クマ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日は桐朋学園芸術短期大学での単独講義。
まあ講義といっても「経験披露的雑談」である。
しかし、たぶんワタシの話など、２０代でギラギラしていて（自分の）イメージの道がはっきりしている方々には、何の役にも立たない。
いや、役に立ったら“変”だ。
１９７０年代や`８０年代の業界サヴァイバル話など２１世紀の表現者の卵に通用するはずがない。
ワタシがその立場だったら、「聞きたくない」と思うだろう。
それが正常だ。
それでもそれぞれにとって貴重な時間を共有したいならば、
「檀の上の人」としてではなく「乗り越えていくべき人」として接してください。
それがお互いの宿命だ。


てなこといいながら明日は愛工大の学生やISIKIの学生を中心にした「海上の森」ウォーキング大会。
天気がいいといいなあ。
クマが出ると聞いたが大丈夫か。
クマよ。
オレを乗り越えてゆけ。
いや、
たぶんワタシは一人逃げるか、死んだフリか、・・・説得をする。

堤「（声がひっくり返りながら）このチョコをあげるから、ここは我々を見逃す方が得だと思うが、いかがか」
熊「ぐるる・・・・・(悩む）」
堤「（学生を逃がし、英雄的に）さあ！熊よ！冬眠も近い。たくさん持っていくがよい。さあ！さあ！」
熊「ぐるる・・・・（一瞬悩むが）がおっ（堤を食う）」
堤「ぎゃー」

クマよけの鈴を１０個ぐらいつけとこ。
うるさすぎて祭りと勘違いして寄ってきたりして。
イヨマンテ～