夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

一本のモノクロネガフィルム

2021-02-28 20:22:40 | Weblog
ホームページを全面リニューアルしようと日々取り組んでいます。
新らしいサイトの「古いアルバム」ページに載せる材料を探してついに見つけました。現中野市、旧豊田村の山の手にあった分校の写真です。
自分で撮った写真はデジカメだけではなくフィルムカメラで撮ったものを含めると膨大、プライベートな写真は除くとして、社会性のある写真もかなりの数が残っています。

これはほんの一部。


確かデジカメ以前に撮ったあの分校の写真があったはずだとネガを収めた段ボール箱を探したら出てきました。


記憶が曖昧ですが当時持っていたカメラは OLUMPUS TRIP 。結婚記念に弟がプレゼントしてくれたカメラです。


前にもスキャンしたはずですが、PC のハードディスクを探しても出てきません。

改めてスキャンしました。


これが30年前のネガからスキャンして蘇った写真です。


一面雪景色の先に見えるのは昭和56年廃校となった「永江尋常高等小学校西分教場」です。
この時点では校舎はそのまま残っていました。今は更地になって学校の面影はあいません。
撮影日は不明ですが間違いなく平成初期です。
人生72年、探せば更に昔の写真が出てきます。極めつけは昭和44年に撮った日本の本格的モータースポーツ発祥の地「浅間高原自動車テストコース」のコース内の写真。昔あった長野飛行場の写真もあります。


「古いアルバム」に載せる材料は探せばまだ何点か出てくると思うので膨大なネガを調べる作業は続きそうです。
今は写真といえばスマホ。写真の技術も手間も不要で動画も含めて手軽に撮れる時代ですが撮りためた写真はいずれ「もう要らない」って削除される運命。危惧されるのはシステムの問題で読み込めなくなるでしょうしデータそのものが消えてしまうでしょう。

古いネガフィルムを探しながら思うのです。最新のデジタル技術の恩恵に預かっているけどアナログは最強!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする