いろいろあって何日か書けなかった。
公演は順調に回を重ねている。
一日一度は劇場に行き、芝居を観て、細かい細かい直しをする。
お客様の反応や感想、自分の体に「役」が入った役者や、動きを習熟したスタッフの皆さんが、気付いたこと、気になること、やり辛いことを聞き取りして、少し手を入れる。
これが仕事だ。
ほとんどぶらぶらしているおじさんだが。
が、観劇するたびによりこのメンバーでしか出来ない時空間が濃く醸成されていく。
感激する。ヒデキ、感激!
幸い終演後、ありがたいお言葉を頂戴することも多い。
やってよかったと思う反面、
その言葉は役者やキャストにそのまま伝えたい。
一度始まれば、舞台は役者とそれを支えるスタッフのものだからだ。
ワタシから拍手を贈りたいのだ。
東京公演もあと数日。
その後は長い全国公演。
ご覧になれる方、お楽しみに!
昨夜はワタシの芝居ユニット「キバコの会」のメンバー集合。
終演後、一献。
口内炎とドライマウス?でうまく喋れなかったが、
感想や来年の構想で盛り上がる。
来年はとんでもないことに・・・
今日は映画「くちづけ」の音楽確認。
これはこれで繊細さが必要で、難易度が高いが、
何度かデモ音源で行き来させていただいて、
作品と一体化してきている。
音楽は重要。
影の主役。
10年前にはあまり深く考えられなかったことにきちりと向き合う時期が来た。
けっこうきついことであろうとも。
そういう年齢なのだ。
私自身の体調や今後の展望も含めて。
ううむ。
かくいう個人的想いと作品は切り離して考えるべき、それがプロ!なのだが、
今回の「悼む人」や「MY HOUSE」や「くちづけ」や「Kesennuma,voices.」や「タカハマ物語」あたりはそうもいかない。
かなり私自身の事情と重なり合う部分が多い。
実際的にも精神的にも「育てて」いただいた方々にきちんと報いる仕事、そして現実に辛い立場にいらっしゃる方々に対して“出来ること”を自分が出来る範囲で続けていかなくてはいけない。
プロ失格か。
ま、二元論的思考も限界がある。
もっとありのまま、でいいのかな。
エレベーターの扉が開きコンシェルジュ?のようにお出迎えしている方々に驚き、一瞬にして「堤監督!?」と思った時、不思議そうに軽い会釈した自分がいて、連れの親子に「堤監督がいる!そんなわけないか~」と笑ったのですが、もしや?と調べたら・・・ご本人様だったのですね。
向井さんが好きで、堤さんの作品のファンで、舞台化を機に原作を読んで、どんなふうになるんだろうと期待し、2列目の真ん中の席で、向井さんが目の前だ~などと不純な動機も含めドキドキしながら観ました。
向井さんもそうですが、作品に引き込まれ、考えさせられました。つたない言葉で済みません。
蒔野の取材写真を撮らせる場面や、坂築家での場面などスクリーンの映像に臨場感が出ていました。
向井さんの淡々とした感じ、自然体というか掴みどころがない感じに比べ、他の4人の人間的な、早口なセリフにせわしさを感じたのですが、終わった後に自分の持つイメージが崩れていなかったと思いました。
最後の向井さん、伊藤さん、真野さんのシーンで涙が出ました。自分は3・11の東日本大震災で被災地になった所でもありますし、母親が伊藤さん演じる巡子と同じ境遇のせいかもしれません。27日も母親の状態で観に行くことがわからなかったのです。(向井さんの初舞台も母親の体調が悪く行けなかったので)
自分の持つ伊藤さんのイメージと違ったのですが、とても印象的でした。自分の母を重ねてしまったのかもしれません。とても素敵でした。伊藤さん、ありがとうございました。
(伊藤さんにお礼を伝えたかったのですが、伝え方がわからなくて・・・堤さん、すいません)
「悼む人」という舞台をまた観たい。という気持ちで、下手なコメントを書いてしまいました。神奈川公演も都合をつけて観に行きたいと思います。
空の写真、大好きです。
『悼む人』連夜で観させて頂きました。
同じものなのに同じでない…
また別の『悼む人』に逢えるのを楽しみにしております。
お身体ご自愛下さい。
ステキになってましたね♪帰りがけ偶然にも握手していただき幸せな一日でした。
残りの公演も頑張って下さいね!
