コロナの感染が拡がる状況下、我が家でもささやかな社会貢献(?)をしている。
親しい若いご夫婦のことである。
子供さんの幼稚園の通園を、しばらくお休みさせるということだった。
お二人が仕事をされているので、何らかの対策が必要になるケースである。
そこで、週に一日ではあるが、1ヶ月ほど5歳になる男の子を預かることにした。
実は、事前には心配がないわけではなかった。
やんちゃ盛りの年なので、怪我でもしたらどうしよう。
人見知りの激しい子だったらどうしよう。
わがままな子だったらどうしよう。
しかり飛ばしたとき大泣きされたらどうしよう。
これら全てが取り越し苦労に終わった。
とてもいい子で、家の中で遊んだり、TVを観たり、公園でかくれんぼをしたり、こちらも楽しませてもらった。
ただ、親が持たせて寄越した「お勉強」(読み書きと足し算)だけは、「ヤダー」とダダをこねた。
それも、何とかなだめすかしながら「ノルマ」はやり終えた。
大事なお子さんを預かるということは、当然、その責任も大きい。
一日が無事終わってホッとした。
親から離れて、よその家で過ごした一日を、パパやママにどのように報告したのであろうか・・・。