国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

令和元年度剣道体験会

2019年05月28日 | 行事
 令和元年5月26日(日)桑折支部剣道体験会が柏葉体育館で開催されました。
 今日は、異常気象?と思うくらい気温が高く、お昼で気温が35度以上。体育館の中の暑さは、年間でも珍しいくらいの状態でした。小中学生は午前中に試合を行ってからなので、昼休みはゆっくりと休んでと思っていましたが・・・ほとんどの子供たちがおさるさん状態で元気一杯でした。
 参加者は3歳から中学生まで12名。年齢もあるので、実際に全部体験したのは10名でした。
 13:30より佐久間支部長による挨拶。そのまま礼法の講話と実技。

 
 村木先生による準備体操とチャンバラと剣道の違いについて。
 
 休憩を入れてから、立ち会いの礼法と蹲踞、構え、足捌き、素振りを私が担当しました。この内容を約20分で説明と体験でしたが、小中学生と二人一組になってもらい三挙動、正面素振り、早素振り(跳躍素振り)まで全員が行いました。
 
 休憩を入れてから、稽古法の見学。
 切り返し、基本打ち、応じ技、試合など短時間で小中学生に見本を見せてもらいました。
 
 最後には遠藤先生による紙風船割り。音がいいので、喜んで繰り返し行う姿が見えました。
 

 稽古法で見たイメージがあったのか、中には送り足で間合いに入って止まらないで打ってしまう小学生もいて驚きました。また、打たせる小中学生も楽しそうにしていたことと、何も言わないでも小さな子供には打ちやすいように小さくなってあげるなど、褒めてあげたくなるような気遣いも見えてうれしく思いました。
 わずか90分の剣道体験でしたが、12人も集まってくれました。これを機会に剣道をはじめてくれるとありがたいです。

 佑武館では随時入会を募集しています。
 防具無料貸し出し有、月会費1,200円です。
 初心者は毎週水曜日19時より1時間程度からのスタートとなります。
 早く剣道具をつけたい場合は、相談により回数を増加することも可能です。
 また、最初は国見スポ少で週2回行って、剣道具をつけてから道場でも稽古を行うことも大丈夫です。
 その他、相談に応じますので、剣道体験教室に来なかった方でも興味のある方は、是非ご連絡ください。見学は連絡なしで来ていただいても大丈夫です。
 電話 090-3981-3756(アサウチ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年度福島県剣道連盟桑折支部総会

2019年05月26日 | 行事
 令和元年5月25日(土)ひふみ食堂にて標記総会が開催されました。
 今回は新規入会が4名。学生については特別会員という扱いになっていますが、それも1名。道場の教え子が地元で就職をして剣道を続けてくれることはうれしいことです。
 今回は支部内にある国見町県北中学校と桑折町醸芳中学校の剣道部の存続についても話がでました。今すぐに廃部とは聞いていませんが、少子化とそれに伴う教員の減少などにより仕分けが進められています。
 剣道は競技の技術だけでなく礼節や日本文化を合わせて学ぶことができる武道であり、地域が盛んであれば社会体育との連携も密接な競技だと思います。また、一定の人数が必要な団体競技に対して、個人戦もある剣道のような競技こそ地域活動を考慮して存続を考えてもらいたいところです。
 桑折支部のある国見町は支部の先生方だけでなく地区外からも稽古に参加してくれる一般の先生も多い、盛んな地域だと思います。少子化や競技の多様化により、小中学生の剣道人口が減少する中、佑武館でいえば20名以上の小中学生が稽古に励んでいます。市や名門道場に比べればかなり少ないと思いますが、県境の小さな町の道場としては、多い方だと思っています。
 ただ、これまでコンスタントにいた小学1年生や幼稚園児の姿がないのは寂しく感じるとともに、危機感を感じています。
 日曜日の剣道体験教室では10名近くの申し込みがあったということで、この中から何人かでも剣道をはじめてくれるといいのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年5月6日(月)福島県剣道道場連盟抽選会

2019年05月07日 | 行事

 昨日は白石で飲みすぎてしまい、朝はかなりグロッキー・・・

 長かった連休もついに最終日。途中、出勤日はあったものの山積の業務を考えると朝から億劫になります。

 今日は郡山西部体育館で標記抽選会が行われました。

 午前中は佐久間先生による救命講習。小学生には難しいのではと感じましたが、昼休みなどに「あなたは救急車呼んで」と言って、心臓マッサージのごっこ遊び!倒れている人がいたら、まずは人を呼ぶということだけでも大きな意味のあることではないかと思いました。もちろん、内容には剣道で起こりがちなアキレス腱断裂の症状や対処、熱中症の予防と対処、そしてどういうときに救急車を呼ぶべきかと内容がぎっしりでした。

