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Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

我が家の犬は世界一

2006年11月01日 | movie
わが家の犬は世界一 わが家の犬は世界一
価格:¥ 4,179(税込)
発売日:2005-12-07

登録しないと犬を飼うことが許されない中国。それでも未登録で犬を飼っていたラオは、散歩の途中で、登録していないのに飼っていたことがバレてしまい、犬 は警察に捕らえられてしまう。愛犬に並ならぬ愛情を注いでいたラオは、どうしても犬を取り戻したい。でも高額な登録料が払えないため、あの手この手で犬を 取り戻すべく奮闘するが…。

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なんとなく見始めて最後まで行っちゃいました。
ユーモラスな題材ですが、中国の貧しい庶民の生活が大変リアルに表現されていて、画面は暗い暗い。エレベータ前の電気も5秒に1回消える中国です。

主演のラオさんがとことん情けなく、これほど風采の上がらない男の役を演じることができるというのはけっこうすごいなと最期は感心して見ていました。


映画

2006年10月25日 | movie
プロデューサーズ コレクターズ・エディション プロデューサーズ コレクターズ・エディション
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2006-10-04

放置しているあいだにいろいろblog機能が追加されたようだ。

DVDのパッケージ画像と文字は、blog投稿画面の[Amazon]ボタンを押して、商品を検索するのと同様の方法で作品を選ぶと勝手にblog本文中にリンクが張られる。

ま、楽ではある。アフィリエイトにはなってないようだが。
アフィリエイトと言えば、先日の新聞でネットで得た収入を税務署に申告しない脱税の記事を読んだ。「2年間で7,000万円の収入」というという文字に驚いたけど、一日に数十万の単位で訪問者があるところだと、そういうこともあるのかな。

なんとなく、それほど訪問者も多くなさそうなのに、アフィリエイトの商品がサイドバーにペタペタ貼られているblogとかを見ると、ちょっとビンボ臭くてせつない気分になることもある。

映画を見る本数はだいぶ減った。
今までは完全オフの休日とかで午前中掃除すませて、じゃあ午後は映画でも、という土曜日が多くあったのだけど、昨年からは「打ちっぱなし」という用事が増えた分、映画を見る機会が減っている。

6月以降は何見たかなあ。
ゼルウィガーが奥さんで貧乏なボクサーの映画を見た。

シンデレラマン シンデレラマン
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2006-10-20

あ、これこれ。

女の子がボクサーになる映画も見た。たまたまボクシング繋がり。

オリジナル・サウンドトラック「ミリオンダラー・ベイビー」 オリジナル・サウンドトラック「ミリオンダラー・ベイビー」
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2005-05-13

この仕掛け、なかなか便利ですね。

あとはー、、、わざわざ映画館まで行って「日本沈没」見た。
そんくらいかな。
あと、何かあったっけ?
どれもそれほど記憶ないです。

そうそう。1年前の8月の日記で書いた「有頂天ホテル」のエキストラ参加。先日ようやくDVD借りて自分たちが映ってるところを探しました。映ってたよ。

0.5秒ほど(笑)


男たちの大和 YAMATO

2006年03月20日 | movie

Yamato

年末に会社から全社員に2枚づつチケットが配られた。

おそらくK川書店に頼まれてけっこうな額の「協賛金」を取られたんだろう。けどこれはけっこうヒットしたみたいだから、上手くすると利益還元とかあったかも。ないか?

正月以降いつでも見れると思ってた。2月末にネットで調べたら3月いっぱいやってるように書かれていた。実は先週いっぱいでおわりでした。あわてて行ってきた。

妻、導入部より泣き始め。

私は冷静に見てました。なかなかの大作。実際に前半分をセットに作り上げた迫力はすごい。適度にCGらしくないCGもまあまあの出来。キャストは無駄に豪華。私には泣き所はありませんでしたが、それなりに楽しみました。

それにしても観客の年齢層が高い高い。元乗組員かよ!と突っ込みたくなるようなおじいちゃんがいっぱい。


ネバーランド

2006年02月12日 | movie

Never

まったく知らない映画を妻が借りてきて、ジャケットも役者もまったく期待なしで見たんだけど、すごく良かった。3ヵ所で涙がこぼれてしまったが、最初のはたぶん泣くところじゃないんだろうな。
私はこういう映画が大好き。

2本続けてケイト・ウィンスレットを見てしまったが、この女優には特別コメントなし。すごく上手なんですけど、なにかもひとつそそられない。

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ちょっとわけあって、AmazonやヤフオクでDEEP PURPLE関連CD、楽譜、DVDなどまとめ買い。Stombringerなんて間違いなく中学以来。なつかしかった。


THE 有頂天ホテル(mz)

2006年01月21日 | movie

雪の中、池袋まで映画を見に行きました。三谷幸喜の「THE 有頂天ホテル」。

このblogでも書きましたが、昨年の夏、あのホテルのセットがある成城の撮影所までエキストラをやりに行っていたのでした。(エキストラの公募とかはけっこうネットによくあります。それを「趣味」にしている人もいます)

あれから、半年。果たして我々は写っているのか。映画そのものへの期待と合わせてドキドキしながら映画を見ていました。
で、結果はというとちゃんと写っていました。
角野卓造・原田美枝子夫妻がホテルに到着するシーン。チェックインしている角野さんを映しているカメラの背景に、ロビーに座っている私が、そのすぐ後、篠原涼子がホテルの携帯ストラップを役所広司から渡されるところで、後ろから歩いてくるのが妻。

私たちは「本人」なのですぐ分かりましたが、どちらも暗いし一瞬なので、普通の人には見分けがつかないでしょうね。

映画そのものは大変面白いので、これから映画に行かれる方は、余計なこと考えないで映画をお楽しみ下さい。


実家のドラマとTVのドラマ

2006年01月02日 | movie

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。普通やな。

30日は買出し少々。やっと加湿器を買いました。

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31日は掃除。大掃除とまではいかず中掃除くらい。もともとウチはいつもキレイなんで(えへん)、特に年末に掃除に燃えることもないです。
夕方は今年最後の映画ということでスクリーン下ろして「皇帝ペンギン」を見てました。いつ見てもペンギンはキュートですね。それにしてももう少し楽な生き方はないのかよと思いますが、まあそうやって短い手足で絶滅もせずに行き抜いてきたわけですね。

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1日は朝はささやかにお正月の儀式を二人でやって、午後から私の方の実家へ。道が空いてて渋谷からタクシーで10分もかからなかった。ここで正月早々のハプニング。

昨年、兄の嫁(義姉ですね)のお父さんが亡くなりました。で、「今年は喪中なので新年の挨拶は遠慮させていただく」ということで、お正月の集まり に義姉が来なかったのです。私の父と母は「喪中なのは義姉の実家のことでそれはおかしいだろ」と、単身やってきた私の兄に「嫁の教育が悪い」と集中攻撃。
ちなみに義姉と兄は中学校の同級生結婚なので、義姉の実家というのも近所で200mしか離れていない。兄と義姉は前日の夜からそこに泊り込んでいるのに、歩いて3分足らずのウチには来ない。と、まあそんなストーリー。

憤慨する母が、るみ子に「それは、おかしいわよ、ねえ、あなたはどう思う」などと意見を求めるが、るみ子も義母と義姉のどちらの肩を持つ こともできずに困ってしまうという、まるで平日の昼ドラみたいなことがあって、正月早々なかなか面白かったです。その後はいつものように私がギターを弾い て昔の歌を歌ったり、取り寄せのきりたんぽ鍋を食べたり。

夜は「新撰組!!」。もともと新撰組と三谷幸喜の両方が好きだったるみ子には2003年の大河ドラマは大イベントだったのですが、それの続 編。90分という予想外に短いドラマでしたが、本編のエピローグとして大変よくできていたと私は思いました。でもるみ子は、もともと新撰組以降の土方 さんへの思い入れが人一倍だったため、満足度は「70点」だそうです。
榎本武揚をやった片岡愛之助さん、始めて認識した役者さんですが、なかなかいいですね。

