参議院選挙が7月にあるのに、何だか盛り上がりに欠けているように感じられます。
この参議院選挙が終わると、解散でもないかぎり3年間国会選挙がなくなり、ここでまた長期政権に国民がお墨付きをあたえると、とんでもない未来が待っていると思われるのに・・・。こんな雰囲気のままで大丈夫なの???と心配になります。
大事な参議院選挙! 私は皆さんに、ともかく「来る参議院選挙では(与党には投票せず、与党のオカシナ行動や発言に自分たちの代わりにオカシイと言ってくれそうな別の党の人に投票しましょう!!!)」と、大きな声でお薦めしたいと思います。
諦めて棄権したり、与党に投票し続けることでは、この長期政権の間違った方向への暴走*はいっこうに止まりません。この参議院選挙で大事なのは、「お墨付きを与えるをここでしっかりストップをかけること! 政権に好き勝手は許されないことを知らせ、クサビを打ち込むこと!」それに尽きます。
*(防衛強化で軍事予算が増大→他国との摩擦増大→より不安定な世界→軍拡、戦争へ):日本がGDP2%の軍事費になれば世界3位。そうなると、他国が黙って指を加えて恐れ入りますというのか?軍拡競争になって、共存共栄の世界秩序を失う。
(憲法改正で堤防に穴があき、国民の自由は香港のようになくなり、言論の自由も国家に制限される時代へ):日本学術会議の任命拒否問題に岸田政権は何も変えなかった。核兵器禁止条約にもダンマリのまま。ヒロシマの被爆者の悲願を広島出身の首相が無視?沖縄の県民投票で辺野古反対が多数だったのに、それも無視で工事は進む。森・加計、桜を見る会の真相はお蔵入り? 嘘はついた者が勝ちの国会運営が許されたまま????こんな国で大丈夫????
ツイッターで、市民連合のこんなのを見つけました。
野党のどこに投票するにしても、まず、長期政権にNOを突きつけるには、「投票に行こう!」そして、金権政治、嘘つき政治、世襲政治、説明を国民にしない政治をストップさせて、「政治を変えよう!」 それが大事、と私も思いました。ここをクリックすると、このポスターがダウンロードできるようです。
「若者が政治に関心がないことは、悪いことではない」なんて若者達に向かっていうような政治家が主要な大臣ポストを歴任してきた日本(麻生当時副総理が高校生に向かって講義した時の発言です。ココ参照)。
若者たちよ、「民主主義は、国民の総意を国会で戦わせてみんなで築き上げるもの」ですよね。そんなことすら尊重できない政治家に、あなたの未来を委ねて大丈夫ですか?
ところで、私は無党派で、いわゆる「流動票」に当たる有権者ですが、今、テレビや新聞を見ても、映ったり書かれても(立憲、維新、国民、共産党)位までだと思いませんか。 でも、友人からも「どこどこの駅で見た~」という声が聞こえますし、結構 精力的に地域を回り続けている山本太郎の演説、1度出くわして聞いたことがありますが、単純に聞いて、ともかくスピード感もあって、面白いです。
こんなに全国回っている人はいるかなぁ~という位、あちこち回って、しかも、山本太郎の面白いのは、その街頭演説のパターンです。下の画像かココをクリックして、ご覧になって見て頂くとわかりますが、以前はのっけから聴衆の質問を受けて、それに答える形でやっていましたが、一昨日に葛西駅で行ったLIVEの山本太郎の演説です。 葛西では、まず今の現状分析を先に少し話してから、聴衆の質問コーナーになっていましたが、ここだけなのか、以前と順番を変えたのかは分かりません。でも、多くの時間を割いて、自由な質問を受け付け、実にしっかりとはぐらかすことなく真剣に答えているのが、いいと思いました。
街頭演説もせず、演説していても動員したような人たちしか集まらず、、自分の言いたいことだけ言って、応援の大物や他の人の演説で終わりぃ~というのが選挙の街頭宣伝の大半だと思う中で、これは素晴らしい。
街頭で有権者の質問させているのは与党でも野党でもみたことが、少なくとも私はない。そして、国会での与党の大臣たちのお粗末な答弁を聞き飽きた私としては、そもそも、そんなことをして、与党の方たち、大臣経験者ですら、その場で答える能力があるのだろうか?と疑う。
