『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

去り際

2010-01-08 | Weblog
この1年、何度も何度も
外でお見送りしてきて
『ありがとうございます』と
いい続けてきました。

そして、今日も
同じように、ありがとうございます、と。

こんな時間にやって来るのは
そう、業者さんくらい。

丁寧に、引継ぎ、をしていって
くれました。
最後の最後まで笑顔で
お世話になりました、と
いつもの、あの笑顔で。

この1年、お客様に支えられてやってこれたのは
当然のことですが
やっぱり、お店を開けることができたのは
こういった業者さんのおかげ。

業者は、業社ではなく、業者。
やっぱり、ヒトの繋がりあって
お店は営業できております。

この、小さい枡も、大きい枡も、この板も、全部、特注品。
あのグラスも、このグラスも、あのお皿も、このお皿も
何度も何度も、展示会場いって
何度も何度も、事務所通って

一緒に、選び抜いて完成した、らくだば食器。

『この店は、やりがいありました』
と、開店あとにいってくれたことがありました。
自信作、と誇りに思ってくれていました。

一旦、田舎に帰るそうです。
しばらく、ゆっくり休んでください。
そして、またいつか、東京に復帰を。

本当にありがとうございました。

去り際があまりにも
自然すぎて、またすぐに会えるような
気がしてなりませんが
しばらく、会えないと思うと
寂しい気持ちにもなります。

彼のためにも、この
らくだばはもっともっと
がんばらなきゃと思いました。

この作品、もっともっと
多くのヒトに使ってもらうために。

ps前カレー屋さんのでっかい冷蔵庫を
 車までだしてくれて
 友達の家に運ぶのを手伝ってくれました。
 普通、ここまでしてる?ってくらい
 お世話になりました。
 ボクは助手席に座って
 むかーしむかーしのお話を聞いて
 中身をもっと深く知ることができて
 このヒトと一生、繋がってたいと
 思いました。
 
業者とお店の関係は終わっても
個人と個人の繋がりは大事にしていきたいです。

去り行く彼に、遠くで
エールをずっと送り続けよう。

ファイト!

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