今回の沖縄旅行では、一泊目の夕食はステーキと決めていた。
泊まっていたホテル(ダブルツリーbyヒルトン那覇)のフロントで、近くにステーキ屋さんは無いか訊いてみた。
「ジャッキーステーキハウス」さんがすぐ近くと教えられた。
お店の前は大勢のお客が待っていた(予約はできない)。
ホテルから数分のこのお店は、それもそのはず、ステーキ屋さんの多い那覇でもとても人気があり、有名なお店だったのである。
レジの脇にあるボードに記名し、順番が来るまで30分ほど待つことに。
一押しはテンダーローインステーキ、次にニューヨークステーキとあった。
ステーキ以外には目もくれず、妻は「テンダローイン」、私は「ニューヨーク」を選び、焼き方はミディアムでオーダー。
サイズはともに「S」、他にスープ、サラダ、さらにパンかライスのどちらかが付くので、私たちには十分なボリュームである。
ここ沖縄では、まずはこのビール。
ビールをやりながらステーキを待つ。
ステーキが焼けたので、ワイン(ミニボトル)に替える。
塩、コショーも良いが、たっぷりと野菜・果物の使われているソースをかけるとおいしかった。
沖縄では噛み応えがある肉を好む人が多いらしい。
私もどちらかというと、そのような赤身のほうが好きである。
試しに妻の食べている「テンダーローイン」を一口食べてみたが、「ニューヨーク」と比べると柔らかい。
ちょっとレトロな感じで、気取った雰囲気はなく、地元の人が普段使いするお店でもあるようだ。
家族連れ、カップル、お一人、みなさんおいしそうに肉を頬ばっている。
お酒をたくさん飲んで、ぐだぐだと長居をする客は見られないので、実に客の回転が速い。
意外だが、飲んだ後「〆にステーキ」という沖縄独特のステーキ文化があるらしい。