昨夜は赤坂のTAMCOスタジオという老舗の録音MAスタジオでWOWOWスペシャル番組の音仕上げ。
佐野元春さんもお越しいただき、皆で95%完成品を見て、喜び合う。
内容的にはひとつ季節が過ぎればきちんと紹介でき、じっくりと客観的に語ることが出来るだろうが、
テーマは、ずっとうじうじ考えていた1960~‘70年代の“とうに消滅したが抜け出すことの出来ない幻影”と“その反動たる暗く光った無機質な`80~`90年代”、そして“途方に暮れているように見える‘00年代”・・・私の中で整合しない世代間のギャップ、しかし世代間を貫くDNAの連鎖を親子のドラマで描けないか。
佐野さんの傑作アルバム「COYOTE」を繰り返し聞くうちにふつふつとアイデアが湧いてきた。NY-ブラジル-福江-東京を舞台に、手作りで“記録したドラマ”だ。
まだまだ内容的な正式発表には遠いが、ロック音楽とオリジナルストーリーの相乗効果を醸し出せたら幸せだ。
映画「20世紀少年」や「BECK」でも同様の思いがあった。ワタシ的には一連の精神的作業なのです。
で、皆で「おつかれさま~」と盛り上がってロビーに出たらちょうど
「一億人の大質問!?笑ってコラえて」の私の出演パートの放送中。
一同で見る事に。
ああ、恥ずかしい。
作品完成直後でプロデューサー各氏、スタッフが大勢様に注視され、なんだか裸を見られているような。
(でも笑コラチームに真摯に作っていただいて、なんだか実際よりかな~り“いいおっさん”に見えて、感謝です!本当は悩んだり怒ったり人間臭いですが。ありがとうございます!金の卵のみなさん、いろいろありましょうが、絶対がんばってね!)
精一杯照れながら(イイワケしながら、突っ込みながら)見たのでした。
なんて夜だ!
さて梅雨なんだかよくわからない季節だが、
今年も半分終わって(!)
来年の大舞台の準備も押さえつつ、
名古屋ドラマも本格的仕上げが始まる。
オーダーをいただいたいくつかのPV。
名古屋人なら「おおおおっ!」と驚くCM。
そして愛工大の「ものづくり」講義。
更に・・・・書けん。
がんばります。