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世の中に役立つサイトいろいろ1 (ログミー)

2017-05-25 09:57:22 | 日記

  加速度をつけ共謀罪を通過させてしまった安倍内閣。それに対して、国連特別報告者であるデービッド・ケイ氏が「報道への政府圧力」を懸念を示す内容の報告書を日本政府に提出したと昨日ニュースでやっていた。

  この報告は、6月6日からスイスで始まる国連人権理事会にあわせて公表されるという。
  
  テレビでは、このデビッド氏の報告書を受けた官房長官が、不快感を表し、(国連の正式な発言とは、受け止めていない)というようなコメントをだしていた。
  さっそく、デービッド・ケイ氏について調べてみようとしたら・・・・

  なんと、思いがけず、こんなページがみつかった。(ココからみてください)
  「日本で強まる報道規制と表現の自由の危機-デビッド・ケイ教授が訪日記者会見で語る

  「来日?」と思って読んでみると、デビッド・ケイ氏は、司会者の語るところによれば、「昨年(2015年)の12月に外務省の招待を受けて来日する予定になっておりましたけれども、それが急遽日本政府からキャンセルがあったということです。それはいささか困惑する事実でありましたけども、招待した側からキャンセルをするということが昨年末起きました」とあって、そのあと紹介された本人が、語ったのが次の文章です。

  「外務省のみなさま方、私を今回、本日調査において招待してくださり、ありがとうございます。

さまざまな会議を行ってまいりました。政府の関係省庁とも会議をいたしました。非常に今回のトピックにおける重要な省庁、それからその他のミーティングも行うことができました。これは外務省のみなさまのお力なくては実現することではありませんでした。

また、市民団体のみなさまにもお礼を申し上げたいと思います。外務省のみなさんが私たちの訪日をアレンジしてくださったわけですけれども。

それと同時に、さまざまな市民団体のみなさまに会えるように、つまり弁護士、ジャーナリスト、活動家のみなさま、それから学術界のみなさまを含め、多くの方々と会えるように調整をしてくださった市民団体のみなさんにも心からお礼を申し上げたいと思います。

このようなみなさまのお力によって幅広い情報源から学ぶことができました。政府内外の関係者からお話を聞くことができたわけです」


  このページを開いて頂けるとわかりますが、この記事そのものは、ページのトップに書いてあるように、
<2016年4月19日、日本外国特派員協会主催により、国連人権理事会が任命した特別報告者で「表現の自由」を担当する米カリフォルニア大アーバイン校のデビッド・ケイ教授が記者会見を行いました。訪日後、約1週間に及び「ジャーナリストの権利保護」「日本国民の情報へのアクセス」「インターネットの自由」について調べていたケイ氏が、会見で調査の結果について発表します。日本政府によって脅かされる報道の自由、表現の自由の危機について語りました。

  日本外国特派員協会主催の記者会見の模様です。趣旨も、上気に書いてあるような内容です。詳細はページを参照ください。

  このページを作っているのは、「ログミー」というサイトです。

  ログミ―とは、「スピーチや対談、テレビ・ラジオ、セミナーなどの内容を全文書き起こし、テキスト化(ログ)することで、価値あるコンテンツをより多くの人にシェアするメディア」だそうです。

  素晴らしい!!! これで、デビッド・ケイ氏が日本の外務省が招聘して去年来日して政府の関係者にもあっていることなどがわかりました。
  そうなると、菅官房長官のコメントは少しおかしくないか???
  どうして、外務省が来日をアレンジまでした彼の報告にレスペクトして耳を傾ける発言ができないのか、いかにも不思議だ。

  「国連人権理事会が任命した特別報告者」だから招聘したのではないのだろうか????

  それは、さておき、このサイトでは例えば、上記の記述の中で高市総務大臣の電波法についての言及があると・・・・
  その「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたって(電波の停止が)あり得ないとは断言できない」とした2016年2月8日に行われた衆議院の予算委員会での、民主党の奥野総一郎氏とか、NHKの元会長・籾井とのやり取り、総務大臣の高市早苗の質疑が読み直せるようになっていた!(ココから見られます)

  最近は、動画がyoutube に残されていたりして見ることもできて便利ですが、このように大事な場面の全文を字で保存されている意味って凄い!
  国会での質疑をじっくり全部見れる人は国民の中にそういない。みな忙しいのだ。でも、これなら要点を掴んで読むことができる。

  「恣意的に運用されれば、政権に批判的な番組を流したということで、業務停止をしたり、その番組を止めてしまったり、あるいはそういう発言をした人がキャスターを外れるということが起こりうると思うんです。

ですから、ここで明確にして否定していただきたいんですけども、この放送法の174条の業務停止や電波法76条については、こうした4条の批判については気に食わないと。もう一度明確にご発言いただきたいです」という問いかけに対して・・・

  高市大臣が

  「放送事業者が極端なことをしても、仮にそれに対して改善をしていただきたいという要請、あくまでも行政指導というのは要請になりますけど、そういったことをしたとしても、公共の電波を使って、まったく改善されないということを繰り返した場合に、それに対して何の対応もしないということを、ここでお約束するわけにはまいりません。

そこまで極端な、電波の停止にいたるような対応を、放送局がされるとも考えてはおりませんけど、法律というのはやはり法秩序をしっかりと守ると。それで違反した場合には、罰則規定も用意されていることによって、実効性を担保すると考えておりますので。

まったく将来にわたってそれがありえないとは断言できません」

  
   そうか、こういうやり取りだったのかとしっかり脳裏に刻めた。
   
   文字化するって、本当に大切なことだ!
   言葉は、流れてしまうけれど、こうやって文字化することで、多くの人に共有もできる。

   この素敵なツール、活かさな手はないですね。

   ネット大好き人間の私としては、みなさんにネットのこういう便利な機能に助けてもらいながら、しっかり真実をあぶりだしていってほしいと思います。

   さあ、このデービッド・ケイ氏の発言、6月6日に公表されてどのような影響を生むことになるのでしょう。
コメント
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