堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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根詰

2006-12-06 11:43:07 | 日記
根詰めて映画「大帝の剣」の微調整編集に没頭
昨日は三回通して視る
まさに視る
凝視
重箱の隅をつつくように一回
全体のリズムや音楽の乗り具合で一回
CGの完成度で一回
合計12時間
あー眼が疲れる
あたりまえか



 

そういえばそろそろメガネを新調したい

白山眼鏡店はパルコから引っ越したんだっけ?



年末の舞台の宣伝で演劇雑誌の取材をたくさん受ける

我々のような極小ユニットにはうれしい限り

文化的盟友・キマタ女史の力によるところが大きい

感謝だ

今年はいつもとは少し異なる設定

昼公演と夜公演ではキャストが違う!

おなじみのメンバーに私も未知の役者陣を加え

総勢16人

どんな年末年始になるのやら

大晦日は例によってカウントダウン~初詣イヴェント!

関係者大集合でよろしく!





明日は早朝より某超有名番組のミニドラマ撮影

僕的にはなかなか感慨深い“恩返し”的参加

がんばりやす





映画「自虐の詩~あいのうた」の現場編集を何度も見直す

何度見てもなんだか泣けてしまう

まだ公開はずっと先で

これから重箱の隅をつつくように編集しなければいけないのに

いとおしいピースの連続でどれもこれも捨てがたい

困った





誕生日に仲間のみんなからもらったi-pod用の

BOSEの置きスピーカーの音のよさに驚く

シンプルでただいい音を出すためにのみ存在するマシーン

たまらん

いい仕事だ

そういえばi-podの純正の首吊り下げイヤーフォンを使っていたのだが僕の耳の穴はどうしても“差込み式イヤーパッド”がまったく合わずウオーキングをしているとぽろぽろ取れていやな思いをしていた

替わりに少し使い勝手が不便になるがほかのメーカーのものも使ってみたが今度は音に納得できなかったりする

そこでヨドバシで「音がよく、絶対耳から外れない、しかもイヤーパッド式」を探す

ありました

Ultimate Ears社のSuper.fi5pro

コンサートでミュージシャンが使うようなイヤーフォン

コードが硬く、耳に引っ掛ける(自分の形にアレンジする)ので動き回っても耳から外れない

そして抜群に音がいい

飛行機や新幹線で完全に一人になれる

ちょっと高いけど

「集中」や「孤独」が買える

たまらん

いい仕事だ





「いい仕事シリーズ」か・・





 

さて冬の東京

この空気感は本当に気持ちいい

一年でいちばんいい

深夜に一人コートを着て窓を開けて運転していると

「東京生活」が実感できる

仕事でへとへとで空腹だとなおよし

信号でくっきりと空気に浮かぶ信号の赤

ハロゲンライトに染まる銀杏

ボンネットに映る高層ビル

 これからどこに向かうのか

どうやってここに来たのか



ゆっくりと冷気に感覚だけが冴えわたって・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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東京

2006-12-03 00:43:20 | 日記


ずっと東京から離れていたので



(大阪→気仙沼)



しかもかなり別世界で



「喰らい、語らい、眠り」を撮影終了後に楽しんだ



もちろん朝は日の出前に起き



体を動かす暇まではなかったが



なんだかいい時間だった



いい仲間や人々、空気がそこにあった



体から次第に「東京的」なものが抜け



ロケ地仕様になっていった



いままでもロケは多いが、なかなか稀有な体験だった



 



しかして東京に戻ったら浦島太郎だった



別に時代劇ではなかったから目に映るものに差異はないのだが



「想像を超える精神的非日常」がそこにあったので



なんだか浦島太郎的なのだった



映画をご覧いただくとその訳がわかるはずである



その「空気」が作品のいい培養液になればいい



 



 









大泉の東映撮影所で映画「大帝の剣」の細かい編集が再開



半年ほど前に80%の編集は終えているのだが



その段階ではCGがほとんどなかった



何しろ1000カット超のCG



待つこと半年、現状八割方出来ている



それをはめ込みつつ編集微調整



どんどん面白くなる



何もない画面にドラマやスピードや意味が加わる



そして年明け早々「音と音楽」がその様相をまた大きく変化させる



一年以上にわたる作業に終止符を打つ時が来る



その時、寂しいが、「作品」が「商品」になる



 



 







夜、衣装合わせ



久々のお台場のフジテレビのリハーサル室



テレビ局の“匂い”は自分を先祖がえりさせる



 





終わってクレッシェンドでわが社のJさんと打ち合わせ



再来年にかけてのいくつかの作品を組むことになっている



SOLDOUT時代からの戦友



本音をぶつけ合う



51歳になって30代と同じような会話をしていることがなんだか不思議だ



 



さて明日も編集



あっ美容院に行かないと分け目が真っ黒だ



 



 



 



 



 



 




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さっそく日が変わって

2006-12-02 01:40:02 | 日記


まだこのシステムに慣れていないので



試行錯誤しながら書く



そういえば撮影中は食べてばかりで



(食事・お酒のおいしいロケ地ばかりだったのだ)



かなり体重が戻ってしまった





昨日より納豆・ウォーキング・ストレッチ・裸ダンスを再開



がんばりたい










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本日より日記復活

2006-12-01 22:34:33 | 日記
久々に日記を再開する

今日は12月1日映画「自虐の唄~あいのうた」を午後まで撮っていた
撮り終えたばかりでまだどきどきしているが “自分に近い作品”になった
それはとても幸せなことでナカタニさんやアベさんやニシダさんやカルーセルさん、エンドウさんをはじめとする多くの演者の皆さん
ウエダさん、カラサワさんをはじめとする多くのスタッフの皆さん
何よりも素敵な原作大阪、気仙沼、東京の奇跡的なロケ地との出会い
様々な「事」がこの作品に引き込まれるように“幸福な関係”であったからこそそう思うのである
これから映像・音の仕上げの中でその「幸福」がモンタージュされていく
それが人々にきちんと届くかどうか心してとりかかりたい
関わった人々全ての「力・善意・努力・忍耐・喜び・悲しみ」に応えるために



映画「大帝の剣」の仕上げのデッドエンドも迫っている
来春公開なのだ
なんだかすごいCGが次々に出来上がっている
真剣な「オトナの遊び」だ
いつまでもいじくっていたいが、そうもいかない


 
某超有名番組のコーナードラマ(クイズ?)の撮影を依頼される
もともと大変世話になった方々の番組の面白い企画
喜んで引き受ける
精一杯やってみたい
今月7日派手なロケを某駅前で・・・・


 
 
去年は休んだが今年は年末年始劇団tsutsumizoteatroを再開する
今回は岸田戯曲賞作家の佃典彦氏に脚本を依頼
「明解 日本語アクセント事変」というかな~り凝った作品になりそうである
もうすぐ稽古開始
編集やロケハンとあいまって熱い12月だ
(公演スケジュールはクレッシェンドHP参照してください)
ぜひ皆さんお誘いあわせの上お越しください


 
ドラマ「下北サンデーズ」DVD(12・22発売)の特典
「下北散策でーす」はおもろい
特典映像奉行キムラD演出が冴え渡る
本編もディレクターズカット版で
「そーゆーことだったのか」の連続


 
 
来年は一月にちょっと素敵な佇まいの映画を
素敵な座組で
素敵な土地で撮影します
久々に高校生の話
でも普遍的な話                            
タノシミダ


 


 



 
空趣味写真もたまりにたまっている放出しないとね


 
 
ではこの日記またまたよろしくです!!




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