「フォークス・オーバー・ナイブズ」 の衝撃
“フォーク(食事)は、ナイフ(メス)を征する”
牛乳を飲むと骨がもろくなる?
動物性の栄養素はガンを促進する!?
YouTube での予告編
約半数の国民が何らかの薬を常用し、3人に1人が糖尿病を発症、毎年100万人が心臓疾患とガンで命を落とすと言われているアメリカ。結果としての医療費の増大が社会問題となり、ダイエットが注目を浴びる一方で、原因のほうは放置されたままになっていた。しかし、動物性食品こそが不健康の原因だと唱えるこの映画は、問題の本質を明らかにし、多くの人々の支持を得て全米で大ヒットを記録することになった。
卵や乳製品を含む、一切の動物性食品を食べない菜食主義はビーガン(vegan)と呼ばれ、最近ではクリントン元大統領が実践していることで話題となっている。クリントン元大統領はエセルスティン博士の著作に影響を受け、助言をもらってビーガンを始めたと言われる。また、ポール・マッカートニー、マドンナ、ナタリー・ポートマンなど、多くのセレブ、有名人もビーガンを実践しており、幅広い人々に支持を広げている。そのきっかけとなったのが、本作で紹介されているキャンベル、エセルスティン両博士の研究だ。
本作には実際に菜食主義を実践して、病から立ち直った多くの実例が紹介されている。それと同時に、菜食を阻む見えない力についても言及している。菜食主義は極端だという偏見、加工食品に偏った手軽な食生活。食品業界の利権が優先される学校での食事プラン。肉を食べないと力が出ないという思い込みなど、日常に潜む問題点に警鐘を鳴らす。見れば自分の食生活を見直すきっかけになるはずだ。食(フォーク)はメス(ナイフ)を征するという事実を明らかにする衝撃作である。
このドキュメンタリー映画の内容:
アメリカでは1940年代から、“完全食品”として推奨されてきた牛乳。酪農業を営む家で少年時代を送っていたキャンベル博士(左)も、これを当然として疑わなかった。「カルシウムの補給に牛乳を!」「牛乳には子どもの成長、健康な生活に必要な栄養が充実!」などといった政府と乳業・酪農産業による実に巧妙なプロパガンダは大きな成功を収めてきた。これは戦後の日本でもそのまま踏襲されて今日に至っている。日本の親が子供に牛乳を飲ませるのはこの洗脳(牛乳浸け)の結果である。
あるとき、キャンベル博士は動物性タンパク質とガンの関係に気づき、どの食物が何の病気の原因となるかを調べる大規模な調査に乗り出す。それは「ザ・チャイナ・スタディ」として結実する。
一方、外科医としての実績を積んでいたエセルスティン博士(右)は、いくら手術で患者を治しても、これから病気になる患者はけっして減らないという現実にジレンマを抱いていた。
栄養学と外科の世界的権威であるこの二人の博士が到達した結論は、動物と加工食品を食べず、菜食の実践で病は防げるということ。そして多くの生活習慣病を治療することも可能だということ。
両博士の考えに目を開かれたリー・フルカーソン監督は、膨大なインタビューと科学的検証を通じて、”食”の常識に鋭く切り込む。薬漬けの日々を送る男女や、回復が見込めない心疾患だと診断された患者たち。彼らに現れた変化を知った監督は自らも菜食に挑み、驚くべき効果を目の当たりにする!
