世界中に、Happy を smile を!

どんなときも笑顔で!元気よく!毎日カンシャ!
みんながhappyでsmilyな世界になりますように。

TV番組のお知らせ♪

2006-12-14 12:42:22 | その他

ちょっと、告知。
いい番組があるみたい…^^♪


◇NHKスペシャル◇ 
「認知症 その時、あなたは」

第1回「“常識”を変えよう」
12月17日(日)20時~20時45分 ニュースをはさんで 21時~22時 までです。 
第2回目は翌日の月曜日18日に「第2回介護の悲劇を防ぐために」19時30分-20時45分 です。


◆その時歴史が動いた(これもNHK)◆
母の灯火 小さき者を照らして
~石井筆子・知的障害者教育の道~
平成18年12月20日22:00~22:45

 

私もビデオに撮って見るつもりですが、時間がある方は是非。
感想を、また書きます♪

取り損ねた方には、ビデオ貸しますよー^0^/


2006-12-11 21:27:18 | WORDS

    NIN

you have to endure
you have to be patient
it must be unbearable
but that's where you have to endure
if you do that
you will really understand
people's sorrow and agonies

          by Mitsuo Aida


相田みつおさんの、英語の詩集を買いました。
英語でも、日本語でも、心に響くものは響く。
「忍」 の心を、忘れずに毎日を過ごしたい。


エイズ街頭キャンペーン!

2006-12-11 03:35:12 | 参加したイベント

12月9日小雨の中(最高気温一ケタ)体感温度は激寒い中、wAdstsukubaとして、有志の学生で西武百貨店前で街頭キャンペーンしました!!

  Living Together
『日本では一日に3人HIVに感染しています』

街頭で簡単なクイズに答えてもらい、グッツを渡し、VOICEを書いてもらおう、というもの。
VOICEとは、以下の5つの質問に気になったものについて答えてもらいます。
(もちろん全部でも♪)
wAds2006として、2万人のVOICEを集めることが目標らしいです^^
今までに集まったVOICEはHPから見れます♪メールでも投稿できるそう。

5つの質問とは、これ。

1.今まであなたの受けた性教育はどんなだった? それに対してどう思う?
2.あなたがメディアから受けたエイズに対するイメージは? それに対してどう思う?
3.エイズの検査に行く派?行かない派?行けない派? それはどうして?
4.コンドームはつける派?つけない派?つけられない派? それはどうして?
5.性のことで最近気になっていることある?


12月9日は10時から3時半までで、40~50人のVOICEを集めることができました。
なにせ寒い!小雨降ってる!空が暗い!こともあり、ビラとグッツ(ティッシュとかバッチとか)渡すので精一杯、もらってくれたら有り難く、ターゲットを若者にしていたのですが西武とキュートは家族連れが多く、そしてそして、想像以上にこの日は寒く、手はかじかみ、小雨にビラやポスターはやられ、人は小走りに駆け抜けていく…。街頭CPって難しいなと実感。

でもでも、やってみて面白かったです。
VOICEを書いてもらう中で分かってくること。
大学生「エイズの検査ってどこで受けれるのかわからないし。」(私)「あ、保健所ですよ。しかも無料です!」「ってか保健所ってどこ?」(…調べてください。)
中学生「コンドームって何ですか?」
(性教育をまだ受けてないらしい。対応した人が困りつつ、説明してた…。)
ヤンキーっぽい方「STOP!自分勝手」(標語を作ってくださった!!!)
他にも、「エイズについては会社で習いました」なんて方も。
そしえ帰りに車でチュロスやカレーパンを売っているおじちゃんが、「おねえちゃんたち、寒い中ボランティアでそんなことやってるなんて、関心!!コーヒー飲んできな!!!」と心温まる、お言葉^^


街頭だからこそのナマの声。ビラ配りに無関心な人の多いこと。(いつもの自分。)
エイズっていう言葉の浸透度・認知度はどれくらいなんだろう。
高校生以上は結構高いのかな。
かといって、大学生でもちょっと、ん?っていう人もいたし。
かと言えば、コーヒーおごってくれたおじちゃんは「茨城県は新規感染者数日本で2,3番なんだろ?」と詳しかったし。

街頭だからこそ、出会えた人たち。ビラやグッツは相当配ったから、1000人くらいには渡せているのかな?その中の例えば300人が家に帰って読んでいてくれたとしたら。ランダムに、街頭でやらなかったら出会えなかった人たちに、訴えられるこのヘルスプロモーション!
やってる時はすごく地味だけど、非常に面白いものだなと思います^^
街頭CP、今度またやりたい!!!どんなテーマでも。
もっと効果的に人の目を引くか、何をどれくらい訴えるか、とかとか、費用対効果じゃないけど、狙った目的対効果を良く考えて、やってみ~た~い!!!

日本人の1日3人。
衝撃の事実に、泣き、悲しんでいる人がいるんだ。
その友達、家族、例えばそれが10人くらいだとしたら、言い換えるなら、
1日に約30人の人がエイズの新規感染に悩み悲しむ。
1年で1000人の新規感染者、1万人の悲しみに陥る関係者。
 爆発的、悲しみの増加。
交通事故や自殺並み?それ以上の数?

エイズはpreventable! 悲しみの連鎖、つづけたくない。


本の紹介♪

2006-12-11 02:33:09 | BOOKS&MOVIES

最近読んだ本から、ちょっと前に読んだ本まで。
 紹介してなかった本を、ここで紹介します。

◇『チーム・バチスタの栄光』 海堂 尊
…バチスタ手術の成功率100%という輝かしい”チーム・バチスタ”が、原因不明の術中死が3例立て続けに起こった…。
崩壊寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的現状。医療過誤か、殺人か。

聞いたことある人も多いのでは?
「このミステリーがスゴイ!」大賞を取って、ベストセラーになったよね。
最近真面目なノンフィクションばかり読んでいたので、久しぶりに、このthe・ミステリー!っていう感じが、非常に面白かった。
実は、ミステリー自体は私はあまり好きではない。(人が殺されるから。)
だけど、これは、その謎ときが面白くって、本当にLogic!ロジック!って感じだった。
内容も、医学的で、本当にこんなことあるのでは…??と思わされる。
ロジカルシンキングがお好きな方は、是非!
頭、使うよ!!



◇『アホウドリの糞でできた国』 古田 靖
…税金ゼロ。学校・病院はタダ。食事はすべて外食。国民は誰も働かない…。
そんな夢のような国が本当に存在するんです。
世界史上サイテーのなまけものの国家を襲った、ある意味しょうがない危機!
まぬけな打開策の数々についての物語。

この帯書きにやられて、買ってしまった!読んでしまった!面白かった!!笑
これは実話です!!!!
国ってなんだろう、政策ってなんだろう、働くって、お金って、…。常識が覆されます。
このような国を産み出してしまったのは、文明と言う名の人間の欲望?
とにかく、びっくりするような「ナウル共和国」のお話。是非読んでみてください。
世界は広い!です。



◇「解夏」 さだ まさし

これはよく知られてますよね。映画にもドラマにもなった。
私は前々からこれをもっていて、最近読み直しました。
というのはこれは小説集で、最後の一遍をよんでいなかったためです。
それが、「サクラサク」と言う物語。
…痴呆症の父と、壊れていく家庭、そして家族の再生の物語。

最近痴呆症の話はブームだと思う。たとえば、
韓国映画の「頭の中の消しゴム」
(若年性アルツハイマー。泣かせます。徐々に自分のことすら分からなくなってくる。)
ドリューバリモアの「1001回目のファーストキス」
(ショートメモリーが障害。1日分の記憶しかなく、毎朝起きると記憶がない。これはhappy-endな感じのmovie)
渡辺謙の「明日の記憶」
(これは見てないんだけど><、若年性アルツハイマーって聞いた。)
これだけ大きい映画で記憶障害の話が出てくると、本当に、今大きい社会問題なんだろうなって思う。
「サクラサク」では老人性の痴呆だけど、家族の受けるショックと受け止め方、本人の気が付いたときの羞恥心とプライド、等々、考えると胸に詰まる。
それでもなお、人は毅然として「人として」生きるべきだ。
それを受け入れて慮る、心の器が私にあるか?社会にあるのかな?
それでもやはり、一番の帰るべき所は、家族だ。
読みながら、泣いてしまった。

今日は、ここまで。
本棚の本は、増える一方!ですが、読書ラブ!です^^


Christimas?

2006-12-07 18:05:09 | その他
Christimasには、夢がある。
 なんかいいこと起こりそう、みたいな。
 別にクリスチャンでも何でもないのに。

世界中ではどうなんだろう?
クリスチャンの家庭は、家族で集まって、静かにお祝いする。
お金持ちは贅沢なディナーを用意するかもしれないし、子供たちはたんとプレゼントをもらうかもしれないし、貧しい家庭でもその日が「Christimas」であること(その日を迎えられたこと)が心の支えになるのかもしれない。
日本人はクリスチャンでない人も、大騒ぎかな。苦笑
子供たちはここぞとばかりにプレゼントをおねだり、カップルも記念日!って感じで頑張るし。笑
 でも、なんかいいことありそうっていう予感がする。そうゆう夢がある。

じゃあ、クリスチャンでもなくて、貧しい、必死に生きている人にとって、Christimasって?
普通の一日、ただの、12月25日?
今日のご飯、今日の寝場所、身の安全を保証されてない人にとっては、ただの、一日?
クリスマスに限らなくてもいいんだけど、なんかいいことありそう、とか、そうゆうhappyの予感すら、基本的人権(人として生きるbase)すら自分の力では必死に守ろうとしても守れないような、そうゆう人たちにとっては、アクセスできないものなのかな?
(宗教の問題やそうゆう話も抜きには出来ないけど、ここは一先ず置いといて)
何がhappyで、何がhappyの予感なのか、とか、自分でも全然わからないんだけど、クリスマスでhappyhappyしている人間は一握りで、12月25日の夜も寒さや飢えで苦しんで夜を過ごす人もいるのか思うと、「平等」って何だろうって思ったりする。
もちろん「物差し」は一つじゃないし、数学と社会みたいに次元の違うものを、私は今比べようとしていた?

混乱してるね、私自身が。苦笑
とにかく、自分はhappyなときこそ、他の人のunhappyを思いやれる想像力を持てる人間になりたいし、
自分がunhappyな時でも、他の人のhappyを心から願える、これは創造力かな、そんな人間になりたいです。
なーんて、私のクリスマスに対する思いでした。

言い換えるなら、苦しんでいる人を私が勝手にhappyかどうかなんて判断できないし、しちゃいけないし、いろんな人のhappinessをむしろ教えてもらいたい。で、一緒にハッピーな気分になりたい。
貧困や紛争にあえいでいる人、その人たちが幸せを感じる瞬間がもてる!ってことも、基本的人権(人として生きるbase)なはずだ◎!!

つれづれに思いを書いちゃって、すいません!
クリスマスの日の世界中の人々の心を想像してみるのも、大事かもしれない。
自分が世界の人間の一人だという意識をきちんと持っていたいです。
 みんなにとって、夢がある日が訪れたらいいのに。

『患者さんの気持ち、看護師さんの気持ち、お医者さんの気持ち』

2006-12-07 17:30:45 | 参加したイベント
宮崎大学の宣伝係ではないですが、笑、宮崎大学の文化祭ってすっごく熱い、と思う!
清花祭(もともとは、すずかけ祭)http://www.kiyoka.jp/

今年の講演会は、乙武さん(五体不満足の)だったみたいだし、去年は竹中平蔵(内閣府特命担当大臣・郵政民営化担当)さんだったみたいだし!
特に熱いのが、医学展☆!!!!
以前に行われた「風にたつライオン」企画で出した本を読んだことがあるけれど、今年もすごい企画の数々。
・『解剖・病理展』
・『患者さんの気持ち、看護師さんの気持ち、お医者さんの気持ち』
・『お医者さん 看護師さんになってみよう』
・『うんち企画』 ・『年齢企画』
・『Cafe de Aroma』 ・『Cross road Cafe』(国際保健の内容)
・『ピア企画』 ・『平和企画』
・『学生生活』 ・『美術展』医学部美術部員によるもの。

わたしはこの中の、以下の企画のアンケートにたまたま協力し、回答しました。
・『患者さんの気持ち、看護師さんの気持ち、お医者さんの気持ち』
http://plaza.umin.ac.jp/%7Ekimochi/cgi-bin/wiki/wiki.cgi
今年で8年目になるそう。
医療従事者が「患者中心の医療」を目指す一方で、患者との間のトラブルは後を絶たない。『本当は伝えたかったのに伝えられなかった想い』(以下、『心の声』)、それは喜び、怒り、哀しみ、叱咤、激励、後悔、決意、などなどがあると思うが、
それを患者のみならず、医師や看護師をはじめとする医療従事者からも短文として幅広く公募、数点を展示発表するというもの。より多くの医療に関わる人に見てもらい、それぞれの『心の声』について理解を深めてもらうという企画。

