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なるほど~なお話☆

2012年01月24日 | ダンス研究ノート

先日、ここ一年お世話になっているピラティスの先生とセッション中に、とても興味深いお話を聞きました

いろんなバレエ専門学校で統計をとったところ、本当に体のアライメントが整っている生徒は全体の5割(たった5割なんですって)。体の動きの制限をきちっと理解し、体を外さずにピタっとハマて動くことができるのは2、3割。そしてエトワールとかプリンシパルになれる人は2,3人。輝けるエトワールには、大きな怪我をすることがなく、体を外さない中で自分の体を追い込み、可動域を広げていける人だけがなれるそうです。

え~、バレエ学校の生徒さんですら5割しか体が整っていないのに・・・自分なんてどうなっちゃうの~なんて思っちゃダメですよ注目するのはそこじゃないですよ~前向きに行きましょう

注目してほしいのは、怪我をせずにダイナミックに踊れるようになるためには、まず体を外さずにつなげて動くことを知るのが大事だということ。そして、その感覚をより深めていくことがカギになるということです。動きをダイナミックに華やかにしようとして、とにかく大きく動いたり、とにかくたくさんツイストしたり・・・結果しっくりこなくなって悩んでしまったことってないですか?可動域をあげようとグイグイ動いたら、体を痛めてしまったこととかないですか?ただ思いっきりやればいいわけじゃなくて、要点をはずさずにやる・・・これ大事はじめはキツイでしょうし、動けないと感じることもあるでしょうねぇ・・でもそこを通るのが結果近道なのかもしれませんね。前回「真っすぐ立つ」というキーワードを書きましたが、それも体を外さずに動かすことの助けになると思います

実際、私がピラティスをやってきて思うのは、自分の感覚が自分が思っているよりはるかに鈍いな・・ということ使ってるつもりが、使えてなかったり・・無意識に邪魔なことをやってしまってたり・・。それを知ることができたのが良かったと思ってます

体が完璧なバランスの人なら、見よう見まねだけでもできちゃうかもしれませんが、たいていの人にとってそれば危険なんじゃないかなイメージを持つことは大事ですが、内面は一体なにをやってるのかに目をむけるということが更に大事なんですよね。そして、それが「やってるつもり」にならないようしっかりチェックをした方が効果があがると思いますヨ

あてにならない自分の感覚を少しづつ磨いていきたいです。「やってるつもり」を「やってない」と指摘されるのはツライですが、素直な心・謙虚な心で対応したいものですネ(自分に言い聞かせてマ~ス