人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

♪♪ Ombra mai fù - 立ち上がろう

2014年12月31日 22時42分06秒 | 日記
キャスリーン・バトル(Kathleen Battle) - オンブラ・マイ・フ(Ombra mai f�・)


 2014年最後の夜に私は、瞳を閉じて静かに呼吸してこの曲を聞いています。 病気に倒れて以来、泣きたいことの多い日々でした。障害を負って、こんなに苦労しても何故生きて行かなければならないのか?
 病気に倒れてからを振り返って、2011年は不幸の始まりの年でした。2012年は、更にどん底に落とされた年になりました。2013年はそのどん底の年から色々な幸運に救われた年になりました。今年は、”不可能を信じない、挑戦をあきらめないの心”でどん底からの復活、再生、新生へ踏み出した第一歩の年であったと思います。

 思い出したくないことですが、振り返れば、2011年の6月から構造改革の美名の名のもとに会社のリストラが始まりました。
会社は障害を持つ私に辞めてくれないかと圧力をかけてきました。辞めないと強制解雇もありかと、何故、自分がリストラされるにのか?毎日悩んでいました。何とか、そのリストラ圧力をはねのけて会社には残ったものの部署の異動があって、体に障害がある私は慣れない仕事をさせられることになりました。 私がこのリストラの困難を乗り越えられたのは、家族の支援、声援があったから乗り切ることができたとつくづく思います。

 苦労しても何故生きて行かなければならないのか。それは、家族の為です。私には、まだまだ、やるべきことがあります。今は厳しい運命の中にいますが、私を不幸のどん底につき落とした、この運命に負けたくありません。
 また、現実社会は強欲に満ちています。そんな世の中でも人を愛すること。生きていれば、希望にあふれている。そして、頑張って生きていれば希望は実現することを信じて、今までの涙を拭いて立ち上がります。
 新しい年には、何が待ち受けているか不安もありますが、私達は運命に負けないで挑戦したいと思います。いつか運命の門の重い扉も開きます。

バラの花束: 私達のこれからの人生は、バラ色の人生が待っていると信じています。

 

  挑戦者とカメラマン(妻)


♪♪ オンブラ・マイ・フ Ombra mai fùは、ヘンデル作曲のオペラ『セルセ』第1幕の中のアリア。ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる。曲の速度記号から、『ラルゴ(Largo)』または『ヘンデルのラルゴ』と題されることも。

オンブラ・マイ・フ Ombra mai fùの意味?
タイトルの「オンブラ(Ombra)」とは、イタリア語で「影」の意味。「ルーチェ&オンブラ(Luce e Ombra)」なら「光と影」の意味になる。
「マイ・フ」の「マイ」は英語で「never」。「フ」は三人称単数の過去形。合わせて「今までになかった」の意味になる。


歌詞・日本語訳

Ombra mai fu
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave più

こんな木陰は今までになかった
どれよりも愛しく、愛らしく
そして優しい
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