世界中に、Happy を smile を!

どんなときも笑顔で!元気よく!毎日カンシャ!
みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

世論調査 医療白書2006より

2007-04-13 19:33:26 | BOOKS&MOVIES

ざっくりまとめてるだけだから、気になった人は手にとって読んでみて下さいね♪

医療白書のお勉強シリーズ、①

概要:2006年1月、20歳以上の有権者、4000人にアンケート送付有効回答は1011人。

質問内容は
①医療への満足度
②医療制度決定のプロセス
③医療費の規模と財源
④医療資源の配分

この中から、①②③の結果を一部、抜粋するね。

満足度について。
6割の国民が不満→大都市ほど満足度低いんだって。
特に「平等」っていう観点から見ると、満足度においてばらつきが最も多いのは「医療機関の患者に対するサービス」「医療機関へのアクセス」「医療費」だった。
個人間の格差が、こうゆうところで見えるんだなぁ。

医療制度決定のプロセスを主導すべきは「市民」(64%)が厚生省(42%)を上回っていて、その「制度決定プロセスの公平さ」「市民参加の度合い」が、やっぱろ不満は高かった。
ついで、「医療費」とか「医療制度の平等性」…とかとか不満は高いんだけど。
唯一、「満足」が「不満」上回ったもの→それは、「珍談・治療等の技術の質」なんだって。
良かった…。そう言ってもらえると、先生達も嬉しいだろうなぁ。

③医療費・社会保障費を増やすべきか、どれくらいの増税なら許容できるか、等々の色々興味深い調査結果はあるんだけど、一つだけ紹介。
生活習慣病予防の自助努力を医療費負担に反映
私、この考え方、初めて知った。
本人が予測できない救急や感染症などの医療費は患者負担を軽くして、予測や予防の可能な生活習慣病については患者負担をより重くすべき。そうすれば、患者自身が自分の健康管理をするようになるし、医療費負担もより公平になる」というもの。
 →賛成56%、反対42%
んん~、どうなんだろ?どう思いますか?
私難しくて、何ともいえない…。いい面・悪い面あると思うから…。
もしこれが現実になったら、健康意識がすっごく高まると思う。
それが極端になって、変な健康ブームの助長になりそうな気もする…(これを飲めば血糖値下がるよ!的な。テレビとかも。)
でも予防医学こそ、一番の解決策だし…。

あと、「医療費の増額に応じて自己負担を増やすなら」という質問において、
日常的な小額の医療費を保険からはずして自己負担をあげる→反対66%、
高額な先進医療を保険対象からはずし経済的に余裕がある人だけ自己負担で受けられるようにする→反対69%、
延命治療→反対50%、賛成46%(と拮抗していた)
だって。
今後も医療費増額は目に見えてて、消費税増額が小額なら許容、だけど、上記のように増えるのは嫌、と、答えだけ見てたら、どうしたらいいんだーって思っちゃう。自分自身、その通りの意見なんだけど。

政策って、難しいね…><。

国民医療費総額、31兆円。(H.15 一般予算は81兆円ね)
国民一人当たり医療費、24万7千円。(H.15 )
この数字くらい、覚えとこう♪
コストを考えて、良質の医療をしていかないとね。


医療白書2006

2007-04-13 18:52:49 | BOOKS&MOVIES

毎日病院実習していると、目の前のことだけになって、視野が狭くならないようにしたいなぁ、と思って。
たまたま図書館で見つけた本を、紹介します。
思わず手にとって、ざっと1時間ばかし、読んでしまいました。笑

医療白書2006 日本の医療の「未来像」
 日本医療政策機構(編)

日本医療政策機構
http://www.healthpolicy-institute.org/ja/index.php
とは、諸外国において質の高い医療政策を生み出している医療シンクタンクの理念を日本にも導入すべく、2004 年に設立された機関です。

医療政策課題に対応していくために、
●国民が現状を正確に把握すること
●医療政策の背景にある価値観や思想に関する議論を行うこと
●多数の選択肢の中から主体的に政策を選択すること
が、必要とされています。

へぇ、その通りだなーって思いました。
正しい情報+倫理観や思想を理解しあうこと+選択肢は複数あって+主導権は国民一人ひとり
→だったら、確かに理想的だと思う。

というわけで、現状を知ろう!と、中身を読んでみました。

内容は、
・色々な提言(レセプト開示だとか、平均在院日数の短縮だとか、医療費がどうのこうの…)
・各主要政党の医療政策マニフェスト
(初めて政党ごとの政策を見比べてみたんだけど、違いが見えてきて面白かった)
・世論調査※1
・都道府県別地域力ランキング※2
・日本の医療2006~2007の動向※3

※1,2,3に、私が興味深いと思った内容があったので、要約しながら紹介したいなと思います。


April 5th

2007-04-06 01:28:17 | その他

今日は私の、23歳の誕生日でした!