加工食品に偏った手軽な食生活。食品業界の利権が優先される学校での食事プラン。肉を食べないと力が出ないという思い込みなど、日常に潜む問題点に警鐘を鳴らし、食(フォーク)はメス(ナイフ)を征するという事実を明らかにする問題作である。
●コメント
「この映画を見て、すぐにキッチンの動物性食品を片づけた。以来5ヶ月半の間、ずっと菜食を続けている」・・・ジェームズ・キャメロン監督(「ターミネイター」「ランボー」「タイタニック」「アバター」等)
出演:コリン・キャンベル博士(著書『葬られた「第二のマクガバン報告」』グスコー出版
コールドウェル・エセルスティン博士(著書『心臓病は食生活で治す』角川学芸出版)
ニール・バーナード医師/パム・ホッパー博士/他
監督:リー・フルカーソン
製作総指揮:ブライアン・ウェンデル
字幕翻訳:柏野文映
提供:メダリオンメディア
配給:ユナイテッドピープル
96分/カラー/英語/アメリカ/2011年
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この映画は劇場公開されていない。おそらく決して劇場公開されることがない映画である。こういうところに真実がある。心あるごく一部の人々が自主上映しているようだ。乳業・酪農業界や食肉業界がもっとも恐れるドキュメンタリー映画である。この勇気ある監督と、ユナイテッド・ピープルというこのマイナーではあるが良心的な映画会社に拍手をおくりたい。観ると、どうしても人に薦めたくなるDVDである。実際、“真実”はひとの生死や寿命まで左右することがある。
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amazon での評価
その本、人に勧めるにはちょっと負担になります。お金もかかるしね。
だったら、このDVDを見てもらったほうが、一目瞭然です。著書をうまくまとめてくれています。
なぜ菜食であるべきなのか。
そして、こんなに即効性のある医療はない、ということ。
日本人の中高年が7~8割そうだという、EDについても詳しく述べられています。
EDは、EDだけが問題なのではなく、心臓病発生前のサインであるということです。
若者もファーストフードに浸っている世代なので、実は少子化もこれとかかわりがある?とまで思ってしまいました。
ベジタリアンに懐疑的な家族や友達を誘ってホームパーティを兼ねたプライベートな視聴にいいと思います。
牛乳が有害であり、牛肉が有害であることがよく分かります。キャンベル博士の著書、「葬られた第二のマクガバン報告」クスコー出版やエセルスティン博士の著書「心臓病は食生活で治す」角川学芸出版 を読みましょう。ついでに、イギリスの地質学者プラント博士の「乳がんと牛乳」径書房も参考になります。アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート(通称 マクガバンレポート)の抄訳「いまの食生活では早死にする」今村光一著 株式会社 経済界 発行 も参考になります。真実を明らかにしようとする皆さんの努力には脱帽します。さすがです。人類の叡智は、次の時代を切り開くのでしょうね。
アメリカでは年間50万人(肉食中心)が胸を切り開かれ生きたまま心臓を露出させ、
大腿部を切り開かれ血管を抜き取り、それを心臓に移植するという経験をする。
これこそ、極端だ。
全くそのとおりだとおもいます。
今まで教わってきたこと、正しいと信じさせられてきたことを、ただ鵜呑みにするのではなくて
もっと自分で調べて考えて判断していくことがひつようなのだと思います。
自分の体ですから、自分で責任を持つ事。そして
私たちが思っているほど、政府や企業は私たちのことを考えていないのだ。
ということを痛感しました。
体に悪そうと思いつつ なぜファーストフードに手が出るのか?
