29年2月12日福島市あづま総合体育館で標記大会が行われました。
立ち切り試合は、基立ちに対して数十人が交代で掛かり、基立ち選手に休む暇をあたえず、体力の限界まで追い込む特別稽古のひとつで、剣豪山岡鉄舟の春風館道場で行われた誓願の法に由来したと言われています。
第35回の基立ち選手は堀大河選手(福島刑務所)、草薙大心選手(秋田県警)、内田直輝選手(福島県警)でした。55名の選手が掛り、2時間30分かけて基立ちと試合を行うわけですが、懸り手も実力のある選手が多く厳しい内容のものでした。ちなみに私は第28回の基立ちでしたが、基立ち選手に指名されてからの何とも言えないプレッシャーは忘れられなません・・・
今回は、審判として協力をさせていただきましたが、佑武館からは英生選手と奥寺選手が参戦。奥寺さんは草薙選手の大将として、十二分に苦しめる内容の立ち会いを行っていました。
毎年毎年のことながら基立ち選手の頑張りに感動いたします。
基立ち優勝 内田直輝選手
掛り手優勝 遠藤慶充選手