11月7日の「シンドラー」以来、1ヶ月ぶりにスクリーン下ろして映画。なんと多機能リモコンの使い方を忘れていた。老人っていやね。
わりと最近、TVでシュレック1の終わりのほうを見ていたおかげで、すんなり映画に入りこめた。座主も絶賛だったけど本当にすごく面白かったですね。
どうも、会社などで40代夫婦の関係を聞くと、ただ一緒に暮らしているだけで、そこに何の喜びも見出せない輩が多い。かといって、アメリカ映画で良くみるような、どう見ても夫婦の相性が良いとは思えないんだけど、とりあえず「家族だから」「夫婦だから」という決まりごとで、相手を大切にする「風習」もけっこうイヤだ。大統領選の時とかのわざとらしい夫婦仲のよさそうな風景がいかにもうさんくさいのだ。
若い頃の恋愛で、相手のことを連れて歩くアクセサリーと考えている程度なら、誰にでも思い当たる節はあるかも知れないけど(すんません。私もそんな季節がありました)、共に年を取っても楽しく心安らかに暮らして行くにはそれではいけないことが、なぜわからん。
まあ、ひとんちのことなんてどうでもいいんだけど。
そういうわかりやすい意味で今回のノリカは(日本語音声で聞いていたので役の名前を忘れた)なかなか好感がもてた。怪物の夫と自分を両親の前に晒すという、普通で考えればその後の大混乱が容易に想像できる問題なのに、夫を両親を信じて、逃げずに遠い遠い国へ向かうところがえらかったとおもいます。ぼくだったらぜったいにいくのはいやです。こんなんからはにげて、くさいものにはふたをするいきかたをつらぬいてきたのですから。さいごにまほうのちからでふたりともうつくしいにんげんにもどれるのにそれをしなかたとこがえらいとおもいます。
いきなりアルジャーノンになってしまいました。
さて、パロディ中心のギャグも小気味良くはまり笑える。新キャラの長靴をはいた猫のウルウル目攻撃もいい。こういうアニメっぽい笑いって日本固有のもののような気がしていたけど、最近では笑いの質もボーダーレスになっているのか。もしくは日本の笑いがアニメの輸出などを通して、他国の製作者にも常識として浸透して来たのか。(国粋主義とかそういうのではなく、笑いと食い物は生活と風土に根ざすと思っていたので)
そういえば、前から疑問に思っていたのだけど、「アメリカンジョーク、もしくはパーティジョークは全然面白くないところがすごく面白い」というギャグが古くは江口寿史などでよくあるんだけど、この笑いは実際のアメリカ人には意味として通じるんだろうか。来週アメリカに行く人は余裕があったらぜひ取材してきて欲しい。
ええとシュレックの話だったな。映像はめちゃくちゃきれい。何も言うことはありません。ハイビジョンとかでこれ以上きれいにしても、我が家の機材では差はでません。CGもただ素晴らしいというだけ。
なので英語がわかる人以外は日本語吹き替え版で、画面の隅々まで作りこまれた映像を見ることを強くお勧めします。
メイキングやNG集を見てて、妻が気付いたんだけど、このアニメってキャラクターの口の動きと台詞をかなりのレベルまで合わせていますね(もちろん英語のだよ)。AKIRAみたいに音先で作ったアニメではなさそうなのにどうしてこんなことができるんでしょう。
わりと最近、TVでシュレック1の終わりのほうを見ていたおかげで、すんなり映画に入りこめた。座主も絶賛だったけど本当にすごく面白かったですね。
どうも、会社などで40代夫婦の関係を聞くと、ただ一緒に暮らしているだけで、そこに何の喜びも見出せない輩が多い。かといって、アメリカ映画で良くみるような、どう見ても夫婦の相性が良いとは思えないんだけど、とりあえず「家族だから」「夫婦だから」という決まりごとで、相手を大切にする「風習」もけっこうイヤだ。大統領選の時とかのわざとらしい夫婦仲のよさそうな風景がいかにもうさんくさいのだ。
若い頃の恋愛で、相手のことを連れて歩くアクセサリーと考えている程度なら、誰にでも思い当たる節はあるかも知れないけど(すんません。私もそんな季節がありました)、共に年を取っても楽しく心安らかに暮らして行くにはそれではいけないことが、なぜわからん。
まあ、ひとんちのことなんてどうでもいいんだけど。
そういうわかりやすい意味で今回のノリカは(日本語音声で聞いていたので役の名前を忘れた)なかなか好感がもてた。怪物の夫と自分を両親の前に晒すという、普通で考えればその後の大混乱が容易に想像できる問題なのに、夫を両親を信じて、逃げずに遠い遠い国へ向かうところがえらかったとおもいます。ぼくだったらぜったいにいくのはいやです。こんなんからはにげて、くさいものにはふたをするいきかたをつらぬいてきたのですから。さいごにまほうのちからでふたりともうつくしいにんげんにもどれるのにそれをしなかたとこがえらいとおもいます。
いきなりアルジャーノンになってしまいました。
さて、パロディ中心のギャグも小気味良くはまり笑える。新キャラの長靴をはいた猫のウルウル目攻撃もいい。こういうアニメっぽい笑いって日本固有のもののような気がしていたけど、最近では笑いの質もボーダーレスになっているのか。もしくは日本の笑いがアニメの輸出などを通して、他国の製作者にも常識として浸透して来たのか。(国粋主義とかそういうのではなく、笑いと食い物は生活と風土に根ざすと思っていたので)
そういえば、前から疑問に思っていたのだけど、「アメリカンジョーク、もしくはパーティジョークは全然面白くないところがすごく面白い」というギャグが古くは江口寿史などでよくあるんだけど、この笑いは実際のアメリカ人には意味として通じるんだろうか。来週アメリカに行く人は余裕があったらぜひ取材してきて欲しい。
ええとシュレックの話だったな。映像はめちゃくちゃきれい。何も言うことはありません。ハイビジョンとかでこれ以上きれいにしても、我が家の機材では差はでません。CGもただ素晴らしいというだけ。
なので英語がわかる人以外は日本語吹き替え版で、画面の隅々まで作りこまれた映像を見ることを強くお勧めします。
メイキングやNG集を見てて、妻が気付いたんだけど、このアニメってキャラクターの口の動きと台詞をかなりのレベルまで合わせていますね(もちろん英語のだよ)。AKIRAみたいに音先で作ったアニメではなさそうなのにどうしてこんなことができるんでしょう。
とりあえず、スピーチらしきものをかますときには、一つや二つは笑わすところを作っとかないとかっちょ悪そうな様子ではあります。(もちろん、話者のキャラにもよるけど)
でも、そのつもりで日本人相手にやられると、なんちゃって通訳としては勘弁して欲しいです。
通訳ネタで古くからあるものに、「いま冗談を言いましたので、笑ってください」なんてのがありますが、気持ちは分かる。
ひょっとすると自分たちがいけないのかもという発想の少ない国の人のことですから、笑いがなかった時には通訳のせいか、もしくは「日本人のゆうもあを解さない民族性」のせいにされてしまいます。
訳した最後に「くだんねー」とか「だせぇ」と小さく付け足せばいいんじゃないでしょうか。