予告しておいた渡辺かづき先生の6月12日の柏WUUでのライブ。めちゃくちゃ楽しかったですよ~。
これなかった方、残念でした。
まずは、最近のオリジナル新曲"Over Square"(?)と"Valentine out of season".
1曲目のは元気のよい感じ。2曲目はしっとりした感じ。しっとり聞かせた2曲目、いつか弾いてみたい曲でした。弾きたい曲がたくさん増えて、追いつきませんね。
そのあとは、先生の最近精力的に取り組んでいるクラシックのアレンジ曲。全部で9曲できているそうですが、そのうちの3曲。
サンサーンスの「白鳥」、ベートーベン「エリーゼのために」、モーツァルト「トルコ行進曲」。
ジャズ編曲で、クラシックを楽しむとこうなるという楽しい企画。一緒にいた友人たちも昔ピアノを習っていた人が多かったので楽しんでくれたようでした。
私としては白鳥が一番気に入りました。
ライブ後半は、おなじみナンバー。"Into the Light" "Crescent moon" から。
ところが、おなじみナンバーが、おなじみでなく新しく感じられるのがさすが渡辺かづき先生!
イントロやアレンジが変わって、なんかとてもフレッシュ。特に、"Into the Light"がさらに洗練された雰囲気でよかったです。ジャズは常に聞くたびに違うのが面白いところですね。先生自身も弾きながら楽しんでいたようで、「久しぶりに弾いたら、とてもフレッシュな感じで、よかった~」と弾き終わってコメントしてました。
つづけて、"Over the Bridge" "Wind of change"の演奏。これも、CDで聞きなれた曲なのに、あれあれ~~~?
実は今、"Wind of change"は先生が楽譜を起こしてくださっていて、近々弾ける予定になっているのですが・・・違う、違う。アドリブに、"Splash"のような不協和音旋律が・・・。
ハーモニーを楽しんでいて、途中でこの不協和音がてんこ盛りのアドリブが入ったのが「新鮮」と、友人たち。音楽の楽しみが、あちこちの音の世界に揺すぶられることで増すんですね~。
そして、〆めは、"Being Peace" 。この曲は、先生のレッスンで最初に楽譜をもらって弾いた曲。基本なら、ブルッグミュラーを弾けるレベルで十分弾けるのですが、不思議な音の運びにはまります。
CDで弾いた時のイントロ、真似しようもないのですが、もうこのイントロを聞いて、「この先生についてピアノを勉強しなおしたい!」強く思ったきっかけになった演奏でした。
でも同じイントロを弾くことのない先生ですから、当然ながら今回も違う演奏でした~。でも、それがまた楽しみでもあるので仕方ありませんね。私のほれこんだイントロは、上記のリンクでCDを吹き込んだまさにその時の映像を見ながらお楽しみください。
たっぷりと、渡辺かづきワールドに連れて行ってもらい、最後のアンコール曲は今回始まったクラシック・シリーズのサティ「ジムノペジ」でした。これも、先生らしさいっぱいの編曲でよかった~。
しばらくしたら、先生がきっとyoutubeでライブの模様をアップすると思いますので、お楽しみに。
あと、6月25日目黒の東京倶楽部でも19時半からライブがあり、まだ席があるそうなので、お時間ある方は是非!
一緒にライブを楽しんだ友人は、初めてのライブ経験に「あのピアノは普通のピアノと同じなの?」と繰り返し尋ねてきて、ともかく豊かな、しかも迫力ある演奏に魅了されたようでした。CDで聞いているだけではわからない音楽の楽しさ。ライブで生で味わってみないと言葉では伝えられませんよ。
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