英語のノートだけでなく、他のノートも、手紙も、日付は英語で書こうではないか!
ところで、以下の日付を君はどう読むか? 即座に声に出して言ってみたまえ。
January 1, 2013
January first, two thousand, thirteen と読む。
上記の日にちの "1" は、ここでは、 first と読まなければならない。しかし、単に "1" と書いてあるものを即座に first と読めるひとは非常に少ない。君はどうだったかな。英語のカレンダーの日付はすべて序数で読むということが習慣的に身に付いている日本人は稀である。英語学習途上の中高生、そして大学生、いや、社会人でも9割以上が間違って犬のように「ワン!」と読んでいるぞ。だから、その序数で読む習慣が身につくまで (いつのことやら)、
January 1, 2013 ではなく、
January 1st, 2013 と書くのだ。
こう書いてあれば、どう間違っても 「ワン」 とは読まないだろう。
日付は、野球のベースと同じで、ファースト、セカンド、サード と読むと覚えよう。野球のサードは3つ目のベースであるように、カレンダーでは、その月の3番目の日にちなのだ。スリー と読むと、3番目ではなく、日にちが3つあることになってしまう。
日付は序数であるが、一般的には、 -th 等を省略して、算用数字だけで書くのが慣例である。しかし、日本の中高生は、”序数”の 9th や 23rd というかたちで書きたまえ。これは日付の日にちは序数で読むということをそのつど思い起こすためだ。
たとえば、2013年 8月13日 火曜日 は以下のように書く。ダッシュのついたほうが短縮形。
A Tuesday, August 13th, 2013
A' Tue., Aug. 13th, 2013
曜日なしの場合、
B August 13th, 2013
B' Aug. 13th, 2013
ちなみに、文字列の間のスペースにも注意してほしい。以下に赤で示したように1文字分の空白を必ず入れること。
Tuesday,_August_13th,_2013
Aug._13th,_2013
ほかの表記法もいくつかあるが、英語学習途上の中高生には、これがいちばんだろう。日本のほとんどの英語の教科書と同様、アメリカ式を基本にしている。ネットの英語などはほとんどアメリカ英語である。
中学生は、短縮形でないA,Bの表記法を使いたまえ。 高校生はA',B'でもいいだろう。ただし、高校生ならば、もう月も曜日も正しいスペルで書けるはずだという前提だぞ。正しいスペルも書けないくせに短縮形を使っていると永久に書けないままだ。短縮形にせずに正式に書くほうが好きな人、また高校生でもスペルにまだ自信がない場合は、A,Bで書いていいだろう。
ちなみに、
1 日 は 1st と書くが、
2 日 は 2nd
3 日 は 3rd そして
4 日 から 4th だが、
21 日 は 21st
22 日 は 22nd
23 日 は 23rd
31 日 は 31st
32 日 は おいおい、月に 32nd はないぞ。
< 参 考 >
月の名前と短縮形 (短縮形は、短縮を意味するピリオドを最後につける)
1月 January (Jan.)
2月 February (Feb.)
3月 March (Mar.)
4月 April (Apr.)
5月 May (短縮形なし)
6月 June (短縮形なし)
7月 July (短縮形なし)
8月 August (Aug.)
9月 September (Sep. / Sept.)
10月 October (Oct.)
11月 November (Nov.)
12月 December (Dec.)
曜日の名前と短縮形 (短縮形は、短縮を意味するピリオドを最後につける)
日曜日 Sunday (Sun.)
月曜日 Monday (Mon.)
火曜日 Tuesday (Tue.)
水曜日 Wednesday (Wed.)
木曜日 Thursday (Thu.)
金曜日 Friday (Fri.)
土曜日 Saturday (Sat.)