 講習後は、中学生が基立ちになって小学生の基本錬成。後半は先生方が基立ちになって中学生の指導稽古。最後には先生方で稽古を行いました。私もたくさんの先生と稽古を行いましたが、孝康先生には2番目にお願いをしましたが、その後は大行列になるものの一番最後にぽつんと空きそうになったので、滑り込みでもう一度稽古をお願いすることができました。2回目の後半は息が上がるくらいの打ち込みとなりましたが、お願いして良かった。稽古全体としては、前半は打ち間が調整できなくて随分と打たれましたが、後半は安定したと思います。初めて稽古をお願いする先生もおり、ついつい我慢ができないで仕掛けてしまうところは反省。

 稽古後には、個人戦の判定制度取り入れについて説明がありました。

 昼食を挟んで抽選会。小学生は1チームの参加、中学生は佑武館と国見スポ少の2チーム参加。小学生は14チームときりの悪い数で、予選としてはこれまでで最小の参加数ではないかと思います。合宿での取り組みを見ると、小学生の国見チームも参加させるべきではなかったかと反省。ただ、ぎりぎりすぎるのもこれから予選まで1か月あることを考えると心配でもあります。

 

 福島県では小学生7チーム、中学生は5チーム全国に行くことができますが、小中学生ともに一筋縄ではいかないリーグです。特に小学生はかなり厳しい。力のある御厩、牡丹杯準優勝の伊南、名門白虎がいる厳しいリーグ。これまで、厳しい稽古に遠征と繰り返してきましたが、まだまだ力不足に感じます。これから1か月間、どこの道場も出場に向けて厳しい稽古を行うと思います。試合の当日になって負けたくないと思って頑張ることは誰でも出来ます。今からでも、一回一回の稽古に集中力を持って稽古の質を上げていくしか方法はありません。また、中学生は錬成会もたくさん組まれていますので、もう一皮剥けるかどうかが上位進出への分かれ目。3チームとも簡単には全国には行けないと思いますが、稽古次第だと思います。全国に行きたければ、これまで以上に声を出して、これまで以上に集中して、僅か1か月間でもその努力を積み上げていくしか方法はありません。全国大会に出場したいという気持ちを前面に出して稽古に取り組んでもらえれば、道も開けるかもしれません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年5月1日(水)佑武館合宿

2019年05月03日 | 行事

 元号が令和を迎えた記念すべき1日目に佑武館では強化合宿を開催しました。

 5月1日

 9:00 集合

 9:30~11:30 午前稽古

   

まずは駐車場で体操、素振り、長栄寺近くをランニング、山門にて空間動作

午前は切り返しと打ち込みをびっしりと行い、師範による技術指導

佐久間先生も来てくれました。

 12:00 昼食

 昼食後も元気がありあまり、ボール遊びをやめなかったので、強制的に休憩

 14:00~17:00 午後稽古

 

午後も空間動作から

午後の稽古には奥寺さん、村木さん、玉手さんも来てくれました

  

面をつけてドッチボールで体を動かしてから各種切り返し、打ち込み、休憩にはアイスをたくさん差し入れていただきました

休憩後は師範による技術指導、先生方基立ちで懸り稽古

小中学生には小休止させて、先生方による回り稽古

最後には全員で稽古を行って終了しました

 17:30 カレー作り 19:00 夕食

   

 3班に分かれて、お母さん方の指導の下、カレーを作りました

 全く同じ材料で作っても、3鍋とも味が微妙に変わるのは不思議です。

 どのカレーも美味しくて、お代わりでカレーがすぐに無くなってしまいました・・・

 かなり多めに作っていたのですが、やはり自分で作ったカレーは美味しいのでは?

 19:30 肝試し

 

 お墓まで行って、肝試しを実施。昭和の香りがプンプンです!