さて、今日は埼京線を昨日とは逆方向へ。るみこの実家で新年会です。


宇宙戦争

2005年11月28日 | movie

blogで「画像を名前をつけて保存」ができなくなった。やっぱ何か権利関係への対策なんだろうか。blog中の画像(サムネイル扱い)は保存できるんだけど、その先の実画像(私の場合640×480にしてます)が別窓で開いている状態で、保存が選べない。
(その後の調べてFirefoxとIEができなくて、Netscape Navigatorでは可能なことが分かった。)

いや、ただそれだけなんだけど、ちょっと不便。

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こういう画像もAmazonなどで勝手に取ってくるわけで、はたしてそれって人としてどうなのよと思わないこともないけど、まあ宣伝にもなってるだろうから許して下さい。>天山様

というわけで土曜日の夕方見た映画。宇宙戦争。H.G.ウェルズ。ラジオドラマを真実と勘違いして亜米利加人がパニックしたのってこれでしたっけ?

CGの出来がいいです。あらゆる場面でほとんど違和感がない。ま、今の映画はたいていそうですけどね。その中でもいい方と思いました。おかげで映画に入り込みやすかった。宇宙人が地球を征服に来て、タコロボットに乗って殺戮の限りを尽くして、人類ピーンチとなるんだけど、突然宇宙人が勝手に殲滅されて終わります。よかったよかった。そういう映画。楽しかったです。たまにはプロジェクターも使わないとね。

話変わりますが、なんか報道を見ていると「新型インフルエンザ」の恐ろしさをこれでもかとやってますね。こわいですね。そんな中で「もやしもん」読んじゃったので、もう目の錯覚で自分でも菌が見えるような気分です。
マスク、うがい、手洗いの中で一番効果があるのが手洗いなんだそうで、ふだんあんまり手を洗わないのですが(きたねーな)最近はまめに洗ってます。本当は電車の中とか、会社とか、たぶん菌がSケンとかしてそうなのでマスクで防護したいのですが、今の段階でそれをすると細菌恐怖症とか潔癖ノイローゼとか言われちゃうんだろうな。

まずめったに風邪も引かないんで、たまの風邪のときの喉痛とか関節痛とかホントーにいやでいやでしょうがないので、なんとか無事に逃げ切りたいな。


アイアンジャイアント

2005年08月02日 | movie

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BS-hiにて。宇宙からやってきた巨大ロボットと少年との心の交流。ラストは誤射された原子爆弾によって大気圏外で爆破する。

あまりにもひねりのない展開に私は最後までやや呆然としながら見てしまった。しかしこの手の物語を素直に受け入れられる人にとってはツボにはまるようで、妻は大泣き。


五線譜のラブレター

2005年08月01日 | movie

日曜日。7時に起床、8時に朝食、10時過ぎにはもう昨日と同じ練習場でボールを打っていました(今日は電車で行った。)。このクソ暑いのにアクティブなワタシ。なんだか生き方そのものが変わってしまったかのような。100球ほど打って汗を流し、そのあとは西台のラーメン屋で昼食。1時には帰宅してスクリーン下げて映画鑑賞です。ぜんぜんダラダラしない土曜日。何を生き急ぐのか>ワタシ

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 「夜も昼も」「ビギン・ザ・ビギン」をはじめ、生涯で約870曲を作詞・作曲した稀代の音楽家コー ル・ポーター。1920年代から40年にわたる彼の音楽家としてのキャリア、そして愛や人生を映画化したヒューマン・ストーリー。ポーターのヒットナン バー28曲を全編にちりばめた、ミュージカルファン必見の作品である。

ということですが、見ている最中はコール・ポーターという名前も知らないし、曲もほとんど聞き覚えがなかったので、実話なのかどっちなのか分からないまま見てました。

で、そんな私が言うのもアレですがこれはすごく良かったです。人生のラストシーンを迎える主人公が舞台の客席から自らの人生が演じられている舞台を眺めるという設定。ま、ありがちなんですけどけっこうドンピシャで決まって映画に入りやすかった。

本作の見どころは、ポーターのヒットナンバーを人気ミュージシャンたちが歌い上げるシーンの数々。エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、ナタリー・コールほか、ロックやジャズなど音楽シーンの第一線で活躍する総勢13名が次々と登場。