そこに巻き込まれず自分で食を選択できるようになるきっかけになります。
ベジタリアンは何か宗教がかっていて気持ち悪い、とか、やりすぎなんじゃない?人間は肉を食わなきゃだめでしょ、とベジタリアンを批判している方が、もし前立腺癌や乳がん、心臓病になってしまい、薬や手術では治せず、ベジタリアンになった時に初めて治った、という経験を持てば、その人は改心するのでしょう。
人間は、そうなった時に初めて現実を見ようとするのです。
だから、いつまでたっても癌も心臓病も肥満もなくならないのです。
もし、今健康な人で、肉のない生活は考えられない、加工食品のない生活は考えられない、と思っている方こそこの映画を視るべきです。
そこには、現実の、説得力のある数字が並び、症例者の証言が並び、医者や化学者の、勇気ある言葉が続きます。
手術より食。
食の改善によって多くの人が救われ、また健康で素晴らしい人生を謳歌することが
できるのです。
この映画を見て、私も食生活を根本から見直そう、と強く思いました。
それを証明してくれています。... 続きを読む
何が正しく、個々に合うものなのか・・・... 続きを読む
「安いから」「簡単だから」 と 安易に考えず よく考えよう・・・
食べることの大切さがよくわかる作品です。
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引用元: http://www.health-station.com/new170.html
アメリカで加速する肉食離れ、菜食への傾倒
シカゴ市長、市民にヴィーガンへの転向を勧める
今、アメリカで、ヴィーガン(肉や乳製品など動物性食品を一切摂らない菜食主義者)やローフード愛好者が急増している。 そのきっかけとなったのが、栄養学のアインシュタインと呼ばれるアメリカのT・コリン・キャンベル博士の著した、『THE CHINA STUDY(ザ・チャイナ・スタディ)』(邦題『葬られた「第二のマクガバン報告」』)である。
「動物性タンパク質の摂取量を変えるだけで、ガンの成長をONにしたりOFFにしたりすることが可能である」。キャンベル博士はそう指摘し、肉や牛乳の動物性タンパク質がガンや心臓病などさまざまな疾患の引き金になるとし、中国における大規模疫学調査での証左を示している。
アメリカは1971年、ニクソン大統領がガン撲滅を宣言し、禁煙や食事改善によるガン撲滅戦略を国をあげて取り組む。食生活改善の一大ムーブメントは、1975年、米国議会上院のマクガバン議員らによる「健康と食物」についての2年間におよぶ世界的な大規模調査、「マクガバンレポート」が皮切りとなる。
その後、「1日に5皿以上の野菜(350g)と200gの果物の摂取を」という、「5(ファイブ)a day」運動も全米で展開、「低脂肪・高食物繊維」食が勧められた。
「不都合な栄養学」、抑圧されるキャンベル博士の主張
マクガバン議員らの偉業は、1982年、キャンベル博士らによる「食物・栄養とガン」レポートで継承、その後、国立がん研のDr.ピアソンが食品の機能性に着目した食品の栄養ピラミッド「デザイナーフーズ計画」を国家プロジェクトとして立ち上げる。
しかし、プロジェクトは道半ばで頓挫、キャンベル博士らの研究成果も米国食肉協会などからの潰しや中傷に遭い、政府の食事指針に反映されることなく葬り去られてしまう。
なぜ、キャンベル博士らの研究成果が抑圧されたのか
それが、産業界にとって「不都合な栄養学」であったためだ。「肉や乳製品がガンの引き金になる」というキャンベル博士の主張は、食品・製薬・医薬業界と癒着していた米政府によって故意に抑えられ、それから長らく日の目を見ることはなかった。
「真の栄養学」に目覚めるアメリカ人
しかし2005年、アメリカで同書が発刊されるや、その衝撃的な内容に全米で一大センセーションが巻き起こる。肉や乳製品を必須のように摂ることの弊害、野菜や果物の栄養学的価値があらためて見直されることとなった。
これまで隠されていた「真の栄養学」にようやく国民の多くが目覚めたのか。今やシカゴ市長のラーム・エマニュエル氏までもが市民にヴィーガンへの転向を呼びかけているほどだ。そうした背景には高額な医療費負担増で自己破産者が急増しているというアメリカの深刻な現実もある。
もはや、政府と癒着企業による栄養政策のコントロールがきかなくなっているようだ。実際、アメリカでは牛乳の売上げが、この10年最低を更新している。一方で、豆乳をはじめとする植物性のミルク市場が急速に拡大している。
昨年、キャンベル博士らのドキュメンタリー映画「フォークス・オーバー・ナイブズ~いのちを救う食卓革命」が上演され、さらにアメリカで肉食離れ、菜食への傾倒が進んでいる。
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日本ではまだまだ菜食主義に対する偏見が根強く、牛乳プロパガンダが支配しているため、一般大衆が目覚めるまでに数十年かかるであろう。日本政府はアメリカ政府の“よい生徒”である。“良い子”ほど牛乳をすすんで飲んで、ほめられる。そして良い子だった人ほど乳がんや前立腺がんになっている。
YouTube での「フォークス・オーバー・ナイブズ」予告編
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