 肝試し後は自由時間でしたが、ボール遊びが多かったようです。

 21:00 消灯

5月2日(木)

6:00 起床

6:30 坐禅・朝課

 

  

坐禅と朝のお勤め、般若心経を読誦しました。

トレーニングは、ランニング後に昨夜肝試しをしたコースを坂道ダッシュ。

こう見えて、結構急な坂です。ダッシュで登ったら緩やかな道をゆっくり回って、くだりはスピードを落とすように話しました。年齢に合わせて2~4回実施。30代の頃は私もここを毎朝5回程度ダッシュをしていました。

7:30 朝食

 五観の偈と「いただきます」の話をしてから、早朝より保護者の方が作ってくれた朝食をいただきました。

 食後は沢庵で汁椀とごはん茶碗を綺麗にしました。

9:00~12:00 稽古

 佐久間先生、玉手さん、東京から酒井先生も稽古に参加。1年生の娘さんも元気に稽古を行いました。小学1年生というのに打ちがしっかりしていてとても上手でした。これからの活躍が楽しみです!午後も女の子同士仲良くしていました。また、機会があれば是非稽古にきてください。

 予定されていた稽古が終了しました。試合練習を入れないで、攻めや応じ技について十分に確認することができました。特別なことはおこなわなかったのですが、内容はかなりハードだったと思います。

 稽古後はバーべキュー!

   

  

午前中あれ程、稽古をしたのにまだまだ動き足りない様子・・・

 一方でまったりと幸福の四葉のクローバー探し

  

 裏山に入って、タケノコ堀も行いました!

※2日間お疲れ様でした。保護者の皆様には本当にお世話になりました。稽古は厳しかったとは思いますが、楽しい時間も多く、辛い顔よりも笑顔が印象ついた合宿となりました。小学生もこれまで以上に仲良くなっていたように見えます。大目標である全国大会予選まで、あと1か月。稽古は一層厳しくなっていきますが、みんなで力を合わせて稽古に取り組んでもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第17回国見町剣道祭

2019年03月26日 | 行事

 平成31年3月24日(日)国見町柏葉体育館で第17回国見町剣道祭が開催されました。

 開始式では、渡邉崇選手が代表して選手宣誓。

 

  午前の部では小中学生による錬成会が行われ、200名を超える小中学生が熱戦を繰り広げました。

 佑武館は期待していたAチーム、Bチームとも準々決勝で僅差で敗れる一方、Cチームとの同門対決を制したEチーム(璃大、希美、玲)が三位に入賞して璃大が優秀選手となりました。

 個人戦では、絢が連覇を狙うも決勝で惜敗。希美が三位入賞しました。中学生の部では蓮が優勝、尚哉が三位入賞しました。そのほか、こはる、佑光、璃大、元徳、大悟、玲とベスト8に入り敢闘賞となりました。

 運営、司会を兼ねていたので十分に試合を見ることができませんでしたが、みんな頑張っていたと思います。

 

 十分に調整したつもりでしたが、試合時間が押してしまい総合開会式は15分遅れで開式。

 午前の部表彰、団体戦の優勝旗である国見町長旗は太田久雄町長が直接渡してくださいました。

 佐久間広昭審判長より講評をいただき、朝内賢光佑武館、駒澤大学剣道部師範、太田久雄町長よりご挨拶がありました。来賓は東海林一樹国見町議会議長、梅宮賢県北中学校長、中清剛駒澤大学剣道部監督と来ていただきましたが、代表して福島県剣道連盟武藤志津夫理事長より祝辞をいただきました。

 

 午後の部は、朝内師範が説明をしてから大学生が小中学生に指導をする流れで進められ、基本打ち、応じ技、稽古、懸り稽古と行われました。

 

 休憩後は福島県警察機動隊剣道部と大学生の試合が2会場に分けて行われました。模範試合にふさわしい迫力とスピードのある試合を見せていただきました。

最後には参加された先生方全員が入って、稽古会を実施。

大会の講評は駒澤大学小林清廣先生よりいただきました。

恒例の懇親会を佑武館で行いました。

準備の段階から開催に向けて例年と大幅に変わり、参加者の皆様にはご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。保護者を含めると500名を超える入場者があり、盛大に開催できたことを心より感謝申し上げます。福島刑務所剣道部からは午前中より審判協力をしていただいた他、福島県警察機動隊剣道部には大学生と試合をしていただきました。また、たくさんの先生方、関係者の協力を持って無事開催できたことを重ねて感謝いたします。

次回については開催方法も検討しなければいけないと思いますが、できる限り大会を継続していきたいと考えていますので、今後ともご協力をお願いいたします。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする