いなくなった月？（夜中から朝に見る月へ）

　　「月がいなくなったのかな？」と思われるように、月に会いにくくなってきました。

　　でも、この前まで見えていた月、いなくなったのではありません。夜遅くに皆が寝静まったあとに出てきています。
　　因みに昨日の月の出、東京では２３：５８。夜中１時をすぎないと建物のあるところでは見えてきません。

　　夕方から寝る前の月をみようと探す時間には、月はいないのです。
　　そんな昨日の夜中。

　　昨日は疲れて早く寝たせいもあって、ふと目が覚めました。外の気配はまだ真っ暗。
　　何時かわからないながら、月に呼ばれた気がしてベランダにでてみると・・・

　　

　　前日は雲が多く１回会えなかった月が、もう半月という風情で私を待っていました。

　「こんな風に待っていてくれたのね。こんばんは」
　「昨日は君が早く寝たようだったから、ちょっと起こしてもいいかな～と思ったんだ。こんばんは」

　「１００点満点とはいかないけれど、昨日もいい１日が過ごせたよ。いつもありがとう」
　「それは、よかった」

　「もう、下弦の月になっていたの？」
　「いいや、まだちょっと膨らんでいるだろ。明日の夜、日付を跨いだ４月１日の０：１７に丁度半分だから、もう少しだね」

　「そうなんだ。結構もう半分だね。刀傷みたいのがみえるね」
　「上のがアルプス山脈、下の大きいのがアペニン山脈。凹みじゃなくて出ているんだよ」

　「月の山は地球の山の名前がついているのね」
　「刀傷みたいで、ちょっと僕”悪”に見えるだろう。この時期」
　とお月様がちょっとニヒルに笑ってみせてくれました（笑）

　イチローがここの所、１本代打でヒットを放ったものの試合から遠ざかった出場できていません。
　（どうか、まずは活躍の場を監督にしっかり与えてもらえますように！）というのがファンの願いです。

　お月様にしっかりそこのところ、お願いしておきました。

　さて、朝起きてからも見えるはずのお月様でしたが、今朝は私の起きた時間では見られませんでした。
　１０：２６の月の入りなので、まだ西空にいるとは思うのですが・・・。

　さあ、今日は日付が変わった夜中に真半分の下弦の月になり、その後０：４８になって東空から上ってくる月です。
　夜中にまた起こしてくるか、それとも明朝に会えるかな？