堤幸彦の2018日記

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かにあんかけヤキソバ

2010-06-22 07:17:26 | 日記

昨日は久々に作曲家 見岳章氏のスタジオへ。

1980年代半ばからずっと組んで作品を作ってきた。

「金田一少年の事件簿」「ハルモニア」「ケイゾク」・・・

挙げればキリがない。

しかも数年前(ロン毛時代)は図に乗って見岳さん、ワタシと犬山イヌコさんで「リバーシブル・ビート」なるバンドを結成し、CD(なんとavexから)まで作ったり、

武内享・原田大三郎・見岳章・ワタシで「R-40」なるテクノユニット作ってライブやったり、

今思えばケッコウ恥ずかしいことに付き合っていただいて、真に“戦友”とはありがたいものである。

 

さて今回は大舞台の音楽のオーダーである。

まるで映画を見ているような大きな音楽、琉球の海が聞こえる音楽、熱演するであろう役者と拮抗する強い音楽。

趣旨はそんなところか。

まだ時間があるので50曲くらい頼みたいところを、20曲程度で自重した。

これからの作業が楽しみだ。

 

 

で、新宿バルト9で映画「アウトレイジ」をマネージャーマツナガと我が社Dニノミヤ(名古屋ドラマのロケ中、我々の眼を盗んで当地有名女子大生とこっそり写メ大会をし、バレないと思ってほくそ笑んでいたら、すっかりネットで公表されていて、ワタシにバレ、大恥をかいた大分出身イケメンD)と見る。

 

とにかくめちゃくちゃ面白かった。

なにしろ俳優の存在感がすごい。日本の男性の役者が光るのはやっぱヤクザ映画?と唸るほどすごい。

そして、まあワタシなんざが言うのも真におこがましいが、“監督の在り方”をまざまざと叩きつけられた。

書くと長いので書かないが、見ながら頬を張られ続けた。

大昔「アイオー」という長編デビュー作を作った時に、たけしさんに「この監督は宴会で皆がいい調子になっている頃に、じゃあこの辺で・・というヤツだ」とクソミソに酷評された。

そんなことを思い出した。

20年以上経ってもたけしさんはやはりチェ・ゲバラくらいの位置にいるなあ、と実感した。

 

 

で、そのまま「ニノミヤ、メシだろー、バカヤロー」とヤクザ気分で中華。

かにあんかけヤキソバを食べながら、映画のことを考えていたら、意味なくちょっと泣きそうになった。

 

 

さて今日も今日とて闘うぞ。

 

 

コメント (5)
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