『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

1988

2007-12-27 | Weblog
クリスマスの日、
1988年ヴィンテージのワインを飲んだ。

香りは豊で
味に期待したけど
華、開かなかった。

デカンタージュして
オリを取り除き
空気に触れさせて
待ってみた。

が、
最後まで
結局、
閉じたまま
だった。

というか
もう、
峠を過ぎた
ワインだった。

ワインには
飲み頃が
あります。

その適した時期を
見据えて
その栓を
開けてあげないと
そのワインの
価値は伝わらない。

難しいなー
ワインって。

人生も同じで
長い長い
時間の中で
今、一番!
ってときが
きっとあると
思う。

それは
自分がそう思うのか
周りがそう思うのか
わかんないけど

ヒトも
ワインも

長い歴史の中で
きっと
一度だけ
輝く瞬間がある。

ヒトは
それを
”旬”と呼んだり
します。

人生で
いつか
旬が来る瞬間。

自分にとって
いつだろう。

もう
峠、過ぎてたりして・・・

なーんて

ワインには
時間がたてばたつほど
熟成して
何十年ももつモノが
あります。

このワインは
たまたま、20年もたなかった。

自分の人生は
最低、50年はもちてーなー

50過ぎたら
あとは
どこか静かな町で
ひっそり、
大好きな陶芸でも
やっててーなー

って、
陶芸なんて
やったことねーよ。

1988、
らくだ中学二年生。

クラスで決して
目だったほうじゃなかったけど
いつもいつも
しょーもないこといって
くだらないこといって
友達、笑かしてたなー
初めて、
ちゃんとした恋したのも
あんときだったなー

やっぱ
あんときが旬だったのか。

わお。

昔は昔。
今は今。

大切なのは
これから。


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