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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2010年12月の惑星

2010-12-01 19:11:00 | 惑星・天体ニュース

 今月の見所は、何といっても21日の皆既月食です *(ハート)* 

 東京では、例えば16:24に出てきた満月が、16:40過ぎに欠け始め、17:17から17:54まで40分弱、すっかり地球の影に入ります。

 でも考えるに、水平線の見えるところでないと、「月が見えてきた時に月食中で見えず、月食を過ぎて見えてきて月食が見える*(びっくり2)*」ということになるかもしれません。

 東京では、夜の7時には、月が何もなかったかのようなすまし顔に戻ってしまいます。そうなる前に、欠けた顔を見てみましょう。

 何はともあれ、皆様、是非今の内に、東空の低いところまで開けた場所を探しておきましょう!

 さて、最近はすっかり寒くなってきて、季節も飛ぶように過ぎて、木星のみが目立つ明るい星の少ない秋の星座に比べ、なんとも賑やかな星軍団が、早い時間に東から昇って来ているのを見つけられるようになってきました。
 南空にみる時と違って、まずは横向きで雄牛座、オリオン座、冬の大三角と、順に現われてきます。
 冬の星座のあまりの星の多さに、秋の星の寂しさが際立ちます。

 では、やっと今月の惑星です。
水星:夕方の西空低くに見えています。2日を最大として精一杯高くなりますが、それでも低く垂れ込めた雲などで見えにくいでしょう。

金星:明け方の東空に見えます。特に4日には最大光度となり、太陽より西に40度ほど先行して昼でも青空に光って見えるとのことですが、近眼のわたしでも見えるでしょうか。一応は、そのあたりを探してみます。

火星:見られません。

木星:寂しい秋の空で頑張って明るく目立つ存在ですが、昇るのがどんどん早まり、暗くなった時には既に南の空にいて、冬の星座の賑やかさに押されて、西空へと沈んでいきます。

土星:夜明け前に春の星座・おとめ座と共に金星を先導するように現われます。早起きさんは、金星を見つけたらその右上あたりに土星をみつけてみましょう。
 彼らのそばには、もう春の大曲線の星がいますよ。
 

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