平成29年度全日本都道府県対抗少年剣道大会代表選手東北地区合同強化合宿が青森県七戸町立武道館で行われました。福島県についてはこれまで参加実績がなく、代表選手もすでに遠征が予定されている実情をもとに相談をして、代表選手2名が含まれる佑武館単独チームでの参加を許可していただきました。
更に26日は午後から参加ということで、初日についてはリーグ戦と指導者による指導稽古を中心に行われました。
秋田は都合により欠席となりましたが、岩手Bを含む6チームのリーグを繰り返し行いました。選抜選手ということもあり、各種大会や錬成会で特に活躍をしている選手ばかりで、単独チームでどれくらい頑張れるのか不安も感じましたが一方的な展開は少なく粘り強く大将につなぐ試合ができていたように感じました。1周目は好調に見えましたが、2周目に入るとこちらの弱い部分や悪い癖は的確に攻められて苦しい展開となりました。
夜はふれあいセンターに移動してバーベキュー
山田先生のご厚意で大間のクロマグロ一匹に、A5ランクの黒毛和牛がふるまわれました。
このようなごちそうはなかなか口にすることができません。更に先生方とも剣道談義に花が咲きました。幸いにして、奥寺さんの先生や後輩、子どもたちの大会でお世話になっている先生や、自分自身の東北総体や東北北海道、都道府県対抗の大会や強化合宿で面識のあった先生方も多く、そういった縁をありがたく感じました。何よりも、山田先生をはじめ多くの先生方から福島県の初参加を喜んでいただけたのがうれしく思いました。来年は是非、福島県選抜チームとして参加していただきたいと思います。簡単なことではありませんが、私自身も来年また来ることができるように子供たちと頑張ります!
2日目は全体でストレッチをしてから、素振りと空間動作が行われました。
ストレッチの写真のセンターは尚哉です!
山田先生より、基本動作の確認だけでなく、心構えや、稽古を取り組む姿勢について、熱のこもったご指導をいただきました。佑武館の子供だけでなく、先生の指導でみるみる小学生の動きが良くなっていきました。
基本指導の後は、リーグ戦の再開。
「昨日よりも僅かでも上回らなければいけない。ほかのチームの選手は同じ失敗を繰り返さない努力をしているし、逆に攻め方も工夫してくる。2周目は落ちたのだから、3周目は逆に自分たちが工夫して2周目よりも試合結果や内容が上回らなければいけない」と激をいれました。
試合結果としては14戦5勝8敗1分。2周目は勝率を崩しましたが、3周目に入り盛り返した印象がありました。本戦に出場する尚哉と聖虎の試合についても、3周目に入ってとても良くなったように見えました。
試合練習の後には、指導稽古。最後には岩手県の岩崎先生、菅崎先生と稽古をお願いすることができました。
参加された先生方には、子供たちがご指導をいただきありがとうございました。
指導者間では、本戦で東北のチーム同士が相互に応援するような関係を構築して、上位を目指していく。また、東北の代表チーム同士が大阪の地で対戦できるところまで頑張る。といった話がありました。まさしく、そういったことを目標とするのにふさわしい合宿であったように感じられました。
最後になりますが、山田真太郎先生のお気遣いやご配慮に心より感謝申し上げるとともに、前述のとおり東北の代表チームが大阪の地で活躍されますようにご祈念申し上げます。
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