想像以上に沢山のヒトから、お祝いの声を掛けてもらいました。
びっくりするようなプレゼントをもらったり、
ドアにプレゼントかけてもらったり、
大学は遠く離れている友人から誕生日を覚えててくれてメールくれたり、
いつもシャイなおにいちゃんがサプライズ!ケーキを買ってくれたり、
お父さんとお母さんが大分で(バースデーケーキの代わりに)おはぎを食べながら、バースデーソングを歌ってくれたり、笑

感謝、カンシャです。

自分は、相当、幸せものです!
自分が生まれてきたことを、育ててもらったこと、今ここでこうして勉強したり生活さてもらえていること、たくさんの友達にであえたこと、全部、ホントありがたく思います。

 

友人とご飯を食べながら、23歳、今までよりも、「勉強」頑張るぞ!って思いました。
まずは、お医者さんになりたい。
久しぶりに、純粋に、原点を思い出しました。
(まいちゃん。ありがとう。)

 

そして家に帰って、たまたまテレビをつけたら、「1リットルの涙」がやっていました。
ついつい、見ちゃって…。

 

ほんと見ててつらい。なんで、って思う。
どうして病気になる子供がいるのか、彼らは何も悪いことしてないのに。(病気になる人が悪いことしてる、って言うわけじゃなく。)

最近、小児科に進む自信を軽く、なくします。
闘病記、入院体験記とか、ノンフィクションとか、読むほど、つらくて。お母さんの思いに、自分が重ねてしまって。
泣き叫ぶ子に、私は押さえつけて骨髄穿刺なんて、出来ない。って、思ったり。
小児科実習を早くやりたいのに、すこし怖くて。
現実を見るのが、怖くて。


ただ知識もなく、感情移入しても、何の役にもたたないから、
まずは、目の前の出来ること頑張って、はやく一人前のお医者さんになりたいなと、思う今日この頃です。
つらい現実にも、立ち向かえる知識や経験を身に付けないと、逃げ出したくなってしまいそうな、気がして。

 

かと言って、今日手術中に思いをはせていたのは、こんな高度医療の届かない、人たちのこと。

1本、1万円の注射。
2000万円の超音波の機械。
30万円の角膜移植手術。
白内障の手術。
(保険がきくなら、3割負担だけど)


1、2時間の手術で目が見えるようになる。(きっと)
手術が難しくて、すこし角膜がゆがむと、乱視が激しくなって、苦情を訴えられると言う。(視界のクオリティーが、QOLに大事なことは、もちろん十分理解できる話だ。)

だけど。。。

たった10円のワクチンが打てずに、亡くなる子供。

 

お金じゃない。みんなおんなじ、いのち。
みんなおんなじ、まいにち生きてる。
どっちが、大事、とかじゃなく。どっちも大事で。

だけど、その隔たりに思いを馳せつつ、今日はただただ、手術室の狭い空間で、(出来るだけ邪魔にならないように気を配りながら)1日中、突っ立ってました。そうすることしか、出来ることは、なくて…。

 

こうやって、日々悩み、迷いながら、それでも、元気に楽しく!5年生を、23歳の毎日を、過ごしていきたいなと思います。

 


あなたがただそこにいるだけで、その場の空気が明るくなる。
あなたがただそこにいるだけで、みんなの心がやすらぐ。
そんなあなたに、わたしもなりたい。 
  byあいだみつお
(ってことで、そんな人になりたいですっっっ!)


病院実習

2007-04-03 19:13:26 | その他

4月2日より、医学生、5年目になりました。
そして、病院実習がスタートしました。
まずは2週間、眼科です。

やっと病院に出て、正直眠たいときやずーっと立ってるのが辛い時もあるけど、想像以上に、楽しいです。
(と言うと、語弊があるかもしれませんが。やる気になった!と言う意味です)
やっと、医療が目の前にある。
いい面も悪い面も含めて、それを目の当たりにできる。


今いる科が、非常に丁寧に説明してくれて、教育熱心だから、やる気があがります。


色々感じます。

①スペシャリスト

例えば、ものすごく腕のうまい(手術がキレイ、早い、説明が簡単、わかりやすい、そしてかっこいい。笑)先生に感動したり。
 →だってたった15分で、白内障の危機を救ってくれる。
本当に、医者ってすごいなってなんか思った。目の前の人を救える。知識と技術さえあれば。

しかも今日一日で9件も眼科の手術を見たんだけど、やっぱ先生の技術のレベルが、素人目にも見て取れる。
その最中の雰囲気も(いらいら、怖い、穏やか、丁寧、など)。
 →自分もいつも穏やかな受け答えの出来る人になりたい…と強く思った!!!

