学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

節分

2012年02月04日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・2月3日≫
有香と節分会に行きました。

「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまきますが、この鬼とは、外から来るものではなく、自分の心の中にあるものであると教えてもらいました。
自分中心の心、怠け心、執着…などなどです。
最初に「鬼は外」で心の中の鬼を払って綺麗になった心に、「福は内」で福が入るのだそうです。

自分がお豆をいっぱい取ることに必死になるのも、自分さえ良ければ良いという悪い心。
周りの人がもらえているかどうかに気を配ることが優しい心。

有香がいっぱい豆をもらって「楽しい~」と喜ぶ姿を見て「周りの人が取れているか、見渡してごらん」と言えませんでした。
私自身の自分中心の弱い心(鬼)です。

前や横や後ろの方々(見知らぬ人)が有香を気にしてくださって「もらえた?」と声をかけたり、お豆をくださったりしました。

帰宅後、話し合いました。
母親「有香ちゃん、鬼はどこにいるんだった?」
有香「心の中」
母親「勉強したくないとか、怠けたい…という心の中の鬼を退治しましょうね」
有香「はい」