4月2日より、医学生、5年目になりました。
そして、病院実習がスタートしました。
まずは2週間、眼科です。
やっと病院に出て、正直眠たいときやずーっと立ってるのが辛い時もあるけど、想像以上に、楽しいです。
(と言うと、語弊があるかもしれませんが。やる気になった!と言う意味です)
やっと、医療が目の前にある。
いい面も悪い面も含めて、それを目の当たりにできる。
今いる科が、非常に丁寧に説明してくれて、教育熱心だから、やる気があがります。
色々感じます。
①スペシャリスト
例えば、ものすごく腕のうまい(手術がキレイ、早い、説明が簡単、わかりやすい、そしてかっこいい。笑)先生に感動したり。
→だってたった15分で、白内障の危機を救ってくれる。
本当に、医者ってすごいなってなんか思った。目の前の人を救える。知識と技術さえあれば。
しかも今日一日で9件も眼科の手術を見たんだけど、やっぱ先生の技術のレベルが、素人目にも見て取れる。
その最中の雰囲気も(いらいら、怖い、穏やか、丁寧、など)。
→自分もいつも穏やかな受け答えの出来る人になりたい…と強く思った!!!
人間性+スペシャリスト→習得したい!とホント思った。
②「現場」
実際、昨日から病院に行き始めて、あまりの「現実」の「忙しさ」とか、「機械的」な感じに、圧倒されてます。
お医者さんがたも、もちろん一生懸命患者さんのこと考えているんだと思う。すっごい忙しい中ホント気配りしてるし。
だけど、患者さん主体、とか、全人的医療とか、まだまだidealすぎる。ほどとおいよーーーなんて、思うこともあったり。
教授回診、手術を沢山の人に見られてる(新米研修医、私たち、手術室になんでこんなに人数いるんだ?!本人は嫌じゃないかな、て思った。)こと、などなど。。。。
患者さんが放置されている瞬間があって。
私は声をかけたかったけど、何も出来なかった。すごい気になったのに。何も出来ない自分にも、反省。
患者さんが放置されている瞬間があって。
私は声をかけたかったけど、何も出来なかった。すごい気になったのに。何も出来ない自分にも、反省。
知識も、経験もない、イチ学生が、いきなり押し黙っている患者さんの前に立つなんて、無理。なんて非力なんだろう、自分。とか思ったり。苦笑
クラウニケーション学んだって、心に触れる医療が出来るのかなぁ。
いつか、医学的知識も経験も人間性も、きちんと身に付けた上で、
「誰も傷つけない」、peacefulな笑い(スマイル)を生み出せるようなクラウンスピリットのある、ドクターになりたいものです…!!
なぁんて思いつつ、明日も朝から頑張ります。
常に、想像力を働かせて。
医者側目線になりそうになるけど、患者さんの思いとか人生とか暮らしとか夢とか、そうゆうのを想像するのを、忘れないようにしなきゃ…。
医者側目線になりそうになるけど、患者さんの思いとか人生とか暮らしとか夢とか、そうゆうのを想像するのを、忘れないようにしなきゃ…。