そもそも国会質問は事前に質問を提出させておいて、答えを官僚や側近に準備させたのを下向いて棒読みしたり、酷いのは読み間違え、それどころかページを抜かしてしまう与党の大臣まで複数いたのを覚えている人もいるだろう。首相も、自由な記者からの質問を受けて、臨機応変に答えた~なんて記者会見みたことがない! 記者会見も事前にお膳立てされているように思えることばかりだ。その上、次に予定もないのに、早めに時間を切り上げてお時間だといって質問を打ち切ることが多い。
その点、山本太郎は、街頭で人々の声を常に聞き、質問に答えるという姿勢を貫いて来たから、聞く度に人々が何を知りたいかが見えてきている。反論でも批判でも、しっかり受け答えられるだけの知識をいつも更新している感じがします。これぞ民主主義! 「自由」というのが党名入っているのに、「自由」な質問をうけたり、批判を受け付けず、「民主」というのに、「民」の声が聞こえず、「民」とかけ離れた「毎月100万円しかもらっていない」なんてトンチンカン発言がでてくる。こんな人達に投票して、まかせっぱなしで本当に大丈夫?
そして、こうした小さな党のニュースはテレビはテレビ局が来て録っていくことはあっても、選挙前には流されない。衆議院選挙の前には街頭に凄く集まっていて1度聞いたことがあるけれど、ニュースには一切流れなかった!!!これには、私もさすがに驚いた。なぜ流さないのか。選挙が終わった後に流していた。 どこかの国と違い、youtube で意図的に見た人は見られたが・・・。
そこで、参考のために、山本太郎の演説をyoutubeなどで聴くのが、面白いと思う。動画の最後に、(僕への批判も大歓迎、SNSにあげてくれていい。なぜって、そうやって政治にみんなが感心をもってくれることが、日本の社会にはプラスになるから)の発言にも好感をもった。
「こんなひとたち」と自分を批判した人に叫んだ人が首相になって、しかも、自分で首相の座を投げ捨てておいて、いまだになぜか平然と力を持っている党。そんな党を、もしあなたが以前支持していたとしたら、今度も支持して、大丈夫ですかぁ?よく考えてみて下さい。
途中でその党の政策が(それは、おかしい)と思って、その党に文句を言っても、投票前から受け入れない党が、選ばれた後に批判を聞いてくれる訳がありません。ストップかけられず、選んだら暴走するだけです。怖いですよ。
そして、私は、これからみなさんにお薦めするのは、参議院選挙の運動がはじまり、もし候補者に会う機会があったら、是非質問を用意しておいて聞いてみてほしい。聴衆に質問のひとつもさせずに、ガードマンに守られて言いたいだけ言って去って行くような候補は、まず、国会に送り込んでも「自分たちのための」政治はしても、「民」のための、私たちのための政治はしてくれない!私は、これを確信をもって言えます。 それは、是非心にとめておいて投票してほしい。
私は、7月10日までに、それは有権者ひとりひとりに、しっかりお願いしたい。聴衆の声に、耳を傾ける候補に票をいれよう。
投票前ですら、有権者の声を軽んじる政治家にはNOを!!!!
追伸)タイトルに、「死にたくなる社会から 生きててよかったという社会に」としておいて、説明を忘れました。重度障害者の2人を自分よりも優先順位を前にして当選させ参議院議員に当選させた山本太郎。ずいぶん大胆な人だと思いましたが、その底に彼のこの言葉がありました。命持つ人は、みな大事。生きててよかったという社会にしたい。
負け組の上に立つ勝ち組だけが幸せになっている社会は、決して幸せな社会ではありえません。皆が、幸せになってこそ、その幸せは持続可能なのだです。SDGsの本当の目指しているその基本を忘れた社会は、すぐに破綻してしまうことを忘れないで下さい。自分の利益、自分の家族の幸せ、自国の安全・・・そういう考えでは、もうこれだけグローバルに結びついている世界では成り立たない。コロナがそれを人間に伝えてくれていませんか?
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