医院に行く（コロナではありません）

血圧とコレステロールの薬が無くなってしまった。
医院に行かねば・・・・、と思うが、こんな時に・・・・、と思った。

私の今通っている医院には、電車に乗らねばならない。
なので、以前に通っていた、近くの医院に、又お世話になろうと、出かけて行く。
勝手にご無沙汰してしまって、敷居が高いな、と思ったけれど・・・・。

午前なのに、待合室はコロナの影響か、誰もいない。
しばらくぶりにやって来た私を見た看護師さんが、とても懐かしがって、喜んで迎えてくださったので、心が和んでしまった。

「お元気でしたのね」
そうか、通っていた患者が、それっきり来なくなると、案じてくださるのは、やはり、医療に携わる方ならでは、と思った。

先生にお会いして、ご無沙汰をお詫びするも、この先生、あまりそんなことに頓着なさらない方なので、私もその辺のところは、スルーさせて頂く。
「先生、コロナに感染したら、どうしたらいいのですかね」と聞くと、
「それらしい症状がでたら、電話してね（来ないで）、そしたら○○病院に紹介状を書いてあげる」とおっしゃる。
何かちょっとお気楽な気もしないではないが、紹介状を書いて下さるなら、ありがたい、安心した。

ところで、この日、私の誕生日。
お誕生日といえば、1月の夫のも、3月のMちゃんのも、そして今月のAちゃんのも、皆、先延ばしである。
孫たちは、私からもらう、お祝いを、当てにしているだろうに・・・・。

夫が、畑から摘み取ってきた花を、私に贈ってくれた。
さっそく、テーブルに飾る。

畑に咲いていた、ささやかな花だけど、美しくて、存在感がある。
夫に、ありがとう、である。