幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

能登半島の旅を振り返る

2024-02-02 | 日記

能登地方で大地震が発生してから1カ月が経つ。

 

10年ほど前に行った能登地方の旅を思いだしている。

半島の海岸線に沿って走り、立ち寄ったところのすばらしい景色は、今でもしっかりと記憶に残っている。

特に強く印象に残っている二か所を挙げてみる。

TVなどではあまり報じられないが、少なからず地震や津波の影響があったのではないだろうか。

 

見附島(珠洲市)

その姿から別名「軍艦島」といわれ、こちらに向かってくる軍艦のように見える。

この島も岩などが崩れて、形が変わってしまっているのではないかと気になる。

 

白米千枚田(輪島市)

海に面した斜面に広がる棚田は、忘れられない風景のひとつである。

中でも一番小さな田んぼは稲が4株だけの大きさだったが、ちゃんとした一枚の田んぼであった。

この棚田の保存のため費やされてきた人々の努力を思うと、被害は最小であってほしいと願っている。

 

一昨年、輪島の朝市通り、七尾の一本杉通り等、再び能登を訪れたのだった。

ようやく新型コロナが収束に向かい、能登地方への客足も少しずつ戻りつつあるといわれていた。

それなのに自然を恨む以外ないのかもしれないが、なんとひどいことが起きてしまったのか。

 

この度の大地震や津波の被害に遭われた地方の皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 

 

 



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