Snapeの英語指南

英語長文対策、英語速読法、英語学習法、高校生、中学生、社会人の英語学習に役立つヒントを紹介。

偽ヒラリーを立証:反論不可能な証拠:全米国民必見の動画!

2016-11-28 00:52:05 | 現代時評

ヒラリー・クリントン(14)  偽ヒラリーを立証:反論不可能な証拠:全米国民必見の動画!

 

ヒラリー・クリントンに替え玉がいるという説は、このブログでもすでに展開してきた。

しかし、今回は、客観的科学的数値的な証拠に基づいた証明を動画によって提示している。偽ヒラリーにとどめを刺した動画である。

海外のサイトや動画を今まで見てきても、ここまで総合的に科学的に立証した例はなかった。替え玉説はいわゆる都市伝説どまりであったのだ。しかし、ついに反論の余地のないほどに偽ヒラリーの化けの皮をひんむいたと言わせていただこう。

この動画は、一人の日本人が全アメリカ国民へ贈るプレゼントである。

 

ついに偽ヒラリーを立証:反論不可能な証拠:全米国民必見の動画!

 

 

 

 

 

 

 

 

 ついに偽ヒラリーを立証:反論不可能な証拠:全米国民必見の動画!

 

 

 

 

 

トランプ大統領(1) 「反トランプ暴動」 の仕掛け人は? 

ヒラリー・クリントン(1)  すでに “替え玉” か? 

ヒラリー・クリントン(2) やはり “死亡” か?

ヒラリー・クリントン(3) “回復劇” の真相は? 

ヒラリー・クリントン(4) スピーチ映像は合成?

ヒラリー・クリントン(5) そもそも “替え玉” は違法か?

ヒラリー・クリントン(6) 討論でも ”ズル” ?

ヒラリー・クリントン(7) 第2回討論の勝敗は?

ヒラリー・クリントン(8) 子役に “サクラ” ?

ヒラリー・クリントン(9) トランプ暗殺計画?

ヒラリー・クリントン(10) ヒラリーを監獄に?

ヒラリー・クリントン(11) 電子投票をハッキング?

ヒラリー・クリントン(12) 最終討論の結果は?

ヒラリー・クリントン(13) 国外逃亡計画?

ヒラリー・クリントン(14) 偽ヒラリーを立証:反論不可能な証拠:全米国民必見の動画!  

 


ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube

2016-11-28 00:03:16 | 現代時評

ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube

  

気をつけろ! 

ウィキリークスは今度は “罠” になっている!

 

 

ウィキリークスの主要な職員たちも CIAの工作員の襲撃 にあっていた。多くはアサンジュ同様拉致されている。

自宅のパソコン等をすべてCIAに押収され、殺害の脅迫でもって口止めをされたスタッフの一人が、死の危険を冒して、衝撃の全容 をついにネット上で証言した。

この情報を YouTube  にまとめた。(英語版のみ) 非英語国民にも読みやすい英文テキスト版も以下に用意した。

 

当ブログの「ウィキリークスシリーズ」 でわたくしザウルスがつのらせてきた疑惑をほぼ裏付けるかたちだ。最悪のシナリオであるこの際、「ウィキリークスシリーズ」を(1)からじっくりごらんいただきたい。

 

CIAはウィキリークスのアーカイブを丸ごと手に入れ、これからウィキリークスになりすまして運営していくだろう。

ウィキリークスが何ごともなく機能しているように見せるかけるために、すでにあるものとこれからも提供される内部告発情報の一部をちびりちびり、リークしていくであろう。

しかし、それらはあくまでもウィキリークスが通常に機能しているかのように見せかけるためのカモフラージュである。

本当に重要な告発情報は表には出さないで、世界を騙し続けることになるであろう。

 

ウィキリークスはもう権力の手に落ちている

 

 

この事実を知らない人間は、重要な内部告発情報をウィキリークスに提供するだろうが、待ちかまえているのはCIAである。CIAはクモのように待ちかまえているのだ。

内部告発者についての情報は高く売れる。その情報提供者はCIAに突きとめられ、追い詰められ、脅迫されることになる。最悪の場合は、“事故死” もしくは “病死” になるであろう。

過去10年間、ウィキリークスに情報提供した内部告発者の名前の全リストもすでにCIAの手中にある。彼らは、一生おびえ続けなくてはならない。

 

多くの人にとって、ウィキリークスは巨悪のはびこる現代世界における希望の窓だった。しかし、その窓はコンクリートで塞がれてしまった。

 

 

非英語国民用の読みやすい英文テキスト版 (内容はオリジナル版とまったく同じ)

WikiLeaks taken over by CIA, one staff testifies: Easy to read for non English speakers

 

 

 

英語ネイティブ用のオリジナル版

BREAKING!: CIA took over WikiLeaks! One of staff testifies all!
https://youtu.be/LqAGB6vUZLk

 

 

 

 

 

 

 

BREAKING!: CIA took over WikiLeaks! One of staff testifies all!
https://youtu.be/LqAGB6vUZLk

 

 

非英語国民用の読みやすい英文テキスト版 (内容はオリジナル版とまったく同じ)

WikiLeaks taken over by CIA, one staff testifies: Easy to read for non English speakers

 

ウィキリークス(1) アサンジュ、暗殺か? 

ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ

ウィキリークス(3) アサンジュ、生存証明は? 

ウィキリークス(4) アサンジュ、米国に移送?

ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?

ウィキリークス(6) アサンジュの猫はどうしてる? 

ウィキリークス(7) アサンジュ安否隠蔽工作?

ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!? 

ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装?