ありがとうございました。
しかし…遠いし、仕事もどうなってるか…(当たらないと思ってヤケッぱちに出したので)いや、死んでも行きますよ!這ってでも行く!私には最初で最後の貴重な舞台です。あ、でも相変わらず映像化も希望です!自分が観てない日のも一日ぐらい観てみたいですよ。監督、どうか、どうか、ヨロシクねっ(^-^)/☆(笑)
あ~、憑き物が落ちた!もう寝ます。東京公演もあと二日…。監督の口内炎は治ったかしら。舞台も体調も万全で地方公演を迎えられますこと、お祈りしております☆でわでわ~(^-^)ゝ
確か偉大な芸術家が昔言っていた
《シンプル》で力強い言葉です(^o^)
伝える、伝わる‥‥事の意味だったンですね
最近少しわかったような気がします(^-^;
アラーキーさんの、奥さんが亡くなる過程で撮影された写真集を見たとき、胸が揺さぶられました。他の有名プロ写真家の方からは批判されたそうですけれども。
そういえば、アラーキーさんも日々、空の写真を撮られていますね。
先日は難民映画祭があり、たくさんある作品の中からチベット難民のドキュメンタリーを観てまいりました。大学の課題リポートでチベットを取り上げたのもあって、インド・ダラムサラの様子を映像で見たいと思いましたので。映画終了後に監督がステージで色々とお話くださり、個人的な想いを語っておられました。
年齢を重ねて変化しゆくプロの作品、楽しみですね。
はじめまして
舞台始まり毎日のように通っております~予約の時から手に入れる事がむずかしく当日券もなかなかとれないくらい人気ですね。私もキャンセル待ちして帰ることが多いです。愚痴ですね。すみません
堤監督はよくお立ちになっているところおみかけしています。
これから12月神奈川までの巡業お体気をつけてください。
親父ギャグですね~素晴らしい女優さんが監督にむちゃぶりされたと番組拝見しました。でものりのりでしたね。重い題材ですがその中にもユーモアも入り心がすっと楽になります。
ラストは涙が止まらなくていけません。素晴らしい作品ありがとうございます。
松本、千秋楽2階ですが神奈川チケットとれたので見に行けます。
場所が違うとどんなふうか楽しみです。
ココロがすっごく切なくなって、だけどどこが愛おしくなる。
写真を見てるとそんな気持ちになりました。
監督の写真大好きです!!
私はまだ高校生で、
『プロ』の意識とかまだよく分かりません。
だけど、こんな風な考え方ができるのってやっぱり
『プロ』だからこそだと思います。
私もいつかかっこいい『プロ』になれたらなぁ…。
目の前に堤さんをお見かけしたのですが、列から抜けられず話しかけられなかったこと、すごく後悔しています。
初めて生で見かけることができて、それだけで感無量でした。
次、そのようなチャンスがあったら話しかけたいです!!
神奈川公演、チケット争がんばります!
昨日、クロスしている飛行機雲を初めて見ました。
空は楽しいですね。
私情や経験したことが、
作品に対するコダワリにつながり、
愛着、情熱につながるとき、
作品に奥行きが出たりするのでは、
僕は堤監督の作品は、人間味があって、
温かくて、好きです、尊敬します
戸田恵子さんの舞台、見にいけなかったので、CDアルバムを注文しました。
僕ば田舎暮らしの中で、先生の映画と空写真に憧れます。
どえぞ、寒くなってきました、
お体を御自愛ください。
ありのままのお人柄が作品に影響しているのなら、その、ありのままでいてください。
公演は、順調とのことで良かったです。
10年考えなかったことって、あさイチでもおっしゃっていましたが「死」についてですか?悼む人で向き合ってらっしゃるのですね。でも、監督はまだまたお若いですよ!!西田敏行さんや、加山雄三さんなどを見てもまだまだイケてると思います。監督のお母様も元気でいられますように☆
ところで、私は、小学校の先生の仕事をしていますが、堤監督や秋元康さんのような先生になりたいです。学級の取り組みが上手く行った時は、子ども達を思い切り褒めたいです。日記を読んで、監督の気持ちにすごく共感しました。
でも、やっぱり監督の力があるからこそ上手く行くのだと思います(^_^)
私にとって、『悼む人』初の観劇でした!
少しばかり、難しく思えましたが…とっても感動し、色々な思いを感じる事ができたと思います!
こんなに迫力があって、見ごたえがあるなら、これからも舞台に注目していきたいと思いました!
原作も読んでみたくなりました。まだまだスタートしたばかりですが…出演者の皆さんと力合わせて頑張って下さい!