3時間半の大作に、なんか意味不明だけど宗教っぽいタイトル。
有名だったのについつい遠ざけてしまっていました。
感動しました。
ラストはシンドラーと一緒に泣きました。
いい映画だと思います。
アカデミー狙いで作った映画ということですが、この映画がなければここまでシンドラーの功績は有名になっていなかったでしょうから、映画化したというその事実だけでスピルバーグを誉めてもいいと思っています。
実際はどうだかわかりませんが、完全にドキュメンタリーもしくは再現フィルムとして見ていました。
なので感動はシンドラー、原作、映画3つで三等分です。
白黒でよかったと思います。ドイツ兵が銃爪を引くのがあまりに早いので、カラーだったら心の準備なく、血飛沫を見ることになりました。白黒でいいです。シンドラーの心の変化のスイッチとなる赤い服の少女の効果も成功と思います。
それにしても、ドイツ人はこの映画を見るのは辛いものがあるんでしょうね。
戦争中の日本軍の行為をベースにした映画も実際にはいっぱいあるのかも知れませんが、さすがにアカデミー賞でもとらなければ、そうそう大々的に公開もされないんでしょうが。戦場にかける橋くらいでしょうか。有名なのは。
有名な映画でホロコーストを扱った問題だけに、巷の賛否もいろいろ。
http://www.eiga-kawaraban.com/94/94050701.html
映画としてはたいしたことない。これを見るくらいなら(以下余計なお世話な本の紹介)
http://www.eiga-kawaraban.com/94/94050901.html
先ほどのと同じ人が、ホロコーストとパレスチナ問題を同じ土俵で議論することの愚かさを語る。
なるほどね。
俺も昨日、映画が終わった後で、世界情勢に疎い妻にパレスチナ問題の解説をしてしまったぜ。愚かですいません。イスラエル国内にパレスチナ国民がいるって知りませんでした。(暮らしにくそうですね)