怖い

金曜日の地震は怖かった。
ちょうど、子供達の帰り支度をしていた時
あの揺れが始まった。
すぐにおさまるだろうと思い、子供を抱いたまま様子をみてると
揺れはひどくなり、窓の外の木はユサユサト揺れ、電線も揺れていた。
おさまったからと子供達をバスに乗せ、出発
信号待ちをしている時に余震が来た。
左右に揺れる車
前の車も揺れている。
これって、地震だよね。

学校の脇を通ったら、防災頭巾をかぶって避難する子供達
マンション前に集まる住人
事態は予想以上に深刻なんじゃないか、そう感じた。

夕方からシッターに変身。
保育園に子供を迎えに行かなくちゃならない。
電車はストップしてる
一応駅に行ってみようと思い、駅に向かうと
すごい人。
歩道橋の方まで人が溢れてる。
こりゃぁ、ダメだ
一旦、家に帰ることにした。
そして、まずは暖かい物でも飲もうとガスをつけようとしたら
安全弁が作動してガスが止まってる。
栓を開け、一息つきながらテレビを見て、
ことの重大さに愕然とした。
クライアントはそこまで把握してなかったようで
「今日は、塾は休ませて下さい」と電話して来た。
電車も少しすれば動き出すと思っていたようだ。
最悪の事態を考え、お金も多めにもち、水分食料も
持って、後楽園まで歩く覚悟で出発。
少し歩くと、またも電話。
やっと事態に気付いたクライアント
今日はいいです、と言ってくれた。
良かったぁ。

地震があってすぐにメールをくれたのは次男だった。
普段は無口な次男だけに、嬉しかった。
夕方には電話もかかって来た。
次男は帰宅難民になり、明け方帰って来た。

ロンドンのバリーからメールも来た
心配してくれたんだぁ。ありがとう。

私の家族はみんな無事だったけど、
テレビを見ていると涙が出てくる

自然は怖い