人間性+スペシャリスト→習得したい!とホント思った。

 

②「現場」

実際、昨日から病院に行き始めて、あまりの「現実」の「忙しさ」とか、「機械的」な感じに、圧倒されてます。
お医者さんがたも、もちろん一生懸命患者さんのこと考えているんだと思う。すっごい忙しい中ホント気配りしてるし。
だけど、患者さん主体、とか、全人的医療とか、まだまだidealすぎる。ほどとおいよーーーなんて、思うこともあったり。
 
教授回診、手術を沢山の人に見られてる(新米研修医、私たち、手術室になんでこんなに人数いるんだ?!本人は嫌じゃないかな、て思った。)こと、などなど。。。。

患者さんが放置されている瞬間があって。

私は声をかけたかったけど、何も出来なかった。すごい気になったのに。何も出来ない自分にも、反省。
知識も、経験もない、イチ学生が、いきなり押し黙っている患者さんの前に立つなんて、無理。なんて非力なんだろう、自分。とか思ったり。苦笑
 
クラウニケーション学んだって、心に触れる医療が出来るのかなぁ。
 
 
いつか、医学的知識も経験も人間性も、きちんと身に付けた上で、
「誰も傷つけない」、peacefulな笑い(スマイル)を生み出せるようなクラウンスピリットのある、ドクターになりたいものです…!!
 
 
 
なぁんて思いつつ、明日も朝から頑張ります。
 
 
 
常に、想像力を働かせて。
医者側目線になりそうになるけど、患者さんの思いとか人生とか暮らしとか夢とか、そうゆうのを想像するのを、忘れないようにしなきゃ…。

目標に向かって

2007-04-02 00:01:03 | 部活

昨日今日は、部活の大会の運営お手伝いしてました。
朝の7時から、夜の10時まで。苦笑

こんな風に、試合にまったくでず、裏方さんをすることが、色々なことを教えてくれました。

応援に来ている先輩、スタッフの思い。
…私のときも、こんな風に思わせていたんだろうか?胸を痛ませたり、怒ったり、一緒に嬉しくて叫んびたくなったり、そんな感情をさせていたんだろうか?

…今更遅いけど、ありがたさをホント、かみ締めなおした。


試合で一生懸命になっている後輩の姿。
…あんな風に自分もやってたんだ…。周りが見えなくなったり、声からしたり、床を滑って、転げまわって、床を叩いて悔しがって、飛び上がってバンザイして。

…あの瞬間瞬間を、いとおしく思った。やってて良かったなって。
もう味わえないけど、あのときは苦しかったけど味わわせてもらえて良かったなって。

戻りたいとは思わないけど(引退を選んだことに後悔はない)、
違う形で、バレーボールやりたいなって思った。今度はもう少し肩の力抜いて、のびのびと。(やっぱ、自分もボール追っかけたくなって^^)


目標に向かって頑張ってる後輩たちの努力。
それは本当にすごいと思う。

学外で、学生活動で頑張っててスゴイと思う人たちはいる。

けど、後輩たちが、一番、スゴイ。
人間的に、成長しようとしているという点で。


もちろんまだまだな点はあるけど、こうやって、日々そうとな時間を費やして、一つの目標に向かって努力し、人と協力し、頑張ってる。
それは実は一番大事な、人間形成の真っ最中で。

もちろんそれはスポーツという形で、実施されやすいのかもしれない。



自分はスポーツを楽しみと置き換え、医学やボランティアや課外活動において、人間形成を、成長を、しっかりしていきたいなと思った。

後輩のまっすぐさを、見習いつつ!

 

嬉しくて泣ける。悔しくて泣ける。(仲間のプレーを)見ているだけでおんなじ気持ちになって泣ける、喜べる、笑える、叫べる!

部活っていいな、て、久しぶりに思い出しました^^
相変わらず、ハードで拘束時間は長いけど!


明日からの病院実習、一番大切なこと忘れないようにしつつ、頑張ります!