今や日本人のみならず世界中の人たちを魅了してやまない
桜
わたしたちは本当に長い間桜の花を愛でてきたけど
実際はどれくらいの期間楽しんできたのかなって思って調べてみた
すると
もともとは弥生時代(紀元前300年~西暦250年)に
桜は穀物の神が宿る樹木としてあがめられ
桜が咲く時期を基準として稲作を開始したり
桜の咲き具合で稲作の吉凶を占うこともしてたよう
その後奈良時代に梅(中国から渡来)を鑑賞する習慣が始まり
平安時代になると日本の文化を重視する風潮がうまれ
まず天皇、そして貴族が桜の花見をするようになったそう
そして鎌倉時代になると武士の間でも花見が行われるようになり
地方でも桜が植えられて、桜の木の下で宴会が催されるようになった
さらに江戸時代になると川の氾濫防止のために川岸に桜が植えられたため
庶民も花見を楽しめるようになったんだそう
ということで
なんと日本では紀元前から桜とのかかわりがあったのでした\(◎o◎)/!
これはもう日本人の遺伝子の中に桜が組み込まれていると言っていいんじゃないでしょうか(笑)
因みに
桜の語源についてはいろいろあるそうだけど
昔の日本語では「さ」は稲の精霊、「くら」は稲の精霊が降臨する場所
というのもあるそうです
こういうのを聞くと
桜は昔から本当に大切にされてきたんだなって思います
それから桜と言えば薄桃色をイメージするけど
実際桜は600種以上あるそうで
中には黄色や緑色の花をつけるものもあるそう
この時期ほんの数週間だけ見られる桜の花を
桜との歴史を考えつつ愛でるのも
楽しいかもしれません
それと
桜狩り(桜の花見)に出かけて桜を愛でる人を「桜人(さくらびと)」と呼ぶそうです
そう呼ばれるとちょっと風流人になった気がして
うれしいかも・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました