これまでは順調にほぼ2週間ごとにピアノのレッスンを受けていたのですが、家庭の事情で今はそれが困難となり、昨日は5月下旬以来2ヶ月ぶりのレッスンでした。6月にもプラネタリウムで先生とは会って、先生の音楽にも触れていました。さらに、日々下手くそですが先生の曲を弾いていますし、車に乗れば先生の曲をかけているので、「渡辺先生の音楽漬けの生活」には変わりないのですが・・・レッスンがないと、ストレスが溜まります。
やっと辿りついたレッスン日。でも、ちょうどその前夜に一悶着合った上に、夜中2時間弱おきに4回起こされて、頭もぼーっとしていて、出かける用意を始めたら、先に準備して腕にはめていたはずの腕時計をしてない?!なぜ???どこで取ったのかな?それとも、どこかにおいて腕にまだしてなかったのかな??? 探してもない。レッスンに出る前にもう1回全部弾いておこうと思ったのに。
一生懸命探しましたが、狭い家なのにみつかりません。年齢も高齢者入りしているので認知症のはじまりなのかもしれません。最近、時々この現象が起こります。特にストレスが高い時に。この前は、仕事ででかけて、約束時間の前に昼食を取ろうとしたら、「財布をもってない?!まさかや~」 そうなんです。今はsuicaという便利なものを持っていると、電車にも乗れるし飲み物も買えてしまうので、財布を忘れても発見が遅れます。suicaの残額を調べると2000円。安い昼食なら買って食べても大丈夫だったのですが、何かあったらクレジットカードも財布に入っていて、頼りはsuicaの2000円だけだったので、飲まず食わずで仕事を済ませました。
そんな具合で、今日も、時計をさがすのに手間取って結局みつからず・・・。他の時計をしてレッスンへ。そうそう、いつもの「言い訳からスタート」のレッスンパターンです。せっかく2ヶ月ぶりのレッスンだったのに。
一曲目に弾いたのは、"StarDust"いつもの通り、藤井英一さんの教本から懲りに凝った編曲の作品です。う~ん、できは40点。先生が途中でうんざりしたかも(苦笑)。「まあ、よく頑張りました」のコメントは、(僕も耐えて、最後まで頑張って聞きました)の意味かも。大変でした。 そして、先生が「問題でいけば、3連符がちょっとまだ油断するとオカシイかったですよ」ということで、最初に多く出てきた3連符のところを弾き直し・・・「気を付けて弾き直せば、結構ちゃんと弾けてるようですね」ということで、「これ以上は望めないから修了」
二曲目は、先生の初期の頃の大編成収録のCD" Being Of LightⅡ"から、譜面を前回初めて頂いた”The Gate to Utopia"。出だしのメロディーが普通と違うちょっとずらした感のある不思議な部分を先生が模範演奏をして下さり、「まあ、ここの部分だけ弾くのでいいんじゃないですか?あとは、大編成で演奏していて弾くのも大変だし・・・」といわれた曲です。
でも、なにしろ前回のレッスンから2ヶ月。最初の部分がそれなりに理解できると、繰り返し聞いていたCDの”The Gate to Utopia"の大編成の楽器と歌手のどんどん入れ替わり曲が面白いように変化していく様子が楽しくて、ついつい先へ先へと先生が「無理でしょう」と予告してくれていたにもかかわらず、音楽のラビリンスに踏み込んでいってしまい・・・とうとう楽譜にあった最後まで、譜起こしを敢行。
そうか、3/4からはじまり、6/8拍子にかわり、さらにその後は4/4拍子になっていたのか。変化がむずかしいのを楽器の音色の変化で難なく乗り越えて全体の曲が成り立っていたのか~~~など、いろいろな発見にワクワク。日常のうんざりや、がっかりの世界から逃れて気分を持ち直して楽しんだりできました。でも、指が解明した音についていけず、まるで習いたての子どものような弾き方に(汗)
先生も、私のやり方にびっくりした?こんな風な曲ではなず・・・という表情(苦笑)。 「すみません、自在に拍子が変化して面白かったので、つい先の方へと最後まで弾いてみてしまいました。でも、拍子の変化はこれで大丈夫だったのか」と恐縮して伝えると・・・「オリジナルの渡した楽譜ありますか?」「すみません、持ってきていません」「正直、この曲は昔の曲で、よく覚えていないけれど・・・ここの拍子はどうだったっけ」 私の滅茶苦茶演奏からはオリジナルの曲想が思い出せない先生も困惑(苦笑)
それでも、だんだん思い出して・・・4/4からの部分や、コードの間違いなどいくつか確認しつつ、私が次には更に弾く努力をして曲想の変化がまともに聞こえるまで練習してくることにして次回へ期待? まともに弾けたら、今度は先生に模範演奏してもらおうと心に決めた。
三曲目は、これも先生のオリジナル曲だが、これは以前レッスンをしたことのあるもの。先生の模範演奏の録画もフルにあったもの。以前弾いた時より、何か曲の豊かさがより感じられてきて、弾いていて楽しかった。でも、先生の前ではこれもあまり上手くは弾けず・・・ミスタッチの連発。今日は、今日もどうも調子がでない。それで、特に間違いのご指摘はなく・・・修了。
そして、このややトホホのレッスンの1番のご褒美が最後にありました。
2ヶ月前に私がレッスンで弾いた先生のオリジナル曲”The Color of Love"のアドリブを今回は教えて頂くことになっていましたぁ。「この曲はいろいろな楽器とやったことがあって、キーを変えたり、拍子を変えたり、いろいろなヴァージョンがあるんだよね。アドリブも、曲の中の一部でなく、別のコードでやったと思う」「でも、楽譜にアドリブのそのコードが書いていないね」というので、記憶の糸を先生が辿って、「それじゃあ、ここにコードを書いておきますが、これを繰り返す感じなんですよね」とサラサラサラと楽譜の下の方にコードを書き入れ、「何回かこれやって、D.C.(ダルセーニョ)で,ここに戻って、最後までいってお終いにしましょう」と話て、さあ、模範演奏。
「左はコードでこう変えるけど、右手は同じこんなスケールで適当に入れればいいだけなので、簡単です」と先生。
(本当にかんたんですか?)と心の中で呟きつつ、レッスン終了。
練習はやはりこれだけ空いて自己流にあれこれやってしまうと、暴れ馬のごとく、先生も修正のしようがない様子。少し、おとなしく、次のレッスンもまた間があいてしまいそうですが、地道に練習しようと心に誓うのでした(合掌)。
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