すいません。まんま他所から持ってきちゃって。
映画が終わってからエンドロール見てて「コステロ? シェリル・クロウ?」と読み取れる名前に?マークの連続。ゲスト出演者もただ事ではなかったみたいですね。でも見てるときはわかんなかったけど。
とにかく主人公のミューズであるところの妻のリンダを演じたアシュレイ・ジャッドさんが大変美しく素晴らしかったです。

夕方で映画見終わって、6時位から焼酎を飲み始めて、8時くらいで夕食が済んだあとは、フローリングの床に転がって(夏はソファに座るのがイヤ)、テレビ見てました。実はけっこうダラダラもしてるじゃない。しかも10時半で電気消して寝てました。


スウィングガールズ

2005年06月24日 | movie

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まもなく19時。空はうっすらとピンクがかった灰色。雲があるので日没したのかまだなのかちょっとわかんない。でもけっこう明るい。「薄暮」ってこゆこと。ついこないだまで17時くらいで真っ暗になっていたのにな。

まもなく19時。もうこの時間でいきなりの大事件の電話もないだろうから、なんとか今週も乗り切ったという感じ。久しぶりにちょっとタイヘンっぽかった。
といっても、11時になると寝るという基本スタイルは一度たりとも崩してはいない。朝4時まで仕事したとか徹夜とか、そういうのが本当のタイヘンなんだろうな。ごめん。俺それほどタイヘンじゃなかったかも。

久しぶりなんで何書いたらいいかわかんなないので、先週見た映画でも。スウィングガールズ。最初スイングガールズと書いて、何か違和感があったのでちゃんと見たらやっぱスウィングだった。ウォーターボーイズをかなり楽しんで見たので、当然これも楽しみにしてました。あと、主役の女の子は最近見ているTVドラマ(キムタクのドラマ!)にも出演してて、ちょっと気になってました。はああ。この娘が去年「ジャズやるべ」とか「なんか、いぐね? いぐね?」とか言ってた子かあ。

で、見ました。ウォーターボーイズ以上にマンガチックな映画で、期待したのとは違う仕上がりでしたが、まあそういうものだと思ってみれば楽しめないことはないです。
楽器に触ったこともない娘たちが最後に立派な演奏するまでの過程を描いた映画なのですが、
「楽器の練習の前に体力トレーニングをする」
「楽器を手に入れる苦労」
「おかしな指導者」
ここまでは細かいネタを交えつつ、それなりに丁寧に描いていながら、その後いきなり
「楽器が弾けるようになった」
に状況がすっ飛んでしまうんです。このあたりは映像にしにくい場面なのかなあ。ウォーターボーイズでは陸上の練習やゲームセンターでダンスの練習など、できないことができるようになるまでに時間を割いていたのに。この映画では一度も真面目に練習をしたことがない「その他おおぜい」のメンバーたちが、主役級のメンバーが路上でかっこよく演奏しているのを見て感銘をうけて、即座にタクシーで楽器店にのりつけ、楽器を手に入れてから現場に戻って、いきなり合奏に参加。かなりのレベルで聴衆を魅了するという演出です。マンガでしょ?

田舎の高校生たちは溌剌としててかわいいし、さわやかに仕上がった青春映画だとは思うのですが、脚本には不満が残ります。誰かリベンジ頼む。

そういえば、知り合いで高校のブラバンの顧問をやってる奴が「スィングガールの影響か新入部員の数がものすごく多くて楽器が足りない」とMLで悲鳴を上げていたけど、確かにこの映画を見た中学生ならその気になるかもな。

最後にひとこと。竹中直人の出ていない日本映画が見たい!


コーラス

2005年05月19日 | movie

intro_003先月、映画館に「いぬのえいが」を観にいった際、本編が始まる前の1-2分の予告編を見ただけで、不覚にも涙をこぼしてしまった、というのがこの映画。絶対に映画館で見ようと思っていたのだがようやく昨夜見ることができた。(@シネリーブル池袋)今年は映画館に行くことが多い。

戦後の貧しい暮らしで親との別居を余儀なくされた子供たちの暮らす寄宿舎。体罰を与える校長の厳格な教育方針のも と、子供たちの固く閉ざされた心は悲鳴をあげていた。その声なき声に耳を傾けたのは、新しく赴任してきた中年のさえない音楽教師だった。彼は「歌」を通じ て生きることの素晴らしさ、愛すること尊さを教え、無償の愛を子供たちに注ぐ。子供たちの冷たくかじかんだ心を、歌がゆっくり溶かしていく。青白かった子 供たちの頬が、喜びでばら色に染まり始める。言葉にできなかった切ない想いが、歌にのせて解き放たれていく…。

というような、わかりやすい説明はこちらにあります。本国フランスではハリーポッターやロード・オブ・ザ・リングの2倍以上の観客動員で社会現象のようだったそうです。

映画は、なかなか感動的なものでしたが、予告編の方が泣けましたね。(笑)
ストーリー的には、やはり欧米人と我々の感動のツボが微妙に違うような印象で、いい題材のわりに、微妙にはずしているというか違和感があります。例えば、反社会的で攻撃性の強い一番のワルガキがいるんですが、日本の映画だったら彼も最後には先生に共感して美しいコーラスが…という結論になりそうなものなのですが、ここでは彼は心を開かないまま、実際にはやっていない窃盗の罪で警察に連行されていなくなります。最後まで救われない奴。さすがフランス。レアリテー。

ちなみに、隣の妻をはじめ、周囲の女性客は(というかほぼ100%女性客ばっかでした)は、気持ちよく泣かれていたようですので、普通の人には泣ける映画なんでしょう。そういう私も楽しく見たのですが、今回は最初っから「泣くぞー」という気負いが多すぎていけなかったのでしょう。

intro_004この映画、とにかく主役の男の子(「サン・マルク少年少女合唱団」のソリストだそうです)の歌声が凄い。ストーリーはともかく、彼の声だけで目がうるんでしまいます。これはマジすごい。是非見ておくべきではないかという気もいたします。

余談ですが、つい先日、NHKのプロジェクトXで、不良しかいない大阪の工業高校に赴任してきた先生が合唱部を作って、情熱的な指導の下に全国大会で優勝する、という実話が紹介されていましたが、大変よく似ている。

コーラスの予告編はこちら(WindowsMedia File)
劇場で見たのとは違うバージョンみたいだけど。


ターミナル

2005年05月09日 | movie

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ネタバレ含んでますから。

アメリカに向かっている間に、母国でクーデターがおこり母国の政府が転覆する。そのためビザが無効になり、飛行機は降りたものの入国が許されず空港内に留まる事を余儀なくされた男の物語。
主人公は犯罪者でもなく、法律的に空港から出ることができないだけで、それ以外は拘束されることもなく「空港内で自由」な存在。ただし、お金もなく言葉も通じない閉鎖空間の中で、どうやって生きていくのか、文明社会の中でのサバイバルを見せる映画でもあり、その点は抜群に面白い。

そういった空港での生活をベースに、官僚システムの矛盾を皮肉ったり、美しいスチュワーデスとの恋愛があったり、いつの間にか空港内で人気者になってしまった主人公と空港内の人々との友情があったり、彼がアメリカにやってきた本当の理由が明らかになっていったりと、こうして書いていてもけっこう盛りだくさんだったな。さすがスピルバーグ&ハンクス。あれ? キャスト・アウェイってスピルバーグだっけ。違うか。

さっきの評論家風に点数をつけるとすると85点かな。これだけ充実してる映画はそうはないですよ。ちなみに彼は何点つけてるかというと・・・・・65点だった。やっぱ気ーあわねー。

これは二人で見ていたんだけど、妻は「泣きそこなった」そうです。泣き所は、彼が帰国しろという命に逆らって、空港を出てNYシティに行くことになり、それを聞いた空港の仲間たちがお別れに集まって来る。扉の向こうに待ち望んだ外の世界が見える。しかしその前に立ちはだかる入国係官たち。ドアの前の主人公に「後ろを向け」と。やっぱり外に出ることは叶わないのかと思ったところで(思えよ)、「外は寒いから」と自分の着ていたコートを主人公にかけてやる。

ここで泣こうよ。いいじゃんよちょっとくらいバカバカしくても(笑)

最後に一言。この映画の中のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。最高に美しいです。