音楽スポコン。「日本ではあまりなじみがないが、アメリカでは伝統と人気を誇る「マーチング・バンド」の世界を舞台にした青春ストーリー。ドラムの才能が認められたデヴォンは、名門マーチング・バンド部を擁する大学に音楽特待生として入学する。テクニックの高さで頭角を表す彼だが、自信過剰な性格が災いし、部内の結束を乱してしまう。」というAmazon君の説明です。能力はあるんだけど、団体行動や上下関係を無視する主人公が、やがてチームワークにも目覚めて最後はライバル校を打ち負かすお話。少年ジャンプかい。
過去に3万本くらいは同じあらすじの映画が作られていそうですが、本当に最後まで意外性もなく終わります。
アメリカでも応援団は軍隊みたいで先輩はいばってるし、あまり民主的ではないんだなあということと、マーチングバンド（特にスネア隊）のテクニックの応酬。まあ、それを除けばドラマとして面白いものではありません。見なくてもいいでしょう。せっかくのショーなのに移動し続けるカメラワークもちいと鬱陶しい。
この映画を見ようと思ったとき、脳裏に先日観た「ブラスト」の好印象があったのは確かです。ブラストの中でも火花を散らすスネア勝負みたいのがありましたが、音楽をこういう「勝負」の世界にしてしまうのは面白いですね。日本でも昔「勝ち抜きエレキ合戦」ってありませんでしたっけ。「勝ち抜きビオラ合戦」とか「勝ち抜きチェレスタ合戦」とかいろいろ想像するとおかしい。誰かマンガで書いてくれ。
スターウォーズ・トリロジーは昨日一気に観ちゃったモンね。あれ、ちょっとまた手を入れているところが小癪。絵はⅣとⅤが良い。Ⅴは秀逸。Ⅵは悪くはないが前の2作に比べると明らかに落ちる。音はⅣは古さを流石に感じるが良く出来ている。内容画質音質ともに今年の収穫のひとつですね。いつもは特典映像なんか見ないのだけど今回はⅢの予告があったので何よりも先に見てしまった。
しかし、勝ち抜きチェレスタ合戦っていったい何弾きゃぁ、良いのかいな？？？
主人公の父親は音楽の道を挫折したらしい。
主人公と父親には確執があるらしい。
主人公はスカウトされて奨学金で大学に行ったらしい。
と、すべて推測で物語はすすんでいき、更に
なぜ主人公がこんなにつっぱねるのかわからない。
監督同士の確執もわからない。
父親が送ってきたテープのどのへんに触発されたのかわからない。
主人公の所属する大学のほうの演奏のどこがいいのかわからない。要するに「上手に聞こえない」。
というわけで、星ひとつということで。
究極のマーチング・スネアとも言える「ブラスト」を観た後だけに尚更だったかも知れませんね。
このパターンの映画だと「メジャー・リーグ」の最初のが一番良かったなあ。
# 実は違う映画ってこともある気がしますが
ブラバン出身の太鼓叩きとしては結構面白かったのです。うちは違ったけど、近い感じのブラバン、マーチングバンド日本にもたくさんあると思う、
そうかぁ、太鼓を入力にして自動で楽譜がでるかぁ。ってのも面白かった。
大丈夫です。こう書いたからにはそれは「ドラムライン」に間違いありません。
どうでもいいけど、コメント欄に「だみ」の字を見て、先にお宅のほうを見に行ってしまいましたよ(笑)
まあ、元気そうだし、接続もできてるようでよかったよかった。で、どうだった？（子どもの配慮）
と、思ったらもう日本なんじゃん。