なんと、一昨日。回答した私のところに、一冊の本が届きました。
実際、どんなアンケートだったか、よく覚えていなくて、
(医学生向けのアンケートとして。)
あなたにとって医者とはなんですか?とか、医療に対する心の声を書いて下さい、とか、だったのかな?
とにかく深く考えずに、でもきっとその瞬間に浮かんだ言葉=心の奥で大事に持ってた言葉、なのかな、
それを書いたら、本に載ってました。私の回答が、多くの心の声と一緒に。
「医学生、4年、22歳」としか書かれていなかったけれど、あ!これ、私のだ~、みたいな。笑

自分にとって大事な言葉なんだなと、改めて感じた。
他の医学生の声は、医者になる責任の大きさとか、こんな風に人を助けたい、とか、苦しいと思う瞬間とか、逆に喜びを見いだす瞬間とか、親や恩師への決意表明だったり、するんだけど、
私のは(馬鹿みたいに)夢見ている言葉でした。あははは。
確かに、私は現実をみること、現実主義者になることがどうも苦手、ていうかなりたくない。お金がなきゃやってけない援助、とかさ、医者の過酷な勤務時間とそのリスク、とかさ。計算高くなりたくないし、でもそうしなきゃやってけないし、周りのみんなもどんどんシビアな世界で考え始めてきてる。と、最近思うんだけどよね。年齢も上がってくるにつれて。
私は反発を感じたりしつつ。だって、私はいつも夢のある人間でいたいなー!

論点がずれた◎
ってことで、興味を持った方は是非本を読んでみて下さい♪
医学生の声だけじゃなく、患者さんの声とか、医療従事者(医師、看護士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーetc)の声、身につまされるもの、ぽっとあったかくなるもの、涙が出そうになるものがいっぱいです。
そしてこの企画やこんな文化祭をやっている宮崎大学の学生さんに感謝しつつ、そんな宮崎大学に在籍されていることを羨ましく思いました。とっても、素敵だと、思います。

勇気の湧く言葉②

2006-12-05 00:57:41 | WORDS

またまたいただいた素敵なお言葉。
こうゆう言葉って、忘れ去りたくないものとして、
ずーっと大切にしていきたいです。

まだまだ、頑張ろう!!!!!

人生は思ったようにはなりませんが、
努力
していますと仲間が見つかり、
少しずつですが夢見たことに近づく。


MCHhandbook International Synposium

2006-12-02 23:50:56 | 国際保健

MCHhandbook International Synposium
  22~25,Nov,2006@VietNam(ベンチェ省)
「母子健康手帳 第5回国際シンポジウム」

きっかけは、板東先生との出会い。
以前お会いしお話を聞いたときから、絶対この国際シンポジウムに行きたいと思っていた。こんなイチ学生に、快く許可してくださり、勉強と経験の場を提供してくださり、ほんとーーーに、感謝!!!!

母子健康手帳は日本では50年以上も前から実施されている、母子保健政策。
うちらも馴染み深いよね?当たり前に存在していたようなもの。
今、それをアジアに広める動きがある。
10年ほど前からインドネシアで始めた、中村安秀先生。
8年ほど前からベトナムで始めた、板東あけみ先生。
この2人のmovementが、現地の人の自主的なpowerを相まって、どんどん広がっていっていることが、よーく分かった。
出席者は180人、各地域の保健局の役人、大学の教授、JICAの職員、海外青年協力隊の人、学生はたったの5人!(でもどんなpositionの人も、対等に参加させていただけた。非常に馴染みやすい雰囲気であった。)
国は、ベトナム、日本、インドネシア、フィリピン、タイ、カンボジア、ラオス、バングラディッシュ、アフガニスタン。
前回の開催は、タイ(2年前)、次回(2年後)はなんとJAPAN!!(楽しみ~^^)

母子保健手帳のadvantageは、
◎Medical recordが一冊にまとまっている。
→今まではバラバラのカード。予防接種も妊娠の経過も産後も、情報がまとまっていて分かりやすい。
◎eduationのツールになる。
→単に記録のためのものではなく、妊娠中にこんな症状が出たら病院にきて下さいとか、何週目の子供はこれくらいの発育、とか、取ったらいい栄養とか、そうゆう情報が載ってて、health educationが出来る。

Vietnamでは、ベンチェ省が非常にsuccessfulだったため、ベトナム全土に広めよう、としているところ。
このベンチェ省の特筆すべきgood pointは、
◎CBR(Community Based Rehabilitaion)とうまく連動しているところ
すなわち、途上国では未だケアされていない障害を持った子供たちを、母子健康手帳を用いて定期検診やら予防接種やらで、「早期発見」「早期介入」が出来る!!と言うこと。
村の診療所にはリハビリの部屋が一緒に設けられていた。
先進的!!

3日間のスケジュールは、
・Country Report
→各国のMCHH(Maternal and Child Health Handbook)の状況報告
 アフガニスタン、カンボジアは今から!タイ・インドネシア国全土に普及。

・Group dissucation(How to expand, How to sustain, How to evaluate)
→私はevaluationのグループでした。何を目指すべき目標にし、何のindicatorでevaluateするか。非常に勉強になる討論だった。
特に感動したのは、JICA職員の日本人女性3人。
他の海外の大学教授とか役人さんとか、意見が偏ったり、討論がずれてくると、そのたびに、この3人が的確なコメント・鋭い質問をバリバリの英語で言ってて、正直こんなに海外の人と対等に(それ以上に)渡り歩く日本人を見たのは初めてだった。
各論の討議になっていっても、「全体のsummerizeをし、今の話し合いがそのどこに位置するのかを言う」、「使われる言葉の定義を確認し、コンセンサスを取る」、「Overall Gaolを見失っていないか」etcetc。
これが、討論能力!会議能力かー!!って感じ。
projectはどんなevaluationをしたくてやるのかが非常に大事で、planning→managing→supervising/monitoring→そしてevaluation!!「この一連の流れを意識する」ということを勉強できて、非常によいグループ討論だった。

・Field tour
→村の診療所を見学に行ったら、なんと予防接種の日だった!!
 とてもsystematicにスムーズに実施されており、集まっている人達は和やかなムードであった。お父さんが来ている家族も多く、びっくり。意識の高さを感じた。
B肝、DPT、ポリオの予防接種を見せてもらった◎

内容は密度が濃く、国際保健の現場!!を垣間見れた。
来ている方がVIPが多く、こんなイチ学生なのに、質のいい宿とご飯を提供していただけた。(ベトナムに1週間にて、体を壊さなかった。)

そしてそして、
シンポジウムの前後含め、1週間のベトナム旅行で、感じたこと。
途上国は、energyがある!!
とにかく、「人間くさい」し、「生きる」ことが良い意味で生々しく、現実味がある。(ある意味、東京の方が人の生きるリアリティーが感じられない。うまく言葉に出来ないけれど…)
「生活をよくしたい!!」というspiritが強い。
日本人はあまりに今贅沢に生きていて、平和ぼけしているんだろうけど、町中の女の子もお金を稼ぐために必死に日本語を勉強していたり、役人の人達のやる気も非常に高い!
戦争の爪痕。
ベトナム戦争で北(ホーチミン)が勝ったため、戦時に南にいた人は職場で重役になれないとか。賄賂が横行。そんな風に民族を対立させたのは、誰のせい。
戦争のむなしさ。
「クチ」っていう戦時のトンネルのあるところに行ったけど、おぞましくて、すごい疲れた。あんなものに頭を使って、trap作って、そのenergyとか知恵とかがpositiveな別なものに使われていたら、人間はどれだけ戦争を回避できたのか。
「すごいでしょ!!」「うちらはアメリカに負けなかった唯一の国!」と観光客に自慢するのも、わかる。けど、「うんうんすごいトンネルね!」「戦車に乗ってピース」「トンネルから出てくる兵士を演じてワーイワーイ!」していた欧米人の旅行客達には、ひどくショックを受けたし、唖然とした。日本人の若者だって、そんな風な人はいっぱいいるのかも。トンネルは通ったけど、もう二度とやだし、銃を体験で撃てるところがあるけど、見るのも嫌で、撃たなかった。一緒に行ったツトムは撃ってたけど、衝撃で体が後ろにどんっと動く感じ、撃ったときに、銃弾の入れ物(下に落ちるやつ)が弾けてあたりに散る感じ、見ただけで、もうやだー!!!って思った。食わず嫌いなのは分かってるけど、簡単に人を殺せるものを、握る経験なんて、しなくていいのなら絶対にしたくないと思った。

以上、長くなりました!
報告書を作成中。出来たらHPにアップします。
(お、そうそうHPをリニューアル中です。乞うご期待。)


最後の最後に。
今回もすんなりと理解を示してくれ、ベトナムに行かせてくれた親に感謝。
今後の自分に繋げます!!
またとない機会を提供して下さった、板東先生に感謝。
出会った沢山の友達、スタッフの方々、お話を聞かせてくれた人生の先輩の方々に、感謝!
飛行機取ってくれたツトムもさんきゅ~◎


ミニ講演会@つくば

2006-12-02 22:45:57 | 国際保健

Major Public Health Problems in India
  -Maralia, J.E., TB-
  by Dr.Rupahi Baruah MD
(筑波大に研究でいらした先生、元WHO officerだそう。)
11月16日17:00~19:00@大学の講義室

疫学の教授が、ときたまこうゆうミニ講演会を放課後に開いてらしているんだけど、いつも部活と重なるが、偶然今回は参加可能!でした。
学生は10人程度、看護の学生が6,7人と多かった。

簡単にメモを取ったことをまとめると、
◇Maralia
・South East Asiaのマラリアは、71%→India、8%→スリランカ。
・Prevalence(有病率)とIncidence(罹患率)
 Prevalenceが8~10%→これはアフリカに比べても、非常に高いそう。
・70、80年代はマラリア制圧に好成績、しかし、ある一時期より状況は悪化、現在は患者が増えている。→この背景とは?
(この質問当てられたんだけど、分からなかった~。薬剤耐性の出現と応えたら、それはもっと時間がかかって出現するそう。)
 →背景
 *70,80年代は、DDTをばら撒いていた。それが禁止されてから、増えた。
 *Asiaは元々三日熱マラリアが多かったのに、今は熱帯熱マラリアの%が上昇中。
 よって、重症度も↑。
・Maralia ControlにGISsystemの有用性。
・DDTは使用禁止の年月が結構経ったので、DDT耐性は消え、今再び、使用効果があるようになってきた。→南アフリカとか、famersをしっかりcontrolできるという条件の上で再使用を試みる国も。

◇J.E(日本脳炎)
・J.Eはvaccine preventable!患者数はAIDS/マラリアに比べたら非常に少ない。だからと言って、J.Eのvaccineを作ることはexpensiveか
 →これが、国際保健の醍醐味!って感じの、先生からの質問だった。
先生の答え
 *J.Eの致死率は非常に高い。健康な子供がいきなり発症し、死ぬ。これはその村に与えるimpactが大きいもの。AIDSは一生付き合う病気だし、vaccineがない。ならば、村に与えるgood effect(私たちの村では子供があまり死ななくなった!っていうのが、村の人たちの誇りになる。自分たちで自分たちのhealth statusが向上していると感じられる!!)の大きい、J.E vaccineの開発にお金を割いてもいいのでは?!
 これはあくまでも、先生の考え。でも非常に、勉強になった。
 
よく、医薬品アクセスと製薬会社の利益・イニシアチブの話は聞くけど、これと似たようなものかな、と。儲かる、需要の大きい薬を作りたい製薬会社と、その薬が高価でアクセスできない途上国の人、その薬が病気がレアであればあるほど作られなくなっていく。でもその薬にアクセスできることの「村でのgood effect」なんて、考えてみたこともなかった。でも儲からないと会社は製薬開発のイニシアチブが得られない…。
難しい!!

時間がなくなり、飛ばし気味だったけど、結核。
◇TB
・producive age(15~54)が罹りやすい。
・HIV+の60%→TBに罹患。HIV-だと、たったの10%。
・poorな人ほど、罹患しやすい。(太った人はなりにくい。)

以上!
特に、J.Eの話は面白かった。
国際保健・協力を行っていく上での、考えるべきeffect(効果)を、よく考えたいな、と思った。