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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

大事な1歩・「おかしい!?」と思ったら目を開き、よく見て下さい

2018-10-07 11:29:14 | 日記

   先週の沖縄県知事選。自民党も菅官房長官が足しげく応援に沖縄に通った上に 小泉進次郎も投入して戦ったようだ。さらに、これに公明党も支持母体の創価学会の力を借りて「本土から約5000人を沖縄入りさせ、学会員や自民党員を投票所へ連れて行く役割を負わされています。そのため、選挙期間中の沖縄のレンタカー予約はたくさんの学会員で埋まっています」(創価学会関係者)というように、物凄い力を入れたという(ココから)。

   また、新潟県知事選で原発について言及せずに勝った例に倣うかのように、今回の沖縄県知事選でも与党候補者佐喜眞氏は辺野古基地建設問題については触れず「全国最下位の県民所得の引き上げや、離島の航空運賃低減化、北部地域の基幹病院整備、観光振興」を叫び、菅さんは「携帯料金の値下げ」などで沖縄県民の票を増やそうと試みたそうだ。 

   そして、結果は・・・

    

     (NHKのココより転載)

     なんと8万票の大差をつけての玉城デニーさんの勝利! 

     そして、私がこの選挙で最も注目したのが、価学会員の中の3割近い人が玉城デニーに票を投じた話だった。

     実は、私はずっと(なぜ創価学会員の人が公明党に合わせて、創価学会の平和思想とは全く相いれない「日本会議」が主流を握る自民党に選挙協力するのか)と疑問に思い続けてきた。そこで、学会員の友人にも聞いたりもしたし、「実名告発 創価学会」という本も読んだ。でも、十分なぞは解けなかった。

     ところが、今回の選挙で創価学会内部にもそう思う人がいるのが、しかもたくさんいることが分かったのだ!!!

     「おかしい」と思いながら声をあげられなかった人のために勇気をもって立ち上がったのは、野原善正さん。「佐喜真氏は日本会議とも関係が深く、平和思想を説いた創価学会の池田大作名誉会長の考えとは真逆な人。そんな人が知事になれば沖縄が大変なことなってしまう。そもそも公明党自体が自民べったりでおかしくなってしまった。いま声を上げないといけないと思い、玉城氏の支援に回ったのです。10万人とも言われる沖縄の学会員が、少しでも多く玉城氏に投票して欲しい」 と、学会のシンボルの三色旗を掲げて玉城さんを応援し始めた。

   やがて、その声に呼応する学会員が出てきて、9月22日に開かれた玉城氏の1万人集会に地元や本土から学会員が参加し、三色旗を降る姿が見られたという(AERA dot.com ココから)。結局32000票くらいの学会員票が玉城に入れたとみられる。戦争のひどい惨禍を受けたのみならず、返還まで米国支配が続き、さらにその後も基地の負担をと犠牲を受け続けてきた沖縄。お金で人の気持ちを買おうとしたり、人海戦術で票をとろうとするやり方が、かえって信頼を失う結果に繋がったと分析されている。

   沖縄の人は、平和を愛し、翁長さんの後継者の玉城さんと、自公が推す佐喜眞候補とどちらが本当に沖縄の人の心に寄り添い平和を実現する人か見抜いていたのだ。

           <日刊ゲンダイの2018年10月3日>

 

  実名で、しっかりと学会員として立ち上がった野原さんの勇気に感動。それに続いた学会の人々を始め、玉城さんに投票した399,632人の方に大拍手だ! そして、今こそ、日本の進んでいる方向を皆で正しい平和への道に修正していこう!!! 沖縄から!!!!

  そのためには、是非、本土の学会員の人にも続いてほしい。そう思って、実は昨日のブログに書いたのをちょっと見て、感想をもらいたいと思い、隣人の学会員の方の家を今朝訪ねてみた。

  戦後レジームからの脱却をめざすと現首相が発言し、内閣の大半が属する日本会議系の人々の集まりでどんな発言があったのか、「(自民党の憲法草案にも実はまだ不満がある)。国民主権、基本的人権、平和主義、これをなくさなければ本当の自主憲法ではないんですよ」と発言した長勢甚遠(第一次安倍内閣法務大臣)の動画ココ)も見てもらった。今回筆頭副幹事長稲田朋美の「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違ってると思います。今私たちが生きているのは、私たちの今の生活が大切なんじゃんくて先人から引き継いできた・・・世界中で日本だけが、同義大国を目指す資格があるんです」という動画ココ)も見てもらった。

  すると、「私もおかしいと感じ始めてきていたけれど、怖いわねぇ」と、同感してもらえた。これを読んで下さっているあなたも、是非この上のココというところをクリックして、実際に動画をみて確認してみて下さい。かなりショックですが、これが自民党の憲法改正の本音です。これを知ると、今の内閣の「教育勅語へのこだわり」「個人主義への反発」「憲法改正の自民党案で97条の基本的人権を削除した訳」など全体像があぶり出されて見えてくる。

   宗教団体の創価学会についてとやかくいうほど、私は創価学会については知りません。学会員の友人の話を聞いていると、友達や仲間ができて、お互いに苦しみや楽しさを共有できる。深い考えで入ったというより日常生活の助け合いが基本と教えてくれた。

  今は核家族化が進んで1人世帯で孤独に過ごしている人も多い。病人や老人を抱えたり、いい仕事につけない、家族関係に問題がある等、悩みを持っても近所付き合いも少なく、孤独な人も多い。日々の生活に追われ親しい隣人や友人がない人に、宗教が地域にいる人と人を繋いでくれるならそれもよいだろうと思う。昔のお寺や神社も、そういうものだったのだろう。ノーベル平和賞を去年受けたICANキャンペーンに、創価学会インターナショナルは積極的に参加してきたことも、私は大きく評価している。

  でも、創価学会の原田会長が、自ら沖縄入りして佐喜眞候補を応援したのはどうだろう? 確か、池田名誉会長が会長だった時に「政教分離」に言及していたはずだ・・・と思い公明党のところを調べてみた。すると、QAで「創価学会と公明党との関係は、あくまでも支持団体と支持を受ける政党という関係であり、「あらゆる階層のいっさいの民衆を包含しうる大衆政党」であると綱領にも明記している通り、公明党は国民全体に奉仕する国民政党です。とあった。

  国民全体に奉仕する政党?

  ならば、米軍のオスプレイを飛ばさせないように要請し、まさか自衛隊に高額で危険なオスプレイを装備を進める現政権に加担することはないだろう。自国民の命を顧みず危ない軍用機を飛ばすなんて! 

  私は創価学会を批判するつもりはない。ただ、今のような明らかに創価学会の平和思想に矛盾し、国民の生活を脅かす政策に次々と加担していく公明党、及び公明党の応援する候補者に投票することには断固反対したい。

  もし、このブログを創価学会の方が読んで下さっていたら、とても有難いことです。私のお願いは簡単です。クリックすると現政権に関するさらにいろいろな動画や資料がリンクされています。自分の目で現政権が日本を戦前回帰させる怖い政権であることを確認して、間違いのない正しい投票行動をとるようにしてください。そして、今の公明党はオカシイと思えたなら、野原さんのように勇気をもって、さらに1歩進めて下さい。公明党が「あらゆる階層のいっさいの民衆を包含しうる大衆政党」として、日本の国民が平和な生活がこれからも暮らせるように、他の学会員の仲間ともしっかり話したり考えて、正しい方向へ皆様の力で公明党を立て直して下さい。

  あなたの1歩に心から期待してます。わたしの隣人の創価学会の方たちは、仲間に話してみると1歩を踏み出そうと言ってくれました。

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