国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成31年4月18日(木)剣心塾稽古

2019年04月19日 | 稽古日誌

 18日は国見町遺族会の総会に出席しました。日清・日露・太平洋戦争戦没者慰霊祭ということですが、国見町では戦没者の妻である1号会員はいなくなったものの、2号会員は約100名おります。そうはいっても会員の減少に伴い、事業や会の運営も考えなければいけない時期になってきました。「戦没者を二度死なせてはならない。一度目は戦地での死、そして、二度目は誰もが戦没者を顧みなくなった時」という福島県遺族会からのお願いも伝達もされました。なかなか難しい問題です。しかしながら、令和二年には国見町戦没者追悼式と慰霊祭は行う方向で話はまとまりました。

 仕事が比較的早めに終わり、福島刑務所で行われる剣心塾の稽古に行きました。1時間程度の稽古でしたが、みっちりと稽古ができました。ここまでの取り組みが全く歯が立たないのか、それともいい方向に来ているのか、そんなことを考えながら長い道のりを運転しました。

 終わってみれば今回も面しか打っていませんでした。引かないこと、中心を取ること、相手の打ち気を探ることと無駄打ちをしないことに集中しました。随分と打たれもしましたが、自分としても納得のいくような面を何本か打つことができました。ただ、攻めの強い先生には両手の力が入りすぎてしまうことなど中心を取るに向けての課題も感じました。最初に渡辺先生にお願いしましたが、二人目の紀美夫先生の時には左足がプルプル。稽古後には、普段痛くならないようなところまで張っている感覚があり、稽古不足を痛感しました。攻め入る所で相手の打ち気がある場面は上に乗るべきか、応じるべきか?一足一刀の場面で自分の中心が効いている場面であっても、自分が万全ではない場面は無駄打ちにならないようにつけてしまうのですが、打たれても面に行くべきか、応じるべきか、これまで通りつけるべきかとまだまだ考えがまとまらない部分もありますが、一度応じてしまうと相手の攻めから楽な方にいくように戻ってしまう気がしてなりません。不器用なので、今少し取り組みを続けて、応じ技は小中学生の稽古で感覚を残しておきたいと思います。

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