Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

昨日と今日の新製品

2004年09月16日 | AV
pioneer

一部マニアの存在が散見されるこのblogで、コンシューマーな話題はちょっと恥ずい気もしますが、考えてみれば自分のショバなんで気にすることもないか。書かせていただく。

昨年出てこの春に買った我が家のAVアンプの後継機。一瞬ビクっとしたけど「MCACCのグレードアップ」とか、「RS-232C端子で接続したPC上で、測定した部屋の残響状態をフルカラーの3Dグラフィックスで表示可能」とかくらいの違いでどってことなかったですね。しかしRS-232C端子っていつまで使う気だ。このThinkPadにはないぞ。
あ、ビデオコンバータはこっちにも搭載したんか。おせーよ。

ということで、物欲に関係なし。なんか買っちゃった後ってつまんないね。

victor

こちらはちょっと変わった新製品。「家庭向けのHD映像光無線伝送システム-1080i映像の非圧縮ワイヤレス伝送を実現」だそうだ。
今、特に自分に必要なモノではないけど、「無線」と「電動」が大好きな私には、将来に期待を持たせてくれる新製品ですね。

そういえばBluetoothって最近あまり聞かないけど、もうポシャったの?






母の眠り

2004年09月16日 | movie
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最初からレニー・ゼルヴィガー目当てで借りた1本。なんというかちょっと自分にとっても不思議な存在となった。純粋に「好き」という気持ちはないんだけど、なぜか見てみたいという欲求にかられる。

原題が「ONE TRUE THING」ひとつの真実。「母の眠り」という邦題はどうでしょう。だめですね。

ニューヨークでジャーナリストとして多忙な日々を送るエレンは、母ケイトが病に倒れたと知らされ、キャリアを捨てて帰郷した。自分とは異なり平凡な人生を過ごしてきた母を見下していたエレンではあったが、やがて彼女は母の真の強さを理解するようになる…。
というのが、Amazonの紹介。紹介するサイトによって「母の真の強さ」だったり「家族の絆」だったり「人間の尊厳」だったりメインテーマの捉えられ方が変化する。

私には「親が病気すると家族は大変」「アメリカの家族は行事が多くて大変」「ホームパーティは必ず気まずくなる」「アメリカの末期医療は家でする」ですね。全体としては星4つ半。実はかなりよかった。メリル・ストリープとウィリアム・ハートがパーフェクトに思える演技を見せて、一瞬も退屈させるところがない。こんな二人に挟まれて演技をするのは、ゼルヴィガーも大変だろうがまったく見劣りなし。はじけるシーンは2回くらいで、後はそれなり抑えた演技なんだけど情感はビシビシ伝わる。
コールドマウンテンを見た後で、田中邦衛か竹中直人かゼルヴィガーかと、少し食傷ぎみのコメントを書いた記憶がありますが、それと比べるとこっちの方がずっといいですね。でもアカデミー賞はコールドマウンテンでしたが。

もっと一気に泣かせる脚本も書けそうな題材なんだけど、そう簡単に号泣させてはくれないので、逆に後半はいきそうでいけないもどかしさの中、ウルウル目で映画を見ることになりました。