武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

リョウチョウがやって来た

2016-10-27 08:39:37 | 人間観察
泣く子も黙る「国税局課税第○部資料調査第○課」、またの名「リョウチョウ」が職場にやって来た。
本体の調査の流れのなかで、職務末端者の筆者のところまで調査員(主査と審査官)が複数でお出でになった。
http://tax.ma-bank.com/faq.php?id=q7

最初に自己紹介が有って名刺を頂いた後、まずは世間話。
その後から向こうさんの疑問とする点を、まず遠回しに訊いて来られた。
筆者とすれば、自分自身は何も隠し事は無いので、
知りうる限りの事象を訊かれたことだけ答え続けるしかなかったが、
質問の流れで気付いたことは、帳簿外のキックバックを探しているのだろうと思った。

特に、休眠通帳が隠し金の温床になっているのでは??と疑っていたようだ。

その後、筆者の仕事机をくまなく開けて実地調査。
多くの封筒や領収書、手紙、契約書の類いを確かめた上、
何枚か向こうさんとして気になったものをコピーしてお持ち帰りになられて終了した。

映画「マルサの女」並に、壁まではひっぺがしたりはしなかったが、
戸棚の中や書類の間などは、無作為にチェックされて行かれた。

その昔、検地が行なわれて、隠し田が暴かれ農民が罰せられたと歴史の教科書に書いてあったが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/検地
税務調査とは、”現代の検地だな” と思った。


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