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社交ダンスと介護予防~その1 

2014年04月24日 | ダンス研究ノート

今日のタイトルはいつもとカンジが違いますね

ここ最近感じる事をちょっと綴ってみようと思います

社交ダンスってホントに幅広い楽しみ方ができますよねスポーツダンスとして、芸術活動として、仲間と楽しむレクリエーションとして、健康維持として。ルーティンを覚えたりすること、お洒落に気を使う事も、見た目や中身を若々しくしてくれます

そんな中から、今日は「介護予防」という点から話をしてみたいと思います。

介護予防とは~介護が必要とならないよう心身の衰えを予防する、失われつつある身体機能を維持・改善するための取り組みのことをいいます。その中で目指すのは、日常生活の中で「正しい姿勢を保つこと」「立ち座り」「歩く」「手の動作をスムーズにする」ことだそうです

「歩く」ことの能力改善は、歩幅を大きくする事では歩幅を大きくするためには、何が必要でしょうか

それは~正しい姿勢、正しい姿勢を維持し蹴り出す為の筋力バランス能力、腕を振りだす上肢機能、全身の柔軟性~とのことです。

社交ダンスは「歩く」ことが基本のダンスです。片足ずつ交互に体重をのせかえ、それを音楽のテンポにあわせてリズミカルに行います。

日常的な「歩く」は、前に進むことが主となりますが、社交ダンスでは前後左右に動き、そこに方向転換や回転があります。リズムの変化もあります。例えば、初心者の方にはじめに触れていただく「ブルース」単純なパターンなので覚えやすく、どなたでも踊れるようになりますが、それでも「前後左右」に動きますし、微妙な方向転換もありますし、しかも「S・S・Q・Q」とリズムの変化もありますよね。

また、社交ダンスは当然の事ながらペアで踊るダンス。そしてペアで踊るために一番大切な事は姿勢です真っすぐな姿勢(ゆるやかなS字のライン)を意識して動作しないと二人で踊りにくくなってしまいます。真っすぐな姿勢をとるための筋力・バランス能力、真っすぐな姿勢のまま体重を移動するための筋力・バランス能力・・・こういったものをダンスをするときに意識するようになってきます。これは、予防介護で必要とされる事と同じカンジがしますよね

またペアで踊るという事ですから、プロなどのように筋力・バランス能力などが安定している相手と踊れば、少々足元に不安があっても動くことが可能です。

他にも要因はあるでしょうが、この「姿勢を維持して動く事」を必ず意識するという点で、社交ダンスをされている方はやっぱり若々しいのでしょうね今踊っていらっしゃる方は長く続けて頂きたいですし、これからの方は是非試して頂きたいです

・・・おっとアツク語ってしまいました。長くなってきたのでこの辺で次回は、実際私が体験した事を綴ってみようと思ってます