと、マーチングバンド(特にスネア隊)のテクニックの応酬。まあ、それを除けばドラマとして面白いものではありません。見なくてもいいでしょう。せっかくのショーなのに移動し続けるカメラワークもちいと鬱陶しい。

この映画を見ようと思ったとき、脳裏に先日観た「ブラスト」の好印象があったのは確かです。ブラストの中でも火花を散らすスネア勝負みたいのがありましたが、音楽をこういう「勝負」の世界にしてしまうのは面白いですね。日本でも昔「勝ち抜きエレキ合戦」ってありませんでしたっけ。「勝ち抜きビオラ合戦」とか「勝ち抜きチェレスタ合戦」とかいろいろ想像するとおかしい。誰かマンガで書いてくれ。