国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成31年4月1日(月)佑武館稽古

2019年04月03日 | 稽古日誌

 新年度を迎え、元号は「令和」に決まりました。発表して間もないので何となく違和感はありますが、思い起こせば「平成」の時もなかなか慣れませんでした。今回は1か月程度の猶予期間がありますが、総会資料や役員会資料の相談も結構ありました!

 稽古は19:00より、中学生6名、小学生6名。考えてみると、6年生は今日から中学生。中学生8名に小学生4名でしたが、きりがいいので6-6の2グループに分けて稽古を進めました。

 今週の重点事項として、小中学生ともに①肩を使って大きい動作、②籠手すりあげ面の2点としました。デメリットも承知の上で、切り返し、打ち込みは背中につけて実戦。その反面手首と右足の使いを意識するために籠手すりあげ面。なかなか半円を描くようなすりあげ、一拍子の打ちができない様子でした。以前、師範からも時間をとって教えてもらっていたはずですが、普段の稽古でしっかりと取り組んでいなかったことが浮き彫りになりました。

 後半は中学2,3年生を3人ずつに分けて、小学生の基立ちグループと、私と稽古を行うグループに分けて全員と稽古しました。最後に中学生を集めて話をしましたが、見取り稽古がきちんとできない。私に限らず国見にはたくさんの先生が来てくださる中、自分がお願いするときだけ一生懸命やるのではなく、先生方や先輩、仲間の稽古をきちんとみて研究しなければもったいないと思います。

 小学生と新一年生6人は私と懸り稽古を行って終了。この組には基立ちをする時にもきちんと稽古をしなければいけないと話しました。基本打ちであっても、打ち込み台を打つよりは生きた相手を打った方が上達します。初心者や低学年とやるときには打たせやすいようにはする優しさはあるのですが、相互だと構えに気持ちが入っていないことがあります。きちんと取り組めば自分自身の稽古にもなります。そのあたりも気を抜かないで稽古を行ってもらいたいと思います。

コメント
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