ウィキリークス(10) 「アサンジュ、すでに逮捕?」 YouTube

ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube

ウィキリークス(12) 偽装の証拠?「11/5 アサンジュ・インタビュー」


映画評 「彷徨える河」 “ポリティカリー・コレクト” な映画 (ネタバレあり)

2016-11-27 23:38:38 | 映画・テレビの英語

映画評 「彷徨える河」 “ポリティカリー・コレクト” な映画 (ネタバレあり)

★★★☆☆ 星3つ

 

超マイナーな映画であるので、最初にざっとネット上の映画紹介をもって紹介にかえたい。http://cinema.eonet.jp/article/detail?tab=news&id=31394

コロンビアの俊英が描き出す、驚愕の世界観と圧倒的な映像美『彷徨える河』

2016.05.31


 

2016年アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたコロンビア映画『彷徨える河』が、10月に日本で公開されることが決定した。また、それに先立ち、8月11日から愛知県名古屋市などで開催される国際美術展覧会「あいちトリエンナーレ2016」映像プログラムで上映されることも決定した。

『彷徨える河』は、20世紀初頭と中盤にアマゾンに足を踏み入れた実在する2人の白人探検家(ドイツ人民族誌学者テオドール・コッホ=グリュンベルクと、アメリカ人植物学者リチャード・エヴァンズ・シュルテス)の手記に触発されて作られた物語。神秘的な幻覚や呪術に彩られたマジックリアリズム的な世界観に、大アマゾンを舞台にした美しいモノクロームの映像、繊細で情感溢れる多層に重ねられた音が伴うことで、失われた先住民の“記憶がスクリーンに強烈に焼き付けられる。

 

侵略者によって滅ぼされた先住民族唯一の生き残りとして、他者と交わることなくジャングルで孤独に生きているシャーマンのカラマカテ。ある日、彼を頼って、重篤な病に侵されたドイツ人民族誌学者がやってくる。白人を忌み嫌うカラマカテは一度は治療を拒否するが、病を治す唯一の手段となる幻の聖なる植物ヤクルナを求めて、カヌーを漕ぎ出す。数十年後、孤独によって記憶や感情を失ったカラマカテは、ヤクルナを求めるアメリカ人植物学者との出会いによって再び旅に出る。過去と現在、二つの時が交錯する中で、カラマカテたちは、狂気、幻影、混沌が蔓延するアマゾンの深部を遡上する。闇の奥にあるものとは……。

 

 

  

監督は、米エンタメ業界紙「Variety」で「2016年に注目すべき監督10人」に選出されるなど、近年、世界的に注目されているコロンビアの俊英、シーロ・ゲーラ。今作も2015年カンヌ国際映画祭監督週間芸術映画賞受賞、2016年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート(コロンビア映画史上初)など、数々の映画祭で高い評価を得ている。また、米国では初週土日の成績が 2015年公開の外国語作品のトップになるなど異例のヒットを記録。さらにフランスでもロングランを記録するなど、興行面でも世界的成功を収めている。

                         引用終わり

 

 “ポリティカリー・コレクト” な映画

今日(こんにち)、ハリウッドをはじめ世界の映画界では、先住民族の権利復権、先住民族の文化の再評価が流行である。すでに別記事で書いた 「レヴェナント」 もそうした流れに乗った作品であって、白人によって破壊された北米の先住民の文化をバックグラウンドにしている。

レヴェナント 蘇りし者 :★★★★☆ 復讐は善か、悪か? ネタバレ有り

映画「レヴェナント」: 実話との比較検証 (ネタバレ、裏バレ満載)

そして、この 「彷徨える河」 は、白人によって破壊された南米アマゾン流域の先住民の文化をバックグラウンドにしている。

両者に共通しているのは、非常に “ポリティカリー・コレクト” な映画であって、時流にうまく乗せて “高得点” を狙っている 点である。先住民の虐殺、先住民文化の破壊をしてきた白人文化を俎上に載せるようなポリティカリー・コレクトな(政治的に正しい)テーマの作品は、ケチをつけにくいので、そこそこの評価点が得られるのだ。暴力的な白人文化の犠牲になった先住民側からの作品に対しては、作品の出来不出来は別として、一応みんなが拍手を送らなければならないような雰囲気があるようだ。

虐げられた民族に肩入れした作品は自動的に高評価になる傾向があるわけだ。低評価をする人間は “文化差別主義者” “植民地主義者” “帝国主義者”のレッテルを貼られるリスクを冒すことになる。そして自分は“反差別主義者” だと自認している人間は、そうしたリスクを冒すことなく自動的に高評価を与えることになる。

こうした映画界にある “政治的評価”、そして今度はそれを狙った “政治的戦略”に基づいて製作される映画 があるということも知っておくべきかもしれない。

 

 

“先住民の視点で描いた” とか “失われた先住民の文化を見直す” というと、それだけで自動的に 「いい映画」 となってしまうのが実態である。実に “朝日新聞的” なのである。わたしはこういったステレオタイプ的反応の評価は大嫌いである。これはある意味で “反白人文化プロパガンダ” である。白人文化であれ、反白人文化であれ、プロパガンダはプロパガンダだろ、というのがわたしの見方だ。プロパガンダ映画であることを見抜けない人間が多すぎる。

たしかに映画界は伝統的に白人文化がマジョリティであるが、マイノリティの非白人文化側の作品なら、プロパガンダでも大目に見てやろうか、といったお情けをあてにして映画を作っているとしたら、“情けない”かぎりだ。

ネット上でいくつもこの映画の映画評をみたが、どれも “ポリティカリー・コレクト” な“反白人文化プロパガンダ”映画 に対してひれ伏すようなものばかりで辟易した。

 

 

はっきり言わせてもらおう。それほど大した映画ではない。星3つがいいところである。

脚本も、映像・カメラワークも稚拙なところが目立ち、突っ込みどころ満載である。こういうふうにずけずけ言うと、ハリウッド映画と比べて難クセを付けるのはフェアではない、というお叱りを受けることは承知の上である。しかし、わたしは何も低額予算の映画ゆえの問題点をあげつらっているのではない。

 

全篇モノクローム?

この映画はモノクロームであり、たしかにカラーよりは低予算であったであろう。しかし全篇カラーでは予算がかかり過ぎて作れなかったなどということがあるわけがない。全篇モノクロームにしたのは、予算の都合ではなく、監督の “映像美学”に基づく選択であろう。しかしモノクロームにしてどれだけ映像美が高まったかは、はなはだ疑問である。

ほとんどBGMもなく、白黒の画面で数人の登場人物がボートでアマゾン川を遡行していて、カメラワークも単調である。

 

全篇を白黒映像にして、観客自身のイマジネーションによってアマゾンの自然の奥深さ、神秘をそれぞれで自由に感じ取って頂きたいなんていうことを言いたいのだろうが、これは失敗である。わざわざアマゾンロケを敢行しながら、実にもったいないことをしている。白黒にしてしまうと、アマゾンの熱い息吹、生命の沸騰、べとつく蒸し暑さが全然伝わってこないのだ。アマゾンの夕焼けもただのグレーである。

この映画とは無関係の写真で比べて頂きたい。右のようなものを 「美しいモノクロームの映像」 と言って有り難がっているひとたちがいるのだ。

カラーにして、観客を危険なほどに毒々しいアマゾンの大自然の中に思いっきり引きずりこむべきであった。そうすれば、ストーリー展開の単調さも破れただろう。密林、美しい羽根の鳥、ピューマ、アナコンダ、太陽・・・ アマゾンこそカラーでなくてはならないはずだ。

 

 

稚拙なストーリー展開 

一行が遡って行くアマゾンの川沿いには、さまざまな人間集団がいて、それぞれの設定はよくできている。しかし、出会ってからの実際のやりとりに無理が目立つ。 リアリティがないのだ。それを「マジックリアリズム」 として珍重しているファンもいるようだが、単に脚本が練れていないのだ。しかし、ポリティカリー・コレクトな反白人文化プロパガンダに対して、突っ込みを入れることは “タブー” になっているかのようだ。いかに多くの人がこのタブーを回避しながら、この映画を褒めそやしていることか。この作品を褒めることによって、自らの反差別と先住民文化の尊重の姿勢をアピールできるかのようだ。

誤解のないようにお願いしたいが、わたしは、この映画の着想、メインプロットはなかなかいい と思っているのだ。しかし、それらを支えるべき個々の場面のリアリティが不足しているのを残念に思っているのだ。 

 

終盤に出てくる岩山である。この高さ500メートルは優にあろうと思われる掴み所のない岩山を眺めていたかと思うと、次のシーンではその頂上を、主人公のインディオと植物学者の白人がいきなり歩いているのだ。

「おいおい、あんたらどうやって、てっぺんまで登ったんだよ!」 と突っ込みたくなるわたしは、よほどの意地悪なのであろうか。

 

さらになんと、この岩山のてっぺんに、幻の植物、 “ヤクルナ” が咲いている、という設定である。そして、白人がその花を摘もうとすると、インディオが制止して、白人にはやらないと言う。するとこの白人はポケットからナイフを出して、殺意までむき出しにしてインディオを脅して花を取ろうとする。

この時代設定は、第二次世界大戦前夜ということらしく、花を奪おうとして白人は唐突にも 「戦争で、ゴムは重要になるんだ」 と本音を吐くのだ。この植物学者のアメリカ人は、まるで「レヴェナント」 に出てくる悪玉のジョン・フィッツジェラルドと同じではないか?金儲けのために先住民の文化と自然を踏みにじる大悪党の登場である。

こういったプロパガンダ的展開が非常に幼稚に見えてしかたがない のはわたしだけであろうか。

 

この “ヤクルナ” という植物は非常に効き目のある幻の薬草という設定で、別の場面では、主人公のインディオはいくつも咲いている草本のこの花に焚火の燃えさしで火をつける。すると、咲いている花がメラメラと燃え上がるのである。枯れてもいない花がどうして燃えるのだ?そしてその花が囲んでいる大木にも火をつけていくと、これも轟々と燃えあがっていくのである。これを 「マジックリアリズム」 というのであろうか?

 

しかし、わたしはこの映画を見て、特に後悔はしていないのだ。コロンビアという1年に数本しか映画が製作されていない国が生んだ映画を見たというのは意味のあることだと思う。世界の映画批評家が 「先住民の視点」 などと言って、もてはやす映画がどんなものかを知ることもできた。

 

一般論として、こう言えるだろう。マイナーな国の映画は、マイナーな国の映画というだけで見る価値がある、と。マイナーな国の映画はその希少な出自だけですでに自動的に“星3つ” をあげていい。それがよく出来ていれば、もちろん星4つ、星5つもありうるだろう。

この映画 「彷徨える河」 はもっといい作品にすることもできた、まだ伸びしろがあったという意味で、星3つである。 

ちなみに、未開のアマゾンの先住民を描いた映画としてわたしが高く評価しているのは、メル・ギブソン監督の 「アポカリプト」 (2006)  (1972)である。お薦めである(★★★★★)。https://archive.org/details/Apocalypto2006-HistoricalAction-adventureMovie

 

レヴェナント 蘇りし者 :★★★★☆ 復讐は善か、悪か? ネタバレ有り

映画「レヴェナント」: 実話との比較検証 (ネタバレ、裏バレ満載)

 


トランプ大統領(1) 「反トランプ暴動」 の仕掛け人は?

2016-11-27 23:26:33 | 現代時評

トランプ大統領(1) 「反トランプ暴動」 の仕掛け人は?

 

 

相変わらず日本の新聞・テレビは、アメリカの主要メディア( MSM: Main Stream Media)の受け売りの垂れ流しで、たくさんのアメリカ国民が次期米大統領に決定したトランプ氏に反対しているかのような報道をしている。まったく皮相で現実を歪めた報道である。

 新聞とテレビを律儀に見ている人間は、もはや真実を見ることができなくなっていると思っていいだろう。新聞とテレビは、最も一般的な大衆操作、染脳工作の道具になっている。

そのことは、米大統領選までの日本のテレビ・新聞の「クリントン優勢!」報道を見てくればわかりそうなものだ。トランプ当選でもまだ目が覚めない、救いようのない、ぶ厚い無脳層 いつまでも新聞・テレビを信じている。

大本営発表を信じ続けてきて敗戦を迎えた時代の日本人のままである。スマホやタブレットを毎日使っていても、「クリントンが当選するんだろう」 と思っていたひとは、大本営発表の時代の日本人よりお粗末である。戦争中はほかに情報源がなかったのだから仕方がないが、今は自分で情報を選べるのだ。にもかかわらず “染脳” され、“大衆操作” されていたことをこの際大いに恥じるべきである。

 

トランプ当選は、新聞・テレビの時代の終焉を告げているのだ。

 

真実はネット上で自分で時間をかけて探さないと見つからない とすでに 自脳層 は悟っている。

 

 

アルバイト動員のドサ回りデモ

こうした「反トランプ暴動」、「反トランプデモ」 のほとんどは自然発生的なものではなく、莫大な資金を投じて組織的に展開されている “演出イベント” である。報道記者はこのことを報道すべきなのである。

日当をもらってバスで運ばれて各都市を “地方巡業” している 有給の暴徒集団 なのである。その多くはメキシコ人などのヒスパニック系で、今回の選挙でも選挙権のなかった連中が、不法移民に厳しい政策のトランプの当選に業を煮やして、金をもらって大暴れして憂さを晴らしている のが実態である。

追記: 続々と挙がってきている証拠を、この記事のいちばん最後に示している。

 

 

 テキサス州の大都市オースチンでも 「反トランプ暴動」 があったが、その日に “地方巡業” の暴徒を乗せたバス が郊外に集結していたのを発見した市民がツイートしている。

 

 

 以下は拡大写真である。 

 

まるで修学旅行のバスのように、ずらーっと列をなしている。

 

 

どうやら、こうした “ツアー” をいくつも繰り出していると考えられる。それらは、一つの都市で大暴れすると、また次の都市に行ってまた大暴れするというふうにして “ドサ回り” をしているのだ。 

すべて組織的にスケジュールが組まれて展開されているのである。それぞれの都市の市民のあいだから自然発生的に湧きおこっている反対運動などでは全然ないのだ。よそからやってきたゴロツキ連中が、同じくバイトを使ってあらかじめ用意されたプラカードやバナーを手渡されて大暴れしているだけなのである。

テレビや新聞の報道記者は現地でのそうした “アルバイトのドサ回りデモ”の演出 を知りながら、さも現地市民のデモであるかのように大きく報道しているのである。マスコミも共犯である。

もちろん、これほどの規模のイベントを起こすのには 莫大な資金 膨大なマンパワー が必要である。そして、それらを準備して指揮する コーディネーターチーム も必要である。しかし、湯水のように資金を注ぎ込んでもこうした大がかりな大衆操作を必要としている人間がこの地球上にはちゃんといるのだ。ふつうの日本人には考えられないだろうが、こういうことにいくらでも金を出す人間がいるのだ。そして、その下でパソコンを使って、全米地図とカレンダーをもとに組織的な展開を必死になって立案しプログラムする人間がいるのだ。

もちろん往生際の悪いクリントンも当然一枚噛んでいるだろうが、ほとんどは ジョージ・ソロス の差し金と見られている。この男はクリントンを大統領にするために、すでに莫大な金を注ぎ込んできた揚句、大負けをしてしまったわけであるが、今度は負けを取り戻そうと、何が何でもトランプを引きずり落とすために血道をあげているのだ。

 

 

 

まず、今回の 「反トランプ暴動」 の以下の写真を見ていただきたい。

 

 何かに気づかないであろうか?

 

 

 

  

 

 

  メキシコ国旗である。

 

メキシコからの不法移民、選挙権のない、いつ強制送還されるかわからない連中 である。メキシコより賃金のいいアメリカにもぐり込んでいた彼らは、トランプ政権になったら、メキシコに送り返される公算が非常に大きいのだ。トランプはこうした連中からアメリカの中産階級の失業者たちに仕事を取り戻してやろうとしている。トランプ自身がずっと金の亡者で生きてきたからこそ、70歳になって、金儲けを超えた真実が見えるのではなかろうか。

 メキシコ人が特に目立つが、他の国からの不法移民も同じである。中南米に限らない。中東からも不法移民はたくさん来ている。

右の写真を見ると、どう見たって、プラカードにしても、持っているビラにしても、持ってデモをするように渡されたもののようにしか見えない。

この中東系の移民はおそらく英語は書けないであろうし、プラカードの英語も読むこともできないだろう。不法移民の弱みに付け込んだ組織的な有給動員の例であろう。

 

 

オバマ、クリントンのグローバリズム推進政策 は、こうした安い労働力をどんどん受け入れてきたのだ。そして本来のアメリカの中産階級の人たちの働き口を奪ってきたのだ。

 

トランプは、そうした一部の富裕層の金儲けのためには国境を取り払えという グローバリズム に対抗して、アメリカは一般のアメリカ人の利益を最優先しなくてはならないという アメリカニズム、つまりアメリカのナショナリズム を打ち出してきて大きな支持を得て当選したのである。

 

  

 

アメリカの現実を見据えている人間は、 「反トランプ」 報道 がいかに皮相で真実から程遠いかを知っている。アメリカのド田舎のサイレントマジョリティは、今日ではインターネットで真実を知っていて黙ってトランプを支持しているのだ。今回の 「反トランプ暴動」 は不法移民の多い都市部でしか起きていない。

 

 

さて、ジョージ・ソロスが今回の 「反トランプ暴動」 の仕掛け人であると考えるには根拠がある。

実はこうした 「反トランプ暴動」は、今回が初めてではなくて、すでに今年の3月と5月にもあって、それらがジョージ・ソロスにつながりのある団体が展開していたことが複数の調査によって明らかになっているからである。

 

今回もおそらく、クリントンが落選した場合も考えて、当然事前にある程度の準備はしてあったはずだ。こういう悪賢い人間は、必ず最悪の場合も見越してちゃんと手を打っているものだ。

下の最初の記事は5月にあった 「反トランプ暴動」 の暴露記事である「ジョージ・ソロスの資金で反トランプ暴動にアルバイトを動員」 していたことを証明している。

 

 

 

 

ヒスパニック系住民に反トランプデモへの参加を呼びかけるウェブサイト。

トランプが大統領になると強制送還されると脅かして動員するシステムがすでに用意されている。

 

 

 

  

 

 反トランプのデモに使うプラカードやバナーを作るアルバイトの募集広告。 

 

こうして作られたプラカードやバナーを、同じく金で雇われたデモ参加者に持たせて 「反トランプデモ」 が作られているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

  「トランプへの抗議デモ参加のアルバイト募集!」 という求人広告

「時給15ドルで、最大4時間」 と書いてある。

4時間で6,000円である。うまい話である。ヒスパニック系の移民でなくても、白人の失業者や学生だって飛び付くバイトではなかろうか?

  

要するに、一般のアメリカ市民が自分の意思表示としてデモ行動を起こしているのではなく、影の組織が莫大な資金を投じ、移民などを使って “演出” しているということだ。

 

 

 

 

 

 もちろん 「反トランプ暴動」 の参加者には不法移民だけではなく、往生際の悪いクリントン支持者も多くいることだろう。しかし、選挙を経て当選した次期大統領が気に食わないから抗議したり暴れたりというのは、いかがなものであろうか?それとも単に日当が出るから仕事で暴れているだけか?たしかに時給15ドルならば、悪くはないだろう。今回はもっと奮発している可能性もある。

実際、クリントンの選挙事務所は全米の主要都市にあったわけで、そういったところにはクリントン支持者が集まっているであろう。そうしたネットワークを通じて組織的に動員している疑いもある。それにしても、実にアンフェアな遣り口ではなかろうか?

トランプ陣営に選挙の不正があったという抗議は寡聞にして聴いていないし、報道もない。あればすでにクリントン陣営側から鬼の首でも取ったように叩かれていることだろう。むしろ不正はクリントン陣営側に山のようにあったのだ。それでもトランプ候補はそれを跳ね返して当選したというのが現実である。

 

さて、今回の大規模な 「反トランプ旋風」 に、2010から燎原之火のごとく広がった 「アラブの春」 を思い起こすひともいることだろう。ある意味で “正解” である。「アラブの春」 は CIA が誘導し扇動したものだったのである。自然発生の山火事ではなく、CIAの放火 だったのである。

       反トランプ暴動                    アラブの春

どちらも “大衆操作” であり、“染脳工作” なのである。今回の「反トランプ旋風」 は、大敗を喫したクリントン陣営とその最大のスポンサーであるジョージ・ソロスの悪あがきにも見えないこともないが、非常に危険な予感がする。

この演出された 「反トランプ旋風」 は、歴史的事実を著しく歪め、トランプ氏への信頼性を莫大な資金力で切り崩そうとしている面がある。そして、今後トランプ氏の身に万一のことがあった場合、“当然だろう” と思わせる下地作り というふうにも思える。

この 「反トランプ旋風」 は何かの下準備である可能性があるソロスほど邪悪で狡猾な人間が、これをただの “悪あがき” で終わらせるつもりはないであろう。

 

   

追記2016.11.14.  莫大な資金を投じた組織的な演出イベントである証拠が続々と挙がっている。

 

ニセの反トランプデモ参加者:時給15ドルの報酬 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反トランプデモ参加のバイト募集のポスター

 

イスラム系不法移民たち用に準備されているプラカード

 

 

「反トランプデモに参加して 3,500 ドルもらった」 という証言ツイート

 

 

時給 35 ドルの反トランプデモ参加のバイト募集広告

“ストップトランプ”に力を貸して下さい。明日の正午、トランプゴルフコース

時給 35 ドル。遅くとも10:00 に現地集合。

 

反トランプデモ参加のバイト募集広告 (ロサンジェルス)

活動家募集

仕事:組織的交通妨害

日時・場所:退役軍人の日、ハリウッド、ハイランド

意思表示の抗議運動

実際の交通妨害ではなく、信号が変ったら斜めに横断します。

平和的なデモです。

 

 反トランプデモ参加のバイト募集広告 (フィラデルフィア)

「トランプを止めろ」 週給最大 1,500 ドル まで。残業あり。

本日申し込み、明日から業務。

時給15~18 ドル + ボーナス + 残業週77時間まで可。

マイカー出勤にはガソリン代支給。午前と午後の交代制。

経験不問。フルタイム、パートタイム可。週末出勤可。

募金活動なし。コミッションなし。

 

「反トランプデモ」 が、バイトを動員した“演出イベント” であることがあばかれている

 

 

 


ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 も偽装?

2016-11-17 00:08:03 | 現代時評

 ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 も偽装?

 

「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 で安心するのは、まだ早い!

 

アサンジュの安否をずっと追ってきた私自身もこのインタビュー動画で、めでたし、めでたしと終わりにしたい気持ちがあった。

しかし、あらためてこの動画を精査してみると、疑問点が次々と出てくる。“往生際が悪いやつだ” と呆れるひともいることだろう。 しかし、このインタビュー動画が “アサンジュ無事” の偽装工作の延長である可能性 が出てきたことを伝えないわけにはいかない。

以下の私の説は非常識、不謹慎のそしりを受けるかもしれない。というのは、このインタビューをしている John Pilger という人物は、イギリスではわりに知られた信望のある古参の良識派ジャーナリストだからである。そして、この偽装インタビュー説はこのPilger 氏の共謀の可能性も視野に入れているからである。

 まずはこの偽装説の根拠を挙げよう。

 

1) そもそもこのインタビューが行われた日付がどこにもないこと自体が極めて不審である。RTのニュース記事にも、インタビュー映像の中にも、言及も表示もないのだ。インタビューの日付が出ていないのは、出せない理由があるからだ と考えるべきであろう。出せないのはそこに何らかの欺瞞があるからだ。隠したいことがあるからだ。

2) この動画中、二人が一緒に同時に映っている場面は皆無である。2台のビデオカメラを固定して流し撮りをした映像を編集したように見える。常にどちらか一方しか映っていない。インタビューの場合、インタビューシーンとして2人が一緒に映っているシーンも入れるのが定石であるが、それがない。質問者 Pilger 氏の発言と、回答者のアサンジュの発言は、ばらばらにしたうえで組み合わせて編集が可能な状態である。つまり、偽装工作が容易な状態である。

3) インタビューの動画撮影でも、必ずと言っていいほど別個に写真撮影もあるものだ。写真撮影でインタビュー場所の雰囲気を伝えることはよくある。しかし、今回のインタビューでは、動画から以外の静止画は一枚も出てこない。非常に不自然である。ボロを出さないために余計なことは一切しないといった印象がある。

4) このインタビューが行われた時期に関わる一番の決め手となる言及は、Pilger 氏の冒頭の質問である。しかし、あらためて確かめてみると、動画の音声と、それを文字に起こしたスクリプトが一致していない。

Pilger 氏は、 "in this last week of the U.S. election campaign" と言っているのだが、スクリプトでは "in these last days of the U.S. election campaign" となっている。当然スクリプトのほうが、より近い次期に言及している印象がある。これは文字起こしにおける単なるミスかもしれないが、また一方で、少しでも近い時期、つまり聴き手にとって “より最近” であるように思わせようとする意図の結果であるかもしれない。

5) 「米国の選挙運動に対する、ここ数日のFBIによる、ヒラリー・クリントンの件に関しての介入にはどんな意味があるのでしょうか?」  という Pilger 氏の質問に対し、アサンジュの発言は、「FBIの歴史を見るならば、FBIは実質的にアメリカの政治警察でした。云々」 と非常に一般論で、Pilger 氏の質問にそのまま噛み合っていない印象がある。

もしかするとアサンジュの回答は、「FBIについてどう思われますか?」 という、そもそもが一般的な質問に対するものだったという可能性もある。そして、そのFBIについての一般的な質問の部分を切り取って、かわりに 「米国の選挙運動に対する、ここ数日のFBIによる、ヒラリー・クリントンの件に関しての介入にはどんな意味があるのでしょうか?」 というインタビューの時期を示唆するような質問をあとから作って、巧妙に差し替えることもできたかもしれないのだ。しかし、この工作をするには当然 Pilger 氏の協力が必要となる。 しかし、この協力が絶対にあり得ないと言いきれるであろうか?

6) ロンドンのエクアドル大使館が10月 17日にアサンジュのネット接続を切断したのは、米国からの圧力があって、アサンジュによる米国選挙への影響を阻止するためであった。しかし、この Pilger 氏によるインタビュー動画は明らかに米国選挙に言及しており、影響を及ぼすことは明白である。

Pilger 氏が本当にエクアドル大使館でインタビューをしたのなら、エクアドル大使館がそれを許可したということになる。仮にその通りだとして、それはPilger 氏の冒頭の質問が示唆するように、アサンジュのネット接続が切断された10月 17日以降のことであろうか?直接ネットを介していなければ、マスメディアであるロシアの国営放送を通じて、米国選挙への干渉はOKなどということがあるだろうか?

 

 

“なりすまし動画ソフト” 使用の可能性?

7) 「ウィキリークス(8)」への読者からのコメントに 「CGで生きている人のように話せる動画が作れるプログラムが完成したという記事を読んだ事がありますが、多分それかもしれませんね。」 というのがあった。さっそく、その可能性もあると思い、調べてみた。 “なりすまし動画ソフト” とでも呼ぼうか。

 

左上の人間の表情が、右のターゲット人物に反映したまま変化する。

どういうものか、ぜひ YouTube 動画 で確かめて頂きたい。

https://www.youtube.com/watch?v=ohmajJTcpNk

Face2Face: Real-time Face Capture and Reenactment of RGB Videos (CVPR 2016 Oral)

これは凄いソフトである。マルチメディアもここまで来ているのか!と、怖気がふるうのはわたしだけであろうか?少なくともこのソフトを使えば、アサンジュ本人がいなくてもアサンジュのインタビュー動画が作れることがわかる。上の 2) で指摘した、2人が同時に映っていない理由の説明にもなるように思える。このソフトでは同時に成りすませるのは一人なのだ。

 

どうやらRTニュースが、この “なりすまし動画ソフト” を使ってインタビュー動画をでっち上げた可能性が出てきたようだ。このソフトは、上の 1)の インタビューの日付を出せない理由の説明にも当然なるだろう。なぜならば、インタビュー動画の撮影にはインタビュアーの他に最低3人くらいの撮影クルーが機材とともに動員されるが、そのクルーがロンドンのエクアドル大使館に車で乗り付けて正面玄関から入って行けば、必ず視覚的記録に残るはずだからである。

ロンドンのエクアドル大使館前はアサンジュの安否が不明になった10月17日以降、常に報道陣が囲んでおり、著名なジャーナリストの Pilger 氏が現れれば、必ず写真やビデオに撮られているはずである。

だからこそ、日付を出せないのである。日付を出せば、その日の画像・映像記録を洗われてしまうからである。もし、このインタビュー動画が、“なりすまし動画ソフト” を使って作ったものであって、実際にはエクアドル大使館で撮影したものではないとしたら、日付を出すことには相当のリスクがあることだろう。その日に、そんなクルーは来ていなかったということはすぐに割れてしまうだろう。

さて、この John Pilger 氏であるが、この人物はなんと アサンジュと同じオーストラリア出身で、アサンジュとは友人である。23歳からイギリスで活動していて、反体制、反権力のジャーナリストとして、高く評価されているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

以下のブログ記事でも、「2: 偉大な調査報道ジャーナリスト、ジョン・ピルガー、真実の組織的な抑圧について論じている。」 と書かれている (いちばん下)。

 

さて、これほどまでに反権力のジャーナリストとして名が知れていて、アサンジュの友人でもあるこの人物が、アサンジュのインタビュー動画のでっち上げに関わっているということがありうるだろうか?

この人物を洗って見ると、いわゆる欧米の左翼的ジャーナリストのご多分にもれず、ロシアとのつながりがうかがえる。もちろんロシア批判もしてはいるが、アメリカ、イギリス、EU批判に比べれば、申し訳程度である。

今回の「アサンジュインタビュー by Pilger」 はRTニュースが公開したものである。RTニュースの “RT” が何だかわかっていないで見ている人も多いが、 “RT” とは、 Russia Today  の意味で、ロシアの海外向け国営放送なのである。当然のことながら、ロシアの国益に基づいた報道をしている。当然だろう。早い話が、ロシアのプロパガンダ放送局である。

2016年現在、国際世論はアメリカに対してかなり厳しくなっており、そうした流れでアメリカ叩きのメディアの代表格として RTニュース が人気を博しているという背景があることも押えておく必要があるだろう。

 

さて、こうしたバックグラウンドを踏まえて、あらためて今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 を考えてみたい。かりに RTニュースが “なりすまし動画ソフト” を使って、アサンジュ・インタビューを “でっちあげた” とすると、次の2点が必然的に想定されなければならなくなる。

1) Pilger 氏が、RTニュースに “協力” (共謀) した。

2) この動画がでっち上げであることが、アサンジュ本人などによってくつがえされるリスクがゼロであること、つまりすでに死亡していることを RTニュース が確信している。

 

RTニュースは当然のことながら、ロシアの諜報機関からの情報をいくらでも得られる立場にある。RTニュースは、アサンジュがすでに死亡しているという確実な情報を得ている可能性がある。そうでなければ、生きている人間のでっち上げのインタビュー動画などは安心して作れないだろう。

そして、当然、そのことは Pilger 氏も了解していたと考えられる。

  

今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 の中で、アサンジュは、WikiLeaks がリークしてきているメールなどの情報が、クリントン陣営が非難しているようなロシア経由のものでないことを明らかにしている。そして、米国選挙におけるクリントン陣営にとって致命的なほどの情報を提供している。ここに限れば、まさにロシアの国益に沿った内容である。しかし、このアサンジュの口から出てくる話は、アサンジュでなくても今までWikiLeaks がリークしてきた大量のメールなどの情報をもとに書きあげることは十分に可能であると思われる。

はっきり言って、このインタビュー動画は、あたかもエクアドル大使館のアサンジュのネット接続が切断された日(10/17)以降にアサンジュが生存しているかのような印象を与えるためにPC上で偽装工作されたものであるという見方もできる。

アサンジュが語っている内容じたいは一般論、大局論が主で、今までWikiLeaks がリークしてきた情報のに基づいたものであり、これを伝えるのがこの動画の目的であるかのようだが、実はそれを伝えるのがこの動画の公開の本当の目的ではないと考えられる。語られている内容じたいは何でもいいのだ。そのアサンジュの意見はRTが創作したものを “なりすまし動画ソフト” でアサンジュに語らせているだけのものであろう。

このインタビュー動画は、アサンジュが信頼性のある著名なジャーナリストのインタビューに答えていること、それも、10/17 以降に話しているかのようなイメージをネット上に流すことを目的としてでっちあげられたもの と思われる。アサンジュの安否不明説、死亡説をできるだけ打ち消すのが真の目的に思える。

しかし、これは、ロシアにとってよりも、まるでアメリカのクリントン陣営にとっての目的のように思える。つまり、アメリカ大統領選挙終了までの “時間稼ぎ” として意味がある。投票以前にアサンジュの死亡が発覚すると “殉教者効果”によって、クリントン候補への投票が激減することが予想されるからである。

こうなってくると、まるでクリントン陣営のためにロシアがお膳立てしているかのようにも思えてくる。たとえクリントン陣営を利する面があっても、アサンジュ生存を偽装する必要性がロシアにはあったのかもしれない。正直言って、このあたりは不透明である。

 

今回の 「アサンジュ・インタビュー by Pilger」 を、アサンジュの“生存証明” として受け入れるひとも多い。

しかし、“ロシア”がでっち上げたものである可能性が出てきた。

このインタビューでアサンジュの語っていることが、すべてRTニュースが作った原稿を “なりすまし動画ソフト” によって機械的に語らせているだけ、ということは技術的にありうることである。 おそらくロシアは商品化されているようなソフトよりもすぐれたものをすでに開発しているはずである。

ロシアの国営放送の RTニュース、つまり “ロシア” には、少なくともそうする 能力 動機 あると言える。

  

“アサンジュ無事”についての疑惑材料の一部

● 10月17日: 「アサンジュのネットが意図的に切断された。非常時計画を起動した。」 とWikileaks のTwitter (以下、WT)で伝えられている。この“非常時計画の起動” はいわゆる デッドマン・スイッチ が入ったことと理解できる。つまりアサンジュが危険な状態になったことを意味する。 ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ

 

● 10月17日: エクアドル大使館のアサンジュのネットが切断されたという ツイッターが出たのちに、ロンドン近くの空港から、CIA  の重要犯罪人専用の移送機が飛び立ち、米国ノースキャロライナ州の 空港に着陸したことが確認された。

ノース・キャロライナ州にはCIAの施設がある。

 

● 10月21日: WT: 「アサンジュ氏はまだ生きている。そして、WikiLeaks はまだ情報公開の業務をしている。」 と言っている。「まだ生きている」 というだけで、 “無事” だとは言っていない点に注意。米国のCIAの拷問室で死なずにいるだけのことかもしれない。

 

● 10月23日: WT: WikiLeaks の指導者であり、アサンジュの盟友である ギャビン・マクファーデンの訃報。死因は肺がんとのことであるが、タイミング的に非常に疑わしい。しかも実際の死亡日の翌日になっての訃報。

今年になって、Wikileaks 関係者の3人目の変死

 

● 10月23日: WT: アサンジュについての声明の予告として、「我々の編集者であるアサンジュは無事であり、制限されたかたちではあるが、スタッフと連絡を取りながら 依然として全面的にWikiLeaks の指揮を執っている。」 ・・・・ これもしょせん文字列だけの “生存証明” である。

  

● 10月24日:WT: 4ヶ月前のマイケル・ムーアのアサンジュ訪問の動画を、10月24日に撮影された、アサンジュの“生存証明”として紹介する。明らかな “まやかし” である。この1つのウソだけでも、“アサンジュの無事” は限りなく疑わしくなってくる。

 

● 10月26日: さらに、ダメ押しのようにして YouTube にアップロードされたのが、この 限りなくあやしい 「アサンジュ生存証明の動画」 である。これについては、右を参照のこと。 ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?

日付は26日ではなく、18日である可能性が浮上。

 

● 10月28日: WT: クリントン陣営がWikiLeaks の公開情報にイチャモンをつけていることに対して「お話しにならない」 という内容だが、問題は以下の写真である。これは実際は9か月前のものである。

2016年2月5日の写真であることが判明。

 

 ● 11月7日: 2016年10月16日以来 3週間にわたって、生身の姿を見せていないアサンジュ

 出てくるのは、文字列、写真、動画、音声といった 実体のないものばかり であり、 偽装工作の疑い は深まるばかりである。

偽装工作ということは、言うまでもなく、アサンジュがもはや無事ではなく、死亡している公算が大きいことを意味する。

あらかじめ言っておこう。かりにアサンジュがその生身の姿でバルコニーに現れたら、今度は “替え玉” である可能性を疑う必要が出てくるだろう。現在準備中であることもゆうに考えられる。

  

Pilger 氏の動機 

“アサンジュ無事”についての疑惑材料の一部をざっと見てきた。とはいえ、Pilger 氏の動機に納得がいかないひともいるかもしれない。しかし、反体制派の急先鋒のジャーナリスト、Pilger 氏がロシアの諜報機関に対していやとは言えない何らかの弱みを握られていることはゆうに考えられる。半世紀以上も “反権力のジャーナリスト” をやっていれば、どんな人間だって弱みの一つや二つはあるはずだと考えるのは、甘すぎるであろうか。“弱み” とまでは言わないにしても、“借り” くらいがあっても不思議はないであろう。

さらに言えば、筋金入りの反権力のジャーナリストであるならば、潰すべき権力を攻撃するためには、手段は選ばないことも大いに考えられる。

 

 

ウィキリークス(1) アサンジュ、暗殺か? 

ウィキリークス(2) アサンジュのデッドマン・アーカイブ

ウィキリークス(3) アサンジュ、生存証明は? 

ウィキリークス(4) アサンジュ、米国に移送?

ウィキリークス(5) アサンジュ生存証明の動画?

ウィキリークス(6) アサンジュの猫はどうしてる? 

ウィキリークス(7) アサンジュ安否隠蔽工作?

ウィキリークス(8) アサンジュがついにインタビュー